あなたの弱さが彼の強さになる~家計を支えて頑張ってる妻が夫にちゃんと働いてもらうあり方~



稼ぎは悪くないけど仕事を休みがちな夫と正社員で家計を支える妻。
どうしたら彼にもっと働いてもらえるか?を考えたときに「正論」や「命令・脅迫」などに出てしまいませんか?
彼のモチベーションはどこで上がるのか?をきちんと見ることでどうすればいいのかが見えてくるのです。

根本先生、はじめましてこんにちは。いつもブログや本でお世話になっております。今日はパートナーシップについて、ネタとしてもし扱って頂ければと思いお送りします。

わたしはアラフォーで4人きょうだいの長女、バリバリの自立系武闘派女子です。武器を隠して7年前に結婚、だんだんハリボテが剥がれ、一昨年出産してからさらに剥がれて自分でも恐ろしい位です。

わたしには結婚してからずっと大きな悩みがあり、夫がパチンコ好きで仕事を休みがちなことです。現場仕事の為収入が不安定で、私が正社員で家計を支えて来ました。

子どもが生まれても変わらない夫。彼が悪いに決まってる!と思っていたのですが、色々勉強するうちにこれは私の問題なのかもと気づいて、根本先生のブログの中の彼を手放すワークをやったら号泣、癒着していたのだと気づきました。

それからしばらくして自分のお金への不安が大元なんだろうと思い、自己肯定感をあげるべくワークをたくさんやり、そうか自分が稼げればいいんだー!と思ったらとても気が楽になりました。

そんな矢先、まさかの第二子を妊娠。また夫の収入を頼らざる得ない状況に。そんなある日、夫がポロっと「今までで一番仕事にやる気が出たのは、あなたが入院してる時だったな」と。第一子の妊娠中、トラブルがあり2ヶ月ほど入院していたのですが、その時は入院費もかかり俺がやらねば!!となったらしいのです。

それを聞いて、バリバリ働こうー!!と決意したのは、気が楽になったけど、逆に夫のやる気を削ぐものだったのかな?と思いました。そう言えば結婚してからサボり癖が酷くなったようで、わたしが働いているから活躍する場を奪ってたのかしら?ちなみにお給料は夫より低いです。ただ仕事は好きで人間関係も良好。保険や年金の安定もあるので、じゃあ辞めてみようか?と思っても実際辞めるのは怖いです。

夫の収入への依存(振り回されてた)→自立(わたしが稼げばいいじゃん♪)と思ったのですが、これで夫のやる気を更に失うのは違う気がしました。
独身時代は何もかも自分で決められて、ラクでした。パートナーがいると楽しいのですが、こんな風に影響してよくわからなくなってきてしまいます。

ごちゃごちゃしてきてしまって申し訳ないのですが、2人にとって良い方向?2人ともが生き生きとした未来を歩きたいです。もしアドバイスなど頂けましたら幸甚の極みです。
(Aさん)

あたしが頑張ると旦那がサボり勝ちになり、あたしが入院すると俄然奴はやる気になる・・・。うまいこと、お互いがやる気になってバリバリ稼げるようになりたい・・・なんて思うわけですけど、角度を変えてみれば「バランス取れてんじゃん」という話なんですよねー。

旦那の稼ぎが不安定で、自分が正社員で、ということですが、大変かもしれないけれど、経済的には何とかなってる状況ですよね?贅沢はできないにせよ、食べるものに困るほどではない、というテイで。

で、もっとお金が欲しい!余裕が欲しい!贅沢がしてぇ!となると収入を増やすことになるんですけど、そこで思い浮かぶ選択肢が、

(1)旦那のケツを叩いてもっと働かせて、世帯収入を増やす。
(2)あたしががっつり稼ぐ。

という2つになっちまってると思うんですよね。

そういう前提で話を進めてみたいと思います。

旦那が仕事サボりがちで「あたしが家計を支えてる」という認識になると、どうしたって「被害者」になり「夫軸」になり彼を責める口実が山ほど積みあがっていきます。

そんな中、「あれ?もしかしてあたしに原因があるの?」という風に気づいたAさんは最高で素晴らしく、癒着を手放すなどのワークに(無料で!!!)取り組まれて成果を出されてるのもめちゃくちゃすごいことです。

で、そんなときに旦那の一言があるわけですけれど、そこから何が見えてくると思います?

>「今までで一番仕事にやる気が出たのは、あなたが入院してる時だったな」と。第一子の妊娠中、トラブルがあり2ヶ月ほど入院していたのですが、その時は入院費もかかり俺がやらねば!!となったらしいのです。

どうやら彼は「男らしい男」みたいですね。

男性心理の一つに「役に立ちたい」というものがあります。
まあ、男は何かと「たつ」ことが重要なんですな。

そして、Aさんは名うての自立系武闘派女子。しかも4人きょうだいの長女。

ってことは「旦那のこと、あんまりアテにしてこなかったな」ということが推測できるわけです。

何でも要領よく、サクサクとでき、頑張り屋さんのAさん。
リーダーシップがあり、何事も自分で決めて行動できる典型的自立女のAさん。
うりゃーっと気合一発、常人では持ち上げられぬタンスも楽々と運べるパワーを持つAさん。
「あたしに着いてこんかい!」と道なき道を驀進するAさん。

彼からすれば「お前にゃ、敵わん・・・」という意識を持つのに十分な環境だろうと思います。

夫婦はバランスを取りますから、奥さんがうぉりゃー!!!と驀進するならば、旦那さんは「この景色はたいへん風流ですなあ」とお茶をすすりながら日向ぼっこするのが役割になります。

そこで「おい、お前、ナニ日和ってんだよ!働けよ!」と言ったって馬耳東風。
濃いめのお茶を淹れて「ここで一句」なんてことを始めかねません。

そんな中、「妻、入院中」という札が掛かれば、「いよいよ、あっしの出番が来ましたな」と鉢巻をきりりと巻くのが男気ってもんですね。

つまり、「役に立つ」という場面がやってきたわけです。

これはもう「昭和の男」と言ってもいいんですけど、男性の愛し方の一つに「ふだんはボーっとしているが、家族のピンチとなればバシッと立ち上がって家族のために頑張る」というスタイルがあります。

字面だけ見るとかっこいいんですけど、ピンチにならなきゃ動かないわけで、そうすると平穏な日常は単なる粗大ごみに成り下がるんですよね。

しかも、妻が自武女でしょ?ピンチの芽もいち早く気づいて摘み取ったり、相当レベルのピンチであっても自分で何とかしちまうので、ますます出番がないわけです。
そりゃあ、お茶をすすりながらスポーツ新聞を隅々まで読むくらいしかやることないですよね。

そんなときに無敵であるはずの自武女妻が妊娠トラブルで入院するというチャンスが訪れたわけで、そこで俄然、彼はやる気になるのです。

・・・つまり、それだけAさんは旦那に愛されてるって証拠なんですよね。(←ここ重要)

だから、まずはその「いざとなりゃあ、家族のために立ち上がる男なんだ」という風に彼の評価を書き換えて、それを信頼してあげることが大事なんです。

そんなときに「旦那はあたしが入院中にやる気が出る人なら、あたしがそんなに頑張っちゃいけないのかな?あたしが頑張ると旦那は頑張らなくなっちゃうってことかな?じゃあ、どうしたらいいんだろう?」と思うんですけど、それは表面的かつ思考的な発想でして、そこで「じゃあ、あたしは頑張らない!」てしてしまうと、何も変わらない日常がそこに展開されていくと思います。

要するに「彼がやる気になるのは、あたしがピンチの時なんだ」と分かれば、彼に自分を助けさせてあげればいいってことなんです。

ところが、自武女あるあるのひとつに「誰かに頼るくらいならば潔く腹を切る」というものがあります。

それが潔いんだかどうかは知りませんけど、頼ることがすごく苦手、甘えるのはもっと苦手ってことで、今、Aさんに突き付けられてる課題はそこなのかもしれません。

奴に頼るくらいだったら自分がやったほうが早い、とか、そもそも頼り方が分からない、甘えるなんてあたしのキャラに似合わな過ぎて恥ずかしすぎる、みたいな葛藤がわんさか出てくると思うんですよね。

さて、どうしたら彼に「自分は妻から必要とされている」と実感させてあげることができるでしょうか?

どうしたら彼に「自分は妻や家族に役に立っている」としみじみ思わせてあげることができるでしょうか?

それが今後の課題だと思います(Aさんのみならず、自分で何でもやってしまう人にとって)。

「お願いする」という方法もあります。

でも、負けず嫌いの自武女様のお願いって、ときに「脅迫」「命令」「指令」等のニュアンスを含むことが多分にあるわけです。

ウインクしながら、彼の目を見上げながら「ねぇ、お・ね・が・い(はあと)」なんて言えないでしょ?それを言うくらいなら潔く腹を切るでしょ?

「これやっといて。お願い」「お願いだからジャガイモ買ってきて」と棒読みで言っちまって、過去のデータから彼はそれを「命令」として受け取ってしまい、結果「お願いしたのにやってくれません!」という相談をする羽目になるんですな。

「ほんとうに助かったわ。ありがとう」と棒読みでなく伝える方法もあります。
これは「受け取る」ってことで、日々の彼の言動に感謝の言葉を伝えるんですね。
もちろん、自分のレベルを彼に求めたら「こんなんじゃ足りん!もっとがんばれや!」とケツを叩きたくなるので、「彼なりにようやってくれたのぉ」というレベルを基準とする必要があります。

「あなたのこういうところが素敵。好き(はあと)」と愛情をきちんと表現することも効果的です。
時に自武女は彼を褒めようと思って「お主の働きを褒めて遣わす。苦しゅうない。近う寄れ」と上から目線で言ってしまい、彼を「ははぁー」とひれ伏させてしまったりします。

あ、このたとえ話、決して大げさではございません。
自分では「お願い」「感謝」「褒める」をやってるつもりでも、競争心、プライドから彼を見下してる分だけ、うまいこと伝わりにくくなるんです。

だからこそ、「いざって時には働く男」っていう「信頼」がカギを握るわけです。

※みなさんの家などに転がってる粗大ごみにつきましても、何かしら信頼できる部分や価値をちゃんと見つけて認めてあげることが大事ですよ。

パートナーシップの心理に「あなたの弱さが彼の強さになる」という名言があります。

自分の弱さってのは、できないこと、苦手なこと、不得手なことなどはもちろんですけれど、自分の欠点、弱点なんですよね。

自立するとそうした弱さを隠して強がったり、その弱さをひそかに直そうとしたり、「弱さ=恥」という概念がどうしたって付きまといますよね。

そうして弱さを隠そうとすればするほど、競争心が生まれ、相手を見下すような態度をとり、主導権を握ろうとしてしまうんです。

自分の弱さを彼に捧げる、というアプローチがあるんですけれど、自分の弱さを出すためには、自分がその弱さを受け入れてないと難しいんですよね。

弱さを受け入れるには、自分に素直になることと、まいどおなじみ自己肯定感が重要です。
自己肯定感って、ありのままの自分を受け入れることですから、弱さも「それがあたしなんだし」と受け入れることができるんです。

もちろん、弱さは時に「相手に受け入れてほしい」「攻撃されたくない」というニーズを生み出しますから、そこは要注意ですね。

自分の弱さを素直に彼に表現できるようになると、それが彼の強さになります。

つまり、それが「しゃあないなあ。俺が頑張るかー!」というモチベーションにつながるわけです。

ということでパートナーシップをより極めるために「弱い私を彼に捧げる」というプロジェクトにチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。

さて、お金を稼ぐ的な話をするならば、どっちでもいいと思います(テキトー笑い)。

もし、Aさんがバリバリ仕事してお金を稼ぐことにワクワクするならそこにチャレンジするのが正解です。

自分がどうしたいのか?が基本で、その後に、二人でどうするか?を話し合っていくのが理想です。

一人で決める、のではなく、二人で決める、ということっすね。

その辺の話もお互いきちんとしてみるのがいいんじゃないでしょうか?
・二人でどんな家庭を築いていきたいか?
・どんな生活をするのが理想か?
・仕事におけるヴィジョンは何なのか?
・いずれどんな家に住みたいのか?
等々、お互い50/50で話し合いができるのが理想なんですけどねー。

そのためにも「信頼」「弱さ」等々、今日お話しした内容を遂行してみてくださいませ。

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