悪い癖の直し方。



その癖を直すよりもお勧めなのは、それを悪いと思う見方を変えること。
自己肯定感を発揮して、それを悪いと思わず「それが私だしなー」と受け入れることで、全然世界は変わってきます。

根本さん、こんにちは。
今日はリクエストをします。
私は武闘派だからか?、大人気ないのか、人と接する時、男女問わず好きな人には好意的に(普通に)しますが、過去に腹が立った何かがある人には、とにかくツンケンしてしまいます。
会社で、内心ムカついたり嫌っていても、普通に接している人を見ると、羨ましく思いますが、私はそうは出来ません。
社会の中で無駄に敵を作らず、スムーズにやっていく為にも、こういう悪いクセは直したいです。
何かアドバイスがあれば、お願いします。
(Kさん)

ってことは・・・そのクセを「悪い」と思わなくなったらよいわけですよね?

ムカついてる人にふつうに接している人を見て「あの人、すごいなあ。わしにはできひんわ~」ってニコニコ見守れるようになったらいいんですよね?

まさか、そういう人みたいに、嫌ってる人にふつうに接したいとか思ってませんよねえ???
そんな今さら自己否定したいわけじゃないえすよねえ???(笑)

Kさんの中には「ムカつく人にふつうに接することができる人は〇で、そうでない私は×だ」という自分ルールがあるわけです。

社会の中で無駄に敵を作る私はおかしくて、そうじゃない人が正しい、という風にも。

こういうの、自己否定ですよね?

>過去に腹が立った何かがある人には、とにかくツンケンしてしまいます。

それが私だもんねえー。しょうがないよねー。
っていうか、それがふつうじゃね?素直ってことで。

人はみんな自分が欠点だと思うところと相手の長所を比べて凹む、という技を持っています。

ところが、長所も短所も諸刃の剣でして、自分の短所をひっくり返せば長所になるし、相手の長所も見る人が見たら短所になるわけです。

「嫌いな人にもふつうに接することができる人」だけど、「裏で散々悪口言いまくってる」とか「自分を殺して嫌いな人と付き合うからものすごくストレスたまる」とか、まあ、短所な部分も見えるわけですよ。

一方、「嫌いな人の前ではツンケンする」って人は、素直で分かりやすいですよねー。
一緒にいて楽なわけです。

で、そもそも「それが悪いところ」って決めてるのは他ならぬ私自身であって、その長所短所のどちらを採用するか?ってのは、自己嫌悪か自己肯定か?という自分の判断によって分かるんです。

自己肯定モードならば長所に、自己否定モードならば短所になるわけです。

ということで、自分をこれからもちゃんと肯定しはなれや、というのが今日のお話なんです。

「それも自分」というのは自己肯定感を高める言葉ですし、「まあ、それが私だもんね~」というのもそうです。

敵をたくさん作ってしまう人は濃厚なファンがいるもので、それもまた表裏一体ですね。

ネガティブな方を見るか、ポジティブな方を見るか?という選択を常に私たちはしているわけです。
しかも、自分の気分によって。

自分の短所が見えたときや人の欠点が見えたときにお勧めの方法は、

「逆にそのメリットは?」

というものです。

これによってけっこう不満も解消されること、多いです。

Kさんの場合は「嫌いな人の前ではツンケンしてしまう」という欠点が見えたら、「逆にそのメリットは?」って自分に聞いてみるんです。
さっき挙げたように「素直だ」「一緒にいて楽だ」という長所として出てくる場合もあるし、「嫌いな人と付き合わずに済む」などのメリットも見えてくるかもしれません。

「あいつ、マイペース過ぎて付いていけないわ」と思う相手に対して、「逆にそのメリットは?」って考えてみてください。
あなたなら何て浮かびますか?

「おもろいやっちゃなー!ってツッコミどころが満載」
「あいつがマイペースなお陰で、自分もマイペースに過ごせる」
「好きに生きててすげーなー、俺も参考にしてみよう」

まあ、なんとでも浮かびますわなー。

・・・ということで相変わらず、自己肯定感を高めましょうぜ!そのままの自分を受け入れて認めてあげましょうぜ!というお話でした。

自己肯定感の本はコレ

「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)

自分軸での人間関係を学ぶならばこれがお勧め。

「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)


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