自分が幸せになるために、強烈なキャラの母親にしてあげられることって何でしょうか?



手強い母親だと、どうしても「おかん軸」で人生が回って行きます。
そうすると何をするにもお母さんが優先され、自分の幸せも後回しにしてしまうんです。
だから、自分軸を取り戻すべく、母を手放し、自分の幸せを優先することがカギとなりそうです。

根本先生こんにちは!!!

私は過干渉で神経質ヒステリック 癇癪持ちというかなりの手強い母に育てられました(笑)
また変わった親で生涯 父に愛ではなく恋する乙女として 時に娘はライバルになり 蛇とマングースのような親子関係で それは自己否定や肯定感も低く、アダルト・チルドレンで屈折して育った自立系武闘派女子です!!

なので生きづらさを感じ心理学の本も色々読みましたが 根本先生の実は親を愛していたからこそ罪悪感があるんだよ…という言葉に目からウロコで

滂沱の涙が…

長年の悩みも糸口が見つかったようでした…
色んなカウンセラーの方はいますが 根本先生の言葉は愛を感じ それから 勝手に崇拝して 心の先生と思っています!!!

そんな私が12年付き合った彼と別れました…
この彼は私の情熱スイッチをONにする彼氏で、いつもは ほぼ放置なのに時折、餌を与えて 欲しても得られない愛情に悶絶し、よりいっそう彼にハマりまくり、執着とわかっていながら 離れられずにいましたが 根本先生の本を読み

 ある時 もーいいやっ!!
 彼が幸せになるなら 私じゃなくても良いし
 私も私の事を本当に愛してくれる人を
 愛せるようになろう!!
って フット 切れたような感覚でした…

落ち着いて考えてみると 彼が目の前に現れたのは 母親とのやり直しだったのかな??
欲しくても欲しくても 得られなかった愛情… 与えてくれない人だったからこそ 私も執着したのではないかな??
と感じました…

ラスボスが母親なら その彼は中ボスでしょうか??

彼と別れて後悔はありません

が…今は母親が側にいるだけで落ち着かずイライラするのですが

もしも 母親が亡くなった時に後悔する事を思うと涙が出てきます…

これからの私は自己肯定感を上げて
(本も買いました…飲むと人にあげちゃうので何冊も買いました(笑))

幸せになっていくにはもちろんなんですが 母親と後悔しないためにはどんな事を取り組んでいけば良いでしょうか???

もしも ネタになったら使って下さい
!!!
(Kさん)

ありがとうございます~!!大量にお褒め頂いて恐縮・・・うそ、嬉しいです~(^^)
褒められて伸びるタイプなので今後ともよろしくお願いします~!!

自覚をお持ちのように武闘派女子になる方の中には、けっこうな確率で「母親との確執」をお持ちの方も多いわけで、いわば「自立系武闘派女子虎の穴」のようなもんですね。

で、そのお母さんとの葛藤に、お父さんとの競争もあって、恋愛もまたそのパターンを踏襲することは幾度かブログ/メルマガでも触れている通りです。
(昨日もそういうネタだったような気が・・・)

お母さんというのは良くも悪くも人生に一番大きな影響を与える存在と言っても過言ではなく、Kさんのようなインパクトのあるキャラのおかんだと、どうしたって「基準がおかん」になってしまうもんです。

心理学ではそういう状態を「癒着」と評することもあるわけですが、お母さんとの心理的距離が近くなった分だけ、人との距離感が分からなくなったり、一方的にお母さんとの関係を恋愛で繰り返すことになったりします。

例えば、あるケースでは、強烈キャラのおかんと数々の戦闘を繰り広げてきた結果、近い距離での人間関係にウンザリしてしまい、恋愛ではなかなか距離の縮まらない相手を好むようになります。
すなわち、野良猫君に恋するのはそうした背景が影響してる可能性も高いわけです。

Kさんもそのパターンに近いのかな。

ある人は、強烈なおかんとずっと悪戦苦闘しつつ、実家暮らしで癒着状態にあったので、恋をすれば「野良猫」「不倫」「二股」「体だけの関係」などを専門とされてましたね。
一時、ふつうのサラリーマンと付き合ったこともあるのですが、その時は見事彼女が野良猫化して浮気を繰り返しちゃった挙句、婚約破棄のようなことをしてしまう結果となりました。

インパクトのあるおかんですが、やはりそこは母親であり、その母親を愛する娘であり、その構図から、人生の中心に「おかん」が君臨することになります。
そうすると仕事にしても、恋愛にしても、心理的な優先順位は2位以下となってしまうんですね。

つまり、母親一番、彼氏が二番という風になるわけで、心理的に彼氏が愛人ポジションに入るわけです。

ふつう愛人というのは本命と違うタイプに行くことが多いので、強烈なおかんに、野良猫な彼氏(もしくは手に入りにくい相手)という組み合わせでバランスを取ろうとするわけです。

分かりやすく言えば、超辛いカレーを食べるついでに、超甘いデザートをオーダーするようなもんです。

12年付き合った彼と別れるというのはそれなりのダメージも残りそうなのですが、意外に元気なんですよね?
納得して別れられたことはいいことで、じゃあ、そろそろ次に行こうか?って話なんですが、やはりそこは「本命」である「おかん」が気になってしまうKさんですよね。

そういう時って私のお勧めとしては、やはりおかんと距離を取ることで、長年染みついてしまった「おかん軸」をより「自分軸」にシフトさせるのがいいのかなあ、と思うわけです。

いわゆる「手放し」という奴でございますね。

そうして、自分軸を取り戻し、自分の幸せは何なのか?について深く掘り下げて自分自身と向き合うことがやはり「おかん」のためにもなると思うのです。

ということで、おかんと心理的に距離を取ることを今の課題にしてみることをお勧めします。

抵抗ありますか?

そこでは自己肯定感と共に手放しのプロセスを進んでいくのがいいんです。

こんなテーマについてじっくり考えてみてください。

Q.自分がお母さんのためにしてきたことは何だろう?

我慢する、話を聞く、世話をする、どんなことでもいいので、できるだけ具体的に箇条書きにしてみてください。

そうしてリストアップされた項目を眺めながら、こうつぶやいていきます。

「私はもうお母さんに対してできることは全部やった」と。

もちろん、その言葉には異論があるかもしれません。

お母さんのことが大好きで、助けたいと思っている人は、お母さんが幸せになっていない現状を見て罪悪感を感じ、まだまだできることがあるんじゃないか?と思ってしまうからです。

それはすなわち「自分よりもおかんの幸せを優先してしまう」という愛情深い娘の心理を表していて、決して悪いことではないのですが、やはり問題になってしまうと思うんです。

この癖は恋愛でも出てきますよね。
「自分よりも彼氏を優先する」
という。

だから、そこで自分軸に意識を向けます。

「私の幸せが、母の幸せ」であることを思い出します。

将来、お母さんが死の床に就いたとき、お母さんが笑顔で「ありがとう。いい人生だったわ。あなたにはメイワクもかけたけど、あんたはいい娘だったよ」と言ってくれるとします。

その時、Kさんはどんな環境にあったらいいのでしょう?

「素敵なパートナーがいて幸せな家庭を築いている。
そして、お母さんに感謝の言葉を伝えている。」

という状況はいかがでしょうか?

この「おかんに感謝する」ためには癒着を切る、すなわち、心理的にお母さんと距離を取れることがポイントです。

この「感謝」を作るのが「手放し」であり「許し」ということになるんです。
そして、その基点となるのが、先ほどの「自分はできることを全部やった」という自己承認です。

完璧でない自分が完璧でないおかんにしてあげるわけですから、完璧さを求めていたら罪悪感や無力感しか感じません。

完璧でない自分を受け入れる(承認する、肯定する)ことで、「自分なりに」できることをやってきたことを知るのです。

それだけでも手放しは加速します。

そして、リトリートセミナーなどではよくやるセッションですが、おかんよりも自分の幸せを選ぶ意識を身に着けていきます。

優しい人、賢い人、愛情深い人、与えたい人、助けたい人、いい人というのは、とかく自分のことを犠牲にして相手を優先してしまいます。

「あの人が幸せになったら自分も幸せになろう」という犠牲的な行動を常としてしまうんです。

それって苦しいですよね?

リーダーシップというのは、まず自分が幸せになること。そして、その幸せを愛する人たちに示し、目標となることを言います。

ましてや親子であれば、娘が幸せになることが親にとっての幸せであることは言うまでもありません。
もちろん、そこは相手も人間ですから、嫉妬したり、競争したりすることもあるでしょう。

でも、自分が幸せになることに遠慮や犠牲は似合いません。

まずは自分が心地よくなること、自分が喜びを感じられること。
そこに普段から意識を向けることもとても効果的なアプローチです。

「今、自分が気分よく過ごせるにはどうしたらいいのか?」ということを選択し続けてもいいでしょう。

そして、自分の幸せがお母さんの幸せにつながることを意識できれば大丈夫です。

「お母さんのためにしてあげられることは、私が幸せになること」だと思ってくださいね。

そのために「今の自分」を心地よくさせてあげながら、お母さんに心から感謝ができるように手放しのプロセスを進んでいきましょう。
その基礎となる自己肯定感をあげることは言うまでもありませんぜ。

そんな自己肯定感をあげる本はコレ。

敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)

おかんを手放して幸せな人生を選択するコミットをするならこのセミナー。

リトリートセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/22883


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