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恋愛でもビジネスでも言えること。
好きな人に告白して、でも、うまくいかなくて、また1人になって辛い思いをする。これを繰り返すと「恋をすると孤独になる」という観念(思い込み)が心に根付くようになります。
そしたら人を好きになるのが怖くなるし、好きになっても踏み込めなくなりますよね。
でも、だからといって1人でいるのは寂しいから、自分の思い通りにできる(コントロールできる)相手を恋人にしようとしたり、なかなか手に入りにくい難しい相手を好きになって手に入れないまでも失わない恋を選ぶようになったりします。
誰かを愛することは孤独になること、と思い込んでしまうのです。
ライフワークを生きる、ということにも同じことが言えるでしょう。ほんとうにやりたい仕事や生き方であればあるほど失敗を怖れて踏み出せなくなってしまうのは、その先に孤独を感じているからかもしれません。
もしチャレンジして失敗したらみんなに失望される、笑われる、バカにされる、信頼を失う、そしたら誰も自分のことなんて相手にしてくれなくなって孤独になってしまう。だったらチャレンジなんかせずに、無難な仕事、無難な生き方を選んだ方がマシだ、と。
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なぜ孤独がそんなにも怖いのでしょう?寂しくて、惨めで、ひとりぼっちな人生を嫌うのは、その先にきっと死をみるから。
誰からも相手にされず、ひとりぼっちで死んでいくことを怖れるから。
だから、死なないために恋をしないし、死なないためにチャレンジしないし、死なないために自分らしい生き方を選ばないようにしているのかもしれません。
実はこのマインドは自立のプロセスの中心にある「誤解」です。
1人でなんとかしようと頑張り、1人で何もかも抱えて生きてくると、その先には死の誘惑が見えてくるのです。
だから、それを怖れて私たちは自分や人や状況をコントロールしようとします。
リスクを負うよりも安全を選びます。
ワクワクすることよりも刺激を選びます。
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そこから意識を変えていきましょう。
自分が常に守られてきていること。
いつも誰か味方がいること。
そこにいつも愛があること。
心を開いてその感覚を取り戻していきます。
自立のプロセスは心を閉じ、思考で状況をコントロールします。
もちろんそれだけ傷付いてきた(=孤独になった)経験があるからですが、実は自分が孤独だと思い込んだそのときにも誰かの、何者かの愛がそこにあったはずです。
だからこそ、今、生きていられるわけですから。
もう一度、心を開いて愛を受け取ることは、その意識を「生かされている」という思いに変えてくれるでしょう。
では、どうしたら再び心を開き、愛と孤独とを分離して捉えられるようになるのでしょう?
答えはたぶんとてもシンプルで、しばらく使っていなかった「受け取る」という作業を開始するだけ。
あなたの味方になってくれる人は誰でしょう?
あなたの側に居てくれたのは誰でしょう?
あなたのことを今も見守ってくれているのは誰でしょう?
あなたの幸せを祈ってくれているのは誰でしょう?
お母さんの顔が浮かぶかもしれないし、亡くなったばあちゃんの顔が浮かぶかもしれないし、かつての恋人が頭を過るかもしれないし、友達の顔が思い出されるかもしれません。
でも、もっとよく感じてみれば、いつも笑顔で挨拶してくれる守衛さんにも、顔を見ると「お!」と気付いてくれるよく行くお店のスタッフにも、「よう帰ってきたね」と言ってくれる実家の近くのおばちゃんにも愛を感じることができるでしょう。
私たちは意識せずともいつも守られていて、心を開けばすぐに孤独でないことを思い出せるのです。
私たちは常につながっていて、決して孤独ではないからです。
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