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今回は「セックスしているときに心臓が握りつぶされる感覚がある」という話を軸に展開していくのですが、様々な可能性が考えられる中のひとつにこのタイトルのようなテーマがあります。
3次元の肉体にエネルギーが収まりきらないからそうなってるのかもよ?という不思議な話です。
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ライフワークではなく恋愛とSEX時の感覚についてモヤモヤがあり誰にも言えず吐露させて下さい。
私は多分SEXは好きな方だと思います。
自分から誘うことも多いし基本タブーなプレイとかありません。
でも同時にうっすらやってる時に心臓が握り潰されているような感覚があり、それは相手が変わってもあるし、また乱暴なSEXだからということはありません。
今までした人は皆丁寧だし寧ろ私がもう少し荒っぽくして欲しくてそう誘導します。
また過去に性的トラウマがあるわけでもありません。
友達の中にはワンナイトとかセフレが居る子もいるので自分もその方が合ってるかもと思うこともあるのですが、いつも普通のカレカノに収まります。
毎回デートをほぼ重ねずSEXから始まるのに何故か相手は誠実な態度を望んでそれが時々重く下手な逃げ方をしてストーカー化したことが2度程あります。
私はパッとしないし女性らしさもないのですがぼーっとしてて隙だらけで「ヤレる」感が漂ってるのかどんな男過疎の場所にいてもいつの間にか恋愛関係になります。
流石に職場は気まずいので締めてますが緩んでるプライベートで行く喫茶店や珈琲屋さんなどおよそ性の臭いのない穏やかな場所でただ和やかに話してる相手だったのに気がついたらヤッてて時間軸の歪み感じるほどいつも無意識でそういう距離感になってます。
だから体は受け入れているけど心がついていってなくて心臓が痛いのだろうかとも考えますが、そのわりに濡れは抜群なのでやっぱ自分で望んでる気もしますしで。
こういう場合濡れてる体が本音でモヤモヤしてるのは頭なのでしょうか?
頭では女性性とか性的なことに抵抗があるから精神的な辛さのようなことを感じるのでしょうか?
でも感覚として頭というより心臓のあたりが押し潰されてるような感じです。
でもあそこは洪水なので自分がよく分かりません。
女体の神秘でしょうか…?
そう言えば好きになるという感覚があまりありません。
男女問わずみんなだいたい好きですが恋愛感情とは違う気がします。
自己肯定感は低い気がするのでほんとは好きでもない相手としてるからでしょうか?
でも濡れるしな…好きじゃなくても濡れるもんでしょうか。
好き!だからしたい!となったことがないのでよくわかりません。
(Rさん)
とっても面白いネタをありがとうございます。。。というと失礼に当たるかもしれませんけどー(すまぬ!)、けっこう掘り下げがいがあるお話でついつい乗り出してしまいました。笑
たぶん、「よく分かんないっす」という結論になっちゃうかもしれませんけど(!?)、こうした不思議なお話にはついつい飛びついてしまう傾向がありまして、よく分からないものに興味を惹かれるんです。
なので今日は読者のみなさまに私の頭の中に浮かんだこととか、どういう部分を見ているのかをそのまま書き出してみようと思っております。
ご存知のようにセックスや性のご相談ってめちゃくちゃ多いのですけれど、それ自体が問題というよりも、その奥にある心理的なものが表出していることが多いので、いつもいつも感覚的な話になるものです。
だからRさんのお話でも
>でも同時にうっすらやってる時に心臓が握り潰されているような感覚があり、
>でも感覚として頭というより心臓のあたりが押し潰されてるような感じです。
というあたりに注目するわけですね。
そして、私は「心臓ねー。ハートのシンボルですよねー。それが握りつぶされる、押しつぶされる、そんな感覚があるのかあ。ハートブレイクに関係するのかなあ?」などとつらつら考えながら話の先を促します。
>そう言えば好きになるという感覚があまりありません。
>好き!だからしたい!となったことがないのでよくわかりません。
なんて話を聞くと、
「なるほどー、そういう感じなのかあ。
ある感覚がマヒしてるのかなあ?
「好き!」ってのは男に対してだけないのかなあ?それとも食べ物でもアニメでも韓流アイドルでも何でも「ハマる!」という感覚がないのかなあ?」
などと思いを広げていくわけですね。
で、
>毎回デートをほぼ重ねずSEXから始まるのに何故か相手は誠実な態度を望んでそれが時々重く下手な逃げ方をしてストーカー化したことが2度程あります。
あたりを読ませていただくと
「何か底知れぬ魅力があるんだろうなあ。うちの読者なんて逆の扱いをされることが多くていつも文句言うてるのに、身体の関係から始まってもちゃんとカレカノの関係になる上に、時にストーカーになるってことはめちゃくちゃ引力があるんだろうなあ」
という風に見ていくんですね。
>でも濡れるしな…好きじゃなくても濡れるもんでしょうか。
という部分については諸説あると思いますが、好きだから濡れる、とか、ヤリたくなければ濡れない、というものでもなさそうです。
自分を傷つけないための防御本能として濡れることもあるそうですし、その量については個人差があって、洪水みたいになるのも「それだけ感じている」というよりも、その人の個性によるところが多いようです。
とはいえ、性的なものへの抵抗が強いと全然濡れなかったり、セクシャリティがめちゃくちゃ強い人ほど濡れやすかったりしますし、心理的なものの影響がないとは言えません。
だから、この点を掘り下げてみれば何か見えてくるかと思いますが、今日頂いたお話の中ではそれほど気にしなくても良い点かな、と思っています。
ただ、濡れる、濡れないはほんとカウンセリングでもよく出てくる話題で、意識レベルで認識していることと全く違うものが潜在意識の中にあったりするので「詳細は個人セッションで」という案件にさせていただければ、と思う次第です。
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Rさんって周りの人から「不思議ちゃん」みたいな扱いをされることってありませんか?
同性から「なんであんたがモテるのかよう分からん」みたいなことを言われたり、異性から「なんか知らんけどめちゃくちゃ惹かれる感じがする」ということを言われたり。
はっきり断定はできないのですが、時々Rさんのような雰囲気を醸し出される方がいて、表面的に本人が意識している世界と、内なる世界にけっこうなギャップがある場合に似たようなことが起こりがちです。
似たようなこと、というのは恋愛に限ったことではなく、
「自分としては○○なんだけど、なんかいつも△△になってるのよねー」
「自分は□□なつもりはないんだけど、知らないうちに××になっちゃうんだー」
みたいな感じですね。Rさんの話で言えば、
「自分としてはセフレで十分なんだけど、いつも恋愛関係になってる」
「全然そんなつもりはないんだけど、気づいたらヤってて時空が歪んでるの?と思ったりする」
「そんな好きな人とヤってるわけじゃないんだけど、大洪水起こしててヤバいんだよねー」
などの部分ですねー。
で、一般的にこうした現象を見ると、何か自分の感情をマヒさせるようなできごとが過去にあったのかなあ?とか、元々エネルギーが強すぎて感覚的な生き方をされてるのかなあ?とか思うわけです。
けっこう芸術家とかに多いタイプなのかもしれません。
で、そういうタイプの方って「自分の考え」や「自分の思い」よりも「体が勝手に反応する」とか「意識しないうちにそういう関係になっている」といった不思議な体験をされることも多いもので、実は私のクライアントさんの中にもそういう方がちょこちょこいらっしゃいます。
だから、いろいろとお話を伺って言っても、ご本人もよく分からないことが多いので、「うーん、何だろうなあ・・・」と私も天を仰いでしまうことがよくあるんです。
・・・ってことで、Rさんのお話も実はよく分からないところが多くて、もう少しツッコんで(あ、いや、シモの話じゃなく・・・)、話をあれこれ聴いてみたい衝動に駆られるわけですね。
で、心臓の話に戻るんですけど、これも一般論の域を出ないので、そうなのかなあ?とか違うなあ?とかよく分かんねーなーとか思われたら、いつか個人セッション等を利用していただけたら幸いです。
正直、めちゃくちゃ質問したいことがあるので。
「心臓が握りつぶされる」とか「心臓が押しつぶされる」という表現を見ると私としては次のような可能性を考えるわけですね。
「その感覚って一般的には“怖れ”なんだよなー。ほんとうはセックスとか男性とかに恐怖心があるのだろうか?あるいは、つながり、とか、親密感に対して強烈な恐怖心とかがあるのかなあ?」
「そんな感覚がある上に、特に好きな相手ではないということは、やっぱり罪悪感のようなものがあるのかなあ?セックスを通じて自分を攻撃している、とか?」
「荒っぽいプレイも好むようだし、どちらかというとMの傾向が強いとしたら、やはり、心のどこかにセックスを通じて自分を傷つけようとする思いがあるのかもしれないなあ」
「Rさんがおっしゃるように『体は付いて行ってるけど心が付いて行ってない』という可能性もあるけれど、ある意味それって、元々体と心とのつながりが感覚的に切れちゃってるってことかもしれないよね」
「Rさんの持つエネルギーに体が付いて行ってないって可能性もあるなあ。だから心臓に来るのかもしれないなあ」
また、そのほかの部分などを加味してRさんのパターンを考えてみると、
「喫茶店とかで出会った人とそうなってるってことは、魔性のような魅力があるわけで、たぶん、パッと見は分からない魅力、いわば、媚薬を振りまいているような、そんな魅力があるのだろう。それは花がその蜜の匂いで虫を呼び寄せるのに似ていて本能的なものだろう。でも、それを穿ってみれば、そういう形で男を呼び寄せて復讐している図にも見えてしまう。もちろん、返す刀で自分も傷つけているのだけど」
なんて風に見るんですね。
一言で言えば「よく分かんない」なんですけど、分かんないことに異常に興味を惹かれる性癖を持つので、あれこれとテキトーなことを書かせてもらいました。
文章で、しかも、一方通行なので、この辺が見える限界かなあ、というところまでお話をさせていただいたんですけど、Rさんとしてはあんまりピンと来ないかもしれません。
で、そういう話になると解決の手段として「自分の心の声をしっかりと聞きましょう」なんて展開を見せそうなんですけど、Rさんの場合はちょいと違うんですよね。
というのも先ほど芸術家と書きましたが、たぶん独特の感性なり魅力なりを持った方なので、そんな簡単な話じゃないかもなあ、と思うんです。
むしろ、そういう感覚の世界に生きている人なので、そういう生き方をもっと許容していくのが良いのかもしれぬ、と思ったりして、だったら他の面はどうなんだろう?と仕事やらプライベートでの生活についてあれこれ聞いてみたくなるわけです。
そして、私にとっては「もっともっと自然に流れていきましょうか。雲のように、川の流れのように。どんどん力を抜いて、思考を飛ばして、ただただなすがままに。」という方向性が一番しっくりきてるんです。
だとしたら、もっともっと自分のエネルギーに身を委ねてもいいかもしれないですし、そのエネルギーの強さに体がちゃんとついていけるようにコントロールを徹底的に手放してもいいでしょう。
エネルギーと体のバランスを取ることってブログではほとんど書いたことないですけど、セッションの場では意外に多い案件です。(頭と心の分離の話はよく出てきますけどね!)
3次元に支配される肉体って、エネルギーが強い人とか精神性が勝りすぎてる人にとっては不自由極まりない物体ですから、そこでバランスが取れないことが多いんですよね。
で、多くの人は3次元に対応できるように、身体の方を優先しちゃうんですけど、それによってエネルギーが抑圧され、結果、暴発していろんな不具合を引き起こすわけですね。
そのひとつが病気であり、怪我であり、そこまでは行かないけれど何らかの諸症状だったりするわけです。
だから、Rさんの心臓が握りつぶされるような感覚とか、なぜか大洪水を起こしてるとか、そういう「あれ?」と思う感覚って、そのバランスによるものなのかな、と推測するのですね。
それでRさんの人となりとか人生とか日常とかをあれこれ聴かせてもらってあれこれ考えたいわけですねー。
「ああ、それ、もしかしたら仕事が原因かもよ」とか「やっぱりラスボスおかんでしたかー」みたいな意外な結果が出てくるかもしれません。
ということで、結局「すいませーん。よく分かりませーん」というお話だったので、逆にモヤモヤしちゃった読者のみなさんもいるかもしれませんけど、すいません。
でも、こういう訳の分からない不思議な話って好きな人も多いかなあ、と思いまして。
で、似たような経験がある方は「自分の体とエネルギーのズレによるものなのか。それを調整すればいいのか」と希望を持っていただければと思うのです。
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