女として目覚める竿に出会ってしまったのですが。~そこから見える自分の本質をどう活かしていくのか?~



ド下ネタに見えて、実はふかーい意味のあるセクシャルなお話。
女としてドハマりする竿に出会うにも何らかの意味や目的があって、要するに「本来の自分」を生きたい証なのかもしれません。
竿に執着してしまうのは無理ないけれど、そっちの意味に転化してみるとこれを機に人生を変えられるかもしれません!

いつも面白い話をありがとうございます。
私は元風俗嬢で俗世に帰りました。いまとんでもなく気に入っている竿があります。人としても大好きですが、その人とのセックスに執着してしまっています。
職場の先輩年上。彼女と同棲中のバツイチ(境遇は私も同じで、バツイチ同士のダブル浮気)。ふだんは淡々と仕事する職人タイプ、マイペース絶対死守のシングルタスク脳。メンタルはかなりのSですが、デカブツで痛い痛いと言われてきたせいか、あまりプレイじたいでS発揮したことがなかったみたいです。
そこで、元風俗嬢を生かし仕込むほどに開花していくS性。彼初体験のハードプレイをあれこれしていました。そんな彼の心を剥がすのが楽しくて、よっしゃそろそろ心も剥がしたろうと思って、先日私のこと「好き」と言わせたらシャッター下ろさせちゃいました…。調子に乗って悪かったよ…本当に…。
しかし最初の時期は、いかなくてもいちゃいちゃするのが好きと言って、ひたすらちゅっちゅいちゃいちゃしてくれました。
ハードなプレイにラブラブいちゃいちゃ付き。理想的すぎてドハマリしましたが、「好き」と言わせまくったあの日から一転。警戒されて距離を取られています。
それでも久しぶりに致したら最高でした…。そのとき、あれだけいきにくい人なのに5時間で中3回。代わりにいちゃいちゃがぜんぜんなかったのです!
いくらいきにくいと言っても、いくら警戒してても、所詮出すものは出せるのが男ということ(ちょっとはまだ好きでいてくれたならいいな…)。
セフレのことがだいぶ好きという時点でメンブレするのもわかる。そしたらやはり彼女とのセックスが安心するので、ハードプレイも最後は勝てません。彼女は黙って付かず離れずマイペースにそばにいるタイプっぽいので、さらに私じゃ勝てません。
諦めるしかないと思っているのですが、執着してしまいました。もっと良い竿に出会えるよう、元気の出る言葉をください!
(Nさん)

竿ネタ、まことにありがとうございますー!!
武闘派女子のみなさまも久々にドストレートなネタに喜んでいただけるのではないかと思い、ネタにさせていただいた次第でございます。

で、これってあるあるネタなの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが(そもそも私のブログはあるあるばかりを扱ってるわけではなく、マニアックなネタも歓迎しております)、長年カウンセリングしていると「意外とあるんだよなあ」という話です。

以前よりはだいぶマシになってきましたが、女子がセックスに執着する、とか、忘れられない竿がある、とか、会っただけで濡れちゃう男の話、なんてのは女子会の後半戦に登場するネタだと思われがちなのですが、実はカウンセリングの中でもけっこう出てくる話題なんです。

20代の頃までは「セックスよりもいちゃいちゃが好き」とか「するのも嫌いじゃないけど、一緒にいておしゃべりしたり、手をつないで歩くのが好き」という思いを抱かれる方も多いんですが、30代の声を聞くあたりから、いわゆる「性の目覚め」というのが起こり、セックスにハマる女子ってとても多いんです。

しかも、人によって目覚めるのは様々で40代、50代になって初めてセックスの喜びを知った、という方も全然珍しくありません。っていうか、むしろ多いと思います。

それで軽いノリでセフレになる人もいる一方で、かなり、がっつりセックスの魅力にハマりこんでしまっている人も珍しくなくて、なかなか人に言えない秘密を打ち明ける場所としてカウンセリングが選ばれたりするんですね。

しかも、同性のカウンセラーだとやはり目が気になるので、異性のカウンセラーの方が良いって方も多いようで、そんな方が「実は、前に体だけの関係の人がいるんですが、その竿が忘れられなくて・・・」と相談に来られるんですね。

「体の相性」というのがありますよね?
サイズもそうだし、プレイ内容もそうだし、肌感もそうだし、見た目もあるし、匂いや味だってありますね。

当然ながらセックスを論理的にする人はいないので、そうした五感+αにヒットする相手というのは「動物的な本能」によってハマってしまうのです。

それは元もしくは現役の嬢だからってわけでなく、ふつうのOLとか主婦とか研究者とかエンジニアとか当然職業に関係なくこの問題は発生します。

「彼と出会って自分が初めて女になれたような気がする」
「こんなにもセックスがいいものだったなんて知らなかった」
「今までもセックスが好きだと思ってたけど、こんなにも相性の合う人はいなかった」

そういう話をよく聞かされるんですが、その相手というのがNさん同様「浮気相手」だったりするんですね。

これもまた分かりやすい心理でして、本命君相手だとどうしても気を使ったり、嫌われたくなくて感情をセーブしたり、いい関係を築きたいと思って演技しまくったり、相手を喜ばせなきゃという思いが強くなったりするんですけど、浮気相手(セフレ等)だと遠慮がなくなるので、思い切り自分が解放できるわけです。

事例を挙げるとキリがないのですが、「まるで男子高校生みたいに頭の中がそのことでいっぱい」になっていたり、「仕事中でも通勤中でもふとした瞬間に彼とのことが思い出されてヤバい」てなったり、「彼と会う日は朝からふつうじゃない精神状態」になっていたりするもので、そういう話を聴くと「自分が動物だって分かるよね?悪い意味じゃなくて」なんて話をしますし、常連さんならば「おぉ、盛りのついた猫状態だなあ」と言って笑ったりするんです。

でも、それって別に悪いことではなくて、自分の本能/本性/素の自分が現れたと言ってもいいんですが、まあ、浮気相手だからってことで罪悪感が出たり、やっぱり自分は2番手で自分のことなんてどうでもいいんだ、と無価値感にハマりやすいのもまた切ないところです。

で、Nさんの質問からは話が離れていく一方なんですけれど(苦笑)、私の興味は「なぜ、そのような出会いを求めたのだろう?」ということであり、かつ「それだけの動物的なエネルギーを解放できたんだからこれからの生き方変わるよね?」というところだったりします。

当然ながら出会いは自分が引き寄せたものなので、Nさんにとってもその竿と出会うことに重要な意味が隠されているわけで、もしかすると「単にいいセックスをしたかった」だけではないと思うのですね。

何か自分を解放したい、とか、もっとありのまんまの自分で生きたい、とか、今の退屈した生活に光を!だったり、刺激物よ!カモン!!だったり、自分の内面をもっと抉り出したい!自分の中にある熱いものをもっと出したい!!という情熱だったり、もっともっと女を生きたい!もっともっと女を感じたい!とかがあったのかな?と思うのです。

つまり、その竿と出会ったことでNさんは何に気付き、どんな自分と出会い、どんな自分が見えたのか?ってことが今後に活かせるネタになるかもしれないんです。

じゃあ、そんな情熱を余すことなく感じられることって何だろうね?というのが次のテーマになるんですね。もちろん、それが濃厚な恋であり、セックスであってもいいのですが、ほかにもなんかそのエネルギーを使えないかなあ?ということです。

自分の動物的本能を目覚めさせるような体験(セックスに限らず)は、明らかに自分の殻を破り、自分を解放し、自分らしく生きやすくさせてくれるものになります。

恋に生きる女であれば、自分がどんな恋をし、パートナーとどんな生活をしたいのかが明確に見えてくるでしょう。例えば「体だけでなく、感情と感情をぶつけ合うような、生々しパートナーシップが欲しい」とか。

それを仕事や生き方に転化するなら、もっと血沸き肉躍るような生き方がしてぇ、ということになるでしょう。

とはいえ、「本命」よりも「浮気相手」の方が自分にぴったりの竿に出会いやすいのは、そこに「罪悪感」という垂涎ものの刺激があるからってのはやはり避けて通れません。

もちろん、罪悪感をもろに感じてしまっていたらそんなに自分を解放できないので、あくまで刺激物として潜在意識の中に眠っているものです。

つまりは全然そんな自覚はないのですが、確実に心の中には罪悪感が眠っているということで、これが爆弾の火薬のように積みあがっていくと何かの瞬間にどっかーん!と爆発してしまうことがよくあるんです。

その罪悪感という火薬が溜まっていけば行くほど、そうしたプレイは「秘めたモノ」にせざるを得なくなるので、せっかく解放された素の自分のエネルギーを表の社会で活かすことができなくなります。

「ほんとうの私はアンダーグラウンドにしか存在しないの」ということになるわけです。
そしたら、逆に日常生活は生き辛くなってしまいますね。

「本命の彼とは落ち着いた生活をし、浮気相手とは激しいプレイにハマる」というのは一見、役割分担がなされているように見えるんですけど、感情はなかなか割り切れるものではないですから、どちらか、もしくは両方の関係性を崩してしまうことになりがちです。

なので、罪悪感は都合よく手放しつつ、いかに表の世界にそのエネルギーを持って行くのか?がカウンセリング上の重要なテーマとなってしまうんです。

さて、そうした「本来の自分が持っているエネルギー」を解放するにあたっては、心の中をぐいぐいと掘り下げていき、そこで出てきた一見信じがたい/自分とは思えない自分を表の世界で表現していくことが目標となります。

何をするかは人それぞれですけど、そうして自分の本質的なエネルギーとつながると、ほんと人生が変わります。

言いたいことが言える、傷つくことが怖くなくなる、したいことをしたいようにできる、人間関係がめちゃくちゃ楽になる、好きなことが見つかる、やりたいことにチャレンジできるようになる、刺激的な人と出会う、お金が貯まる、仕事がうまく行く、日常が楽になる、、、等々。

ま、本質を生きられるようになるわけですから当然っちゃ当然ですけどね。

なので、大きなプロセスとして見れば、そんな竿との出会いというのは、ほんとうの自分になりたい!と心の中で強く求めた結果なのかもしれないなあ、と思うんです。

話が壮大になりすぎましたかね?笑

ということで、そうした「意味」とか「目的」とか「得られたもの」とか「自分の本質とは?」なんて方向に見ていくと、その竿を自分が必要とした理由が分かるので、その分、手放しやすくなるかと思います。

「彼と出会って手に入れたかったものはコレなのかー」という風に。

なので、ちょいと痛いかもしれませんが、彼との関係で自分が得たモノって何だろう?って見ていきましょうか。

いちゃいちゃするのが好き、なんですよねー。
男を自分色に仕込むのが好き、なんですよねー。

それって何を意味してるんだろう?どういうことを表してるんだろう?というのもヒントになるでしょう。

そうした意味を理解し、受け入れることができると、「彼とはこういう役割で登場してくれたんだなあ」ということが分かって、やはり手放しやすくなります。

そして、自分が求めるものが明確になれば、次の獲物を見つけるのも楽になりますよね。
本能が研ぎ澄まされたんだったら、案外早くそういう男に出会えるでしょうし、それは男じゃなくて仕事とか生き方とかそっち方面に興味が移るかもしれません。

で、結局のところ、私が一番お聞きしたいのは「どうしたいの?どう生きたいの?」というところのなので、これを機にその辺も考えてみると元嬢であることもプラスに活かせて面白い人生をますます創造できるんじゃねーかなー、と思うわけです。

で、その辺のセクシャリティとか性の目覚めとかを解放してぇな、という方はぜひセッションなんかも受けてみてください。

私の弟子にもその辺を得意としているものがいますので、そちらも良かったらぜひー。

ジュンコ愛野ひと黒江香スズキチサ桐山慶子とか。

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