引き寄せの法則と自分の経験が相反してることについて。



引き寄せの法則ってのは「潜在意識」の現実化のことを言ってると解釈しています。
頭でどれだけ考えていても、潜在意識が逆のことを思っていたら、その逆の方が叶うんですよね。

根本さん、こんにちは。
根本さんのブログを偶然見つけてから、ファンになり、気になる投稿をノートにしたためております笑(名付けて根本さんノートです笑)

質問があります。
引き寄せの法則と自分の経験が相反しているということについてです。

気のせいかもしれませんが、わたしはなぜか、期待してる、期待するイメージを持つとなぜか酷い目にあい、あまり期待してないことに対してはとてもうまくいく、ということがよくあります。

具体的なことを言うと、
中学のとき、憧れの中学生ということでワクワクしてたのですが、イジメにあってしまい、あまりいい中学時代ではありませんでした。

高校については、大学進学の通過点としか思っていなかったのですが(そんなに期待してなかった)、高校生活は、親友をはじめ素敵な友人に恵まれ、彼氏ができ、勉強は大変でしたがとても充実した日々を送ることができて、人生で最高の時でした。

一方で、小学校からずーっと期待してた大学生活ですが(キラキラしたイメージを抱いていました。)、出会う人は学校で有名な性悪な人ばかりで、利用され人間関係でずっと悩みました。挙句大きな病気をしてしまい、留年もしました。

これって引き寄せの法則と相反していると思うのですが、、
よかったらご検討ください。
(Yさん)

引き寄せの法則という言葉もだいぶ定着してきましたよね。
私が心理学を学び始めた頃は、「ヴィジョンが実現する」という表現を使っていました。(今も使っていますが)

自分がなりたい姿、欲している姿が現実に現れる、ということを大まかに引き寄せの法則って言いますね。

ただ、心理学ってのは「ああ言えばこう言う」ところがありまして、「期待は裏切られる」という格言もあります。

「ああなるといいなあ、と期待していると、そうじゃない現実がやってくる」という奴ですね。

Yさんが体験されたのもそういうことなのかな?
これは本当にとってもよくあります。

「合コンって期待してるときは大した男は来ないけど、油断していくといい男が来るよねー。」みたいな。

そう言う話を集めた「マーフィーの法則」というのも流行りましたね(笑)

〇期待はなぜ裏切られるのか?

心理学的に言う「期待」というのは、「きっとこうなるはず」という“予測”のようなもので、時に「こうなって欲しい」という執着や欲求が入り込んで、さも「それが現実に起こりそうに見える」ものです。

すなわち、「期待」というのは「○○であって欲しい」「○○してほしい」という「欲求」と同じと考えても良いのです。

そして、「期待」の裏側には「怖れ」があります。
現実や真実と向き合うことへの怖れです。
その怖れから目を逸らすために「期待する」のが私たちです。

具体的には「きっと彼は私の気持ちは分かってくれているはず」は、「分かってもらえてない」現実を目の前に作ります。
「彼は私の気持ちを分かっているわ」ではなく、「きっと~はず」という期待の表現を使う時点で、「分かってくれてる」自信のなさや「分かってくれているかどうかを確かめる」怖れが隠れていることが分かるでしょう。

すなわち、期待というのは「現実からちょっと目を逸らして、こうなって欲しいという欲求を表現したもの」と言えるのです。

だから、期待は裏切られる、ということになるんですね。

とはいえ、「君には期待してるよ」の「期待」とそれが同じ意味かどうかはケースバイケースだと思います。
日本語の「期待」とはまた違うニュアンスが含まれているものと思います。

〇引き寄せが起こるもの

で、引き寄せの法則をちゃんと学んだ方はご存知だと思いますが、カギは「感情」です。
ワクワクする、とか、それが現実化したつもりで生活する、とか、そういう表現が必ず出て来ると思います。

実現するのは「感情」すなわち、心理学でいう「潜在意識」です。

「顕在意識」で「思考」しているだけのものは、現実化することは難しいです。(ないとは言えないです)

なぜならば、潜在意識に比べて顕在意識はとてもパワーが小さいから。

顕在意識(思考、理性、判断)で、「男を作るぞー!!!」って夕日に叫んだとしても、
潜在意識(感情、感覚)が、「え?そんなんメンドクサイやん」って思ってたら、そのパワーバランスにより、潜在意識案が採用され、現実化します。

だから、引き寄せの法則を起こすには「潜在意識」に訴えかけることがカギなんです。

例えば、いじめが怖くて「いじめられない現実」をイメージするとするでしょう?
その時、脳裏に浮かぶのは「いじめられないシーン」でしょうか?「いじめられるシーン」でしょうか?

「いじめられない」は「いじめ」を想像させ、それを潜在意識に訴えます。

だから、それが現実化しやすくなります。
何を感じているのか?が引き寄せの際はとても大切です。

先日、仕事で大井町に久々に行ったんです。
JRの東口を出てすぐ左に折れ、線路を越えた左側に私にとってものすごく魅力的な飲み屋街があり、その誘惑は「早く家に帰ろう」と思っていた私の心をいとも簡単にへし折ってしまうほどのパワーがありました。(要するに言い訳です)
で、以前、何度か行ったことがあるラーメン屋に入りまして、餃子とビールをまずはオーダーしました。
ふと「今日は酢とコショウで食べてみよう」と思い立ち、小皿に酢を入れ、白コショウをうりゃーっと落としつつ、あまり冷えていないビールをグラスに注いで飲んでいました。
その間にも店には多くの客が出入りしています。常連客と思われる人。一見さんと思われる人。私はそんな人たちを観察するのが嫌いじゃないんですね。
そうこうしているうちに熱々の餃子が目の前に現れました。
そして、酢とコショウの小皿に餃子を浸して口に運ぶと、これが美味い!めっちゃ美味い!
今まで何度かチャレンジして来たけど、初めて「醤油・ラー油・酢」の連合軍に勝ったのです。以後はこれで行きます!最高!
さて、その感動の嵐に揉まれながら次々熱々の餃子を口に放り込み、そろそろかな、と思うタイミングで「もやしラーメン」をオーダーしました。周りのお客さんたちが結構頼んでいるのを小耳に挟んでいたのです。
慣れない店ではそうした情報収集はたいへん重要なんですよね。
そして、餃子に舌を焼かれそうになりながらもほふほふしつつ、ラーメンの到着をワクワクしながら待っていたのです。
するとしばらくして私の前にこれまた旨そうなもやしラーメンが登場したのでした。

かなり私情を交えた実体験なのですが、これも引き寄せの法則の説明になっていると思います。

餃子やもやしラーメンをオーダーした時、皆さんはどんな風に待ちますか?

「ほんとに来るかな?ほんとに大丈夫かな?来ないかな?」と疑う。

「そうは言ってもたぶん来ないで。だってそんなんおかしいもん。なんで『ラーメンが欲しい』って言ったら、ラーメンが来るねん。おかしいやろ?」と否定する。

「どうかなー?今回はラーメンと餃子が来るかなー?もしかしてチャーハンとか来たらおもろいけどなー。でも、やっぱりラーメンかなー?いやー、来ないかー?」とあれこれ考える。
(実際、痴ほう症の方がホールを勤めるレストランがあるそうで、それはそれで楽しい場所ですよね)

たぶん、誰もそんなことしないと思うんです。

小皿に餃子のタレを用意し、割り箸を割り、ビールをちびちび飲んで、「どんな風に楽しもうか?」考えたり、「どんなんかなあ?」とワクワクしながら待っていたり、「どうやって食べようか?」の作戦を考えたりすると思うんです。

つまり「ラーメンと餃子が来ることに疑いはない」わけです。
ラーメンをオーダーしといて「四川風麻婆豆腐が来たらどうしよう・・・俺、辛いのダメなのに」と不安になる人っていないと思うんです。

当たり前ですよね??

オーダーしたら、あとは信頼して待ってれば、「お待たせしました~!」って威勢のいい声と一緒にラーメンも餃子もやってくるんです。

でも、引き寄せの法則がうまく行かない時って「店主」を疑ってることが多いんです。

「あのさー、ラーメン注文したらさー、ほんとにラーメンが来るの?そんなことないでしょう?」と。

でね、店主の気持ちになって欲しいんです。

ラーメン、オーダーして、「はいよ」って作り始めたとするじゃない?
そしたら、何度も「ラーメン頂戴!ラーメン頂戴!」ってお客さんが言ってるの。
しかも、時々「ほんとにラーメン来るのかな?ラーメン来ないんじゃない?」って声が聞こえるの。
それでふとお客さんの方を見たら、ものすごい目をしてこっちを見てるの。

そういう客のオーダーってちょっときついと思わない?

「ラーメン頼むよー」って言われて、こっちが作業してる間、スポーツ新聞読みながらビール飲んで待ってて、「お待ち!」ってラーメン出したら、「お!うまそ!ありがとう!」って笑顔になってくれて、「うまいわー!」って食ってくれる客、好きじゃない?

ま、そんな感じです。

「神様、こんなことしたいんだけど、よろしく!」ってお願いして、あとはワクワクしながら待つ。

それが実現したらどうなるだろうなあ~
そういう風に楽しもうかなあ~
ぐひひひひひ、たまらんわ~

そのお願いが叶ったあとのことを想像しながらワクワクしてるだけ。

叶うことに疑いを持ってないんです。

そうすると潜在意識の中にそのお願いや夢やワクワクが入り込んでいきます。
そして「その気」になってきます。
「そのつもり」になってます。

そうすると目の前に現実が現れるんです。

昨日、ブログで紹介した

「(ご報告)90個の理想のパートナーのリストのうち82個を持った人と出会いました\(^o^)/」
https://nemotohiroyuki.jp/message/23586

ってまさに引き寄せの法則そのものだと思うんですよね。

良かったら参考に。

「オーダーしたら、あとは、それが叶った後のことを想像して楽しむ」です。

メルマガをお読みの皆さんへ。

メルマガの最後の方にこういう書き方をしてるの、ご存知でした?

=====
発行人:
心理カウンセラー/セミナー講師/ベストセラー作家 
ココロノオフィス代表 根本裕幸
=====

ベストセラー作家という肩書は何年か前に書いたんです。
「そうなりますように」って思いを込めて。
だから、その時は嘘を書いてたんです。
でも、ベストセラーを書きたかったので、その肩書にしました。
もちろん、誰からも批判されたことはありません。
でも、昨年出た本が3万部を越えたので、それが「嘘」から「事実」に変わりました。

ちなみに、その肩書を書いたとき、「いずれホントにベストセラー作家になったときは、これをネタにしよう」と思ってニヤニヤしてました。
「みんな、気付いてた???(笑)」って言ってやろうと思ってました。

今日はその日ですね。

みんな気付いてた???(笑)

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