好きで自然にできることでもオーバーワークになれば疲れるし、イライラするものだよね。



褒めることが自然にできることってすごいのですが、それでもオーバーワークになることもありますよね。自然にできることだからこそ、ちゃんと使い分けが必要になったりするんです。

根本先生

こんにちは。
たくさん登場するMさんのひとりです。

いつもメルマガを熟読し、根本先生を心の師と仰いでおります。また、布教活動も、必要と思われる人に随時行っております。

今回は、複雑に思える自分の心の動きについて、ネタにしていただきたくメールを差し上げております。

最近気づきましたが、わたしはひとのいいところを発見するのがうまいらしいです。
自信の無いひとたちをほめまくり、そのひとたちの仕事がどんどん盛り上がるということも最近は起こるようになりました。

人をほめることは、私にとってごく自然な行為です。無理もしていませんし、おべっかを使っているわけでもありません。いいところ、優れたところを自然に見つけることができ、それを本人が世間に向かって表現しないことは世界にとって損失だと、心から思っての行為です。

(だから、わたしのオススメするヘアサロン、整体などは、けっこうクチコミで繁盛します。根本先生の本も、何人かの知人が購入し、メルマガも登録しています)

あるひとりの女性も、わたしがほめまくって励ましまくったことをきっかけに発信をはじめ、自分の特技を活かし、地域で人気者になり、「すごい」と言われ、遠くの人からも、いつか来てください、と言われるようになりました。

ところが、そのひとがどんどん自信をつけ、自分語りが多くなるにつれ、イラっとくるようになりました。引き続きその人のすごさを認めてはいるので応援してはいるのですが、明らかに以前とは異なる自分の心境にとまどっています。

嫉妬なのでしょうか・・・自分は畑違いなのでそうとは思えないのですが、「自分語りが多い人」へのイライラ、モヤモヤはそうとしか説明できないのか・・・?と苦悩しています。

そういえば、私の旧知の友人に、昔から自分語りが多いひとがいて、そのひとのことは未だに大嫌いです。(でも向こうは私が好きらしく、定期的に連絡が着ます)
なんでも自分の例を出して話題をさらうというか。。

ネタとして採用して頂けると、とっても嬉しいです!これからもメルマガ、ブログ、楽しみにしています。
(Mさん)

布教活動、まことにありがとうございます!!!
Mさんのような方がいらっしゃるお陰で、私もあちこち出かけることができております!!!
ありがとうございますっ!!!(直立不動で)

今後とも何卒、よろしくお願いいたします。

さて、本日最も重要な話はお伝えしたので、あとはテキトーに流して終わりたいと思いますっ!(笑)

で、「ねえ、聞いて、聞いて」と自分の話ばかりしたり、始めはこちらが話していても、いつのまにか自分の話をしているドロボーさんってのはよくいらっしゃるものですね。
皆さんの周りにも1人や2人や10人くらいはいるんじゃないでしょうか。

でも、大嫌いな人なのに定期的に連絡を受け取れるようにしてるのはなぜなんでしょう?
弱み握られてるとか?(笑)
相手の財産狙ってるとか?(笑)

自分のことばかりしゃべる人は承認欲求がとても強いんですよね。
「ねえ、聞いて、聞いて」と言うのは「褒めて、褒めて」という言葉に置き換えられることも多いでしょう?

だから、みんながみんな、そうではないのですが、自分のことばかりしゃべる人ってとても自己肯定感が低く、自信のない人に多いと思うのです。
自分を認めてほしいから、自分の話をするんですよね。
自分からアピールしないと認めてもらえないと無意識に感じているのかもしれないです。

自己承認できてる人(自己肯定感が高い人)てのは、別に他者に承認を求めなくても困らないので人の話をふんふんと聞くことができます。
そして、すごいねー、ほんと、よくやってるよねー、○○なところがいいところだよね~と素直に褒めてあげることができます。

そういうわけで、いつも自分の話ばかりする人がだんだん人に嫌われてしまうのは、そうした「ねえ、私すごいでしょ?私を認めてよ」と周りに求めてる空気を出しちゃうからなんですよね。

Mさんにとって褒めまくって人気者になって「すごい」と言われるその人に対して、イライラやモヤモヤを感じるのはどうしてなのでしょう。

嫉妬に似た感じなのかな?

例えば、私がきっかけで人気者になったんだから、もっと私に感謝してよー!私のことをもっと褒めてよー!って思いはありますか?

あるいは、私も人気者になりたいんだけど・・・実は・・・という思いがあるんでしょうか?

それとも、おいおい、散々私のお世話になって来たのに、人気者になった途端、無視すんのかい!?と思うのでしょうか?

でも、そのイライラ、モヤモヤはとても大事なサインを投げかけてくれるわけです。

本音の私はなにを求めているのでしょうか??

Mさんのように自然と人を褒めることができる人はものすごく素晴らしく、また、お陰で周りの人が助かるシーンも多いと思います。
Mさんに褒められることで自信を付けたり、自分を認めたり、何かを始めるきっかけになったりしますよね。
きっとたくさんの人がMさんに感謝していると思います。

ちなみに、周りからの感謝の言葉は受け取れるタイプですか?さりげなく受け流してしまうタイプですか?

>最近気づきましたが、わたしはひとのいいところを発見するのがうまいらしいです。
>自信の無いひとたちをほめまくり、そのひとたちの仕事がどんどん盛り上がるということも最近は起こるようになりました。

こんな素敵な人がいらっしゃるなんて、周りの人はほんとうに幸せですよね。

「私と出会えてあなたはラッキーね」って思ってます?(笑)
思ってもいいですよ。ほんと。

日本人って褒めることが苦手な人(褒めるということが発想にない人)が多いので、Mさんのような方はとても貴重なんです。
それだけで社会貢献してますよね。

でも、なかなか褒める人って見返りが少ないのも現実かもしれません。

そもそも褒めても受け取れない人だっていますし、褒め慣れてないから調子に乗っちゃう人もいますし、褒めてもらうだけのためにMさんに近付いてくるウゼー奴もいるだろうし。

>人をほめることは、私にとってごく自然な行為です。無理もしていませんし、おべっかを使っているわけでもありません。いいところ、優れたところを自然に見つけることができ、それを本人が世間に向かって表現しないことは世界にとって損失だと、心から思っての行為です。

ほんとそうですよね。誰もが価値を持っているのになかなかそれに気付いていない人もめちゃくちゃ多いですね。
Mさんは、それだけでカウンセラーになってもいいんじゃね?と思えるくらい、素晴らしいことをされていますね。

だから、Mさんの言葉には説得力があるし、何かをお勧めすれば、周りの人も同意してくださるでしょう?

きっとMさんはそういう関わりをすることで、小さな信頼を積み重ねているんだと思うんです。
信頼貯金ですよね。

無理して与えていないのであれば、相手は純粋に気持ちがいいし、嬉しいです。
そして、そんな気分にさせてくれるMさんのことを信頼し、また、好きになります。

その人たちはMさんに感謝の気持ちを持ちますし、何割かの人は恩返しをしたいと思っているでしょう。
そして、何かあればMさんの力になりたいと密かに思っていらっしゃることと思います。

けれど、そういうのってあまり目には見えないのですけれど、そう思ってもいいと思います。

とはいえ、中には勘違いヤローが出て来たり、調子に乗っちゃう奴が出て来ちゃったりするのも、ご愛敬でしょう。
その人にはその人なりの事情があるのだと思います。

めんどくさくなったら、テキトーに距離を空けちゃえばいいですよね。

さて、その上で、何にモヤモヤするのか?何にイライラするのか?というところに焦点を当てていきたいのですが、たぶん、Mさん、自覚のないところで無理してるのかもしれないです。

大嫌いなのに縁を切れていない友人がいるということや、人気者になった人にイライラしながらも褒め続けていることなどからそれが伺えます。

いい人でいすぎていませんか?というわけです。

褒めることは自然にできることだけど、それでもオーバーワークになることもありますよね?
サービス過剰になっちゃうこともあると思うんです。

好きなことや楽しいことも、やはりその日の状態によって限度があります。
カラオケがなんぼ好きだからって10時間も歌い続ければ疲れるでしょ?
スイーツが大好きだからってホールケーキ3個も食ったらお腹いっぱいになるでしょ?

褒めることが自然にできるMさんだからこそ、そのオーバーワークには気を付けたいですよね。

自然にできることだから、好きなことだから、得意なことだからこそ、です。

そこで、無意識にやりすぎてしまうからイライラ、モヤモヤするのかもしれません。
つまり、その人のことは別に褒めたくないけれど、今まで褒めて来たんだから褒めなきゃ的な感じになっているのかもしれないのです。

あと「きっかけを与える」ということについて。
私も職業柄、そういう場面に遭遇することがたまにあるわけですけれど、私の話がきっかけで新しいことを始めて成功したとしても、それは「たまたまだから」としか私は思わないんですよね。

その人は別に私と話をしなくても成功するし、人気者になっていたんです。
ちょうどその変化のタイミングに私と出会っただけなんだと思うんです。
もちろん、多少は背中を押したかもしれませんが、それもまた時間の問題ですね。
私が背中押さなくても誰かが(あるいは自分で)動き出したんじゃないかと思うんです。

だから、その人が成功したら純粋にすごいな、と思いますし、その成功に少しでも関わってることにしてもらえてむしろ感謝なわけです。

さて、再び、Mさん、カウンセラーとか興味ないですか?
向いてると思うんだけどな~~
その才能があれば、きっとみんなを元気にさせてあげられると思うんだけどな~~


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