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自分の存在をほんとうに拒絶しているのならばできないことをＭさんは色々とされています。
ということは、拒絶している、という思い込み（判断）が癖になっているだけ、という可能性もあるんです。
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大嫌いな両親のことが、本当は大好きだったということを悟り、2人なりの愛し方、身近な人ほど優しくできない、歩み寄れない、それに苦しんでいるんだとようやく思えるようになりました。
今日は自分の存在感について相談です。
小学生の頃、風邪ひいて吐いてしまうと怒られる、咳こむと風邪を引いたのと嫌な顔される、そんなことがよくありました。私はいない方がいい、迷惑なんだなんて思ってしまったり。
最近、お父さんとお母さんからのそんなエピソードがよく思い出されて、泣いています。泣いた後は、愛されたかったのねという少しの寂しさと家族に素直になれない親も可哀想と思えるようになってきてます。
けれど、自分という存在を根本的なところでかたーく拒絶している感覚もあり…
自分はここにいちゃダメを体験するために問題が起きてる？と思い、ぬいぐるみを自分に重ね合わせて、両親から欲しかった言葉をかけてます。外から見たらやばい子ですが、ぬいぐるみに生まれてきてくれてありがとう、大好き、愛してると言ってほっぺチューして寝てます。起きるときも(笑)
自分の存在を受け入れてあげたいのに、抵抗感でビクともしないときのアドバイスを是非お願いいたします
（Ｍさん）
おー、素晴らしいーーー
確かに傍目には怪しいけれど、すばらしいーーー！！
それができるってことはだいぶ自分の存在も受け入れられてきてるんですね～。
・両親のことが大好きだと気付いた
・両親のことが理解できた
・子どもの頃を思い出して泣けた
・ぬいぐるみにチューしてる
これ、全部、自分の存在を受け入れてるってことなんです。はい。
だから、もうできてるんです。
でも、実感ないでしょ？
自分の存在を頑なに拒絶してる感覚があるでしょ？
それ、もしかしたら、単なる「癖」かもしれないですよ。
実体のない「思い込み」かもしれないですよ。
自分の存在受け入れた感覚ってどんな感覚か想像できます？
もし、今までそれを感じたことがなかったとするならば、どれがそうなのかって分からないと思うのです。
もちろん、何かのできごとで感動的にそれに気付くこともできます。
Ｍさんも今後、それを体験されるかもしれません。
でも、「自分の存在を受け入れている」って「おー！これがそうなんだ！！」と気付くものばかりではありません。
なぜかというと、それはとても自然なことだから。
「拒絶してる」という思い込みが残っていると、仮にそうでない状態（＝受け入れている状態）になったとしても「拒絶してる」と判断してしまうんです。
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失恋の例を紹介しましょう。
「元カレが忘れられない！大好きだ！もう一度戻りたい！」って思って執着バリバリだった女性。
でも、そんなことじゃ前に進めないと思って、失恋を受け入れて、元カレを手放すことにチャレンジします。
でも、なかなか手放せません。
ずっと心の中には「まだ彼のことが好きだ。彼に執着してる」という思いが残ります。
ある時、街中でばったり彼と会いました。
お互い一人。
ドキッとして、逃げたくなりますが、目が合っちゃったんです。
ちょっとお茶でもしようってことになりました。
そして、その後どうしてる？なんて話をしながら、自分が全然ふつうに話せていることに気付きます。
同時に、あれ？この人のこと、別に魅力に感じてない！？え？なんで？ということに気付きます。
むしろ、それがショックだったりして。
そして、自分が彼のことをとっくに手放していることを悟ったのです。
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長い間続けている「思い込み」（判断）は、それ自体が感覚として根付いてしまっているものです。
もちろん、Ｍさんが自分の存在を１００％受け入れてる、とはまだ言えないかもしれません。
しかり、以前に比べればずっとマシだと思いませんか？
心の世界は１００％を求めるとヤバいです。
以前と比べてどうか？という比較によってその変化をキャッチします。
「まだまだだとは思うけれど、前に比べたらだいぶ自分を受け入れられてるなあ」という変化を見ていくんです。
そしたら、「わあ、わたし、すごいなー。えらいなー。頑張ったもんなー」って気付きます。
そうして、自己肯定し続けていくと、気が付けば「ビクともしない私」が誕生しています。
ちゃんとうまくやってるんだ～！！という風に今の自分を承認してあげてはいかがでしょうか？
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