自分軸で生きる対象は「人」だけじゃありません。お金や仕事に対しても自分軸の在り方は重要です。



自分軸で生きる、というテーマで新刊を書きました。
「私は私、人は人」という境界線をきちんと引くところから、まずは自分軸を確立していきます。
そして、自分軸を確立した上で、人間関係を築いていくことで、
・周りの目線や評価を気にせずに自分らしくいられる。
・自分の意見や考えをはっきりと持てる。
・それをきちんと表現できるようになる。
・人間関係が楽に構築できるようになる。
・他人の反応や評価に対して一喜一憂しなくなる。
・自分らしさが人間関係においても発揮できる。
・他人との適切な距離感が取れるようになる。
・自分の気持ちを大事にできるので、疲れにくくなる。
・自分がしたいことやしたくないことがはっきりと分かるようになる。
・他人に干渉したり、攻撃したり、批判したりすることがなくなる。
・他人からの干渉や攻撃や批判が少なくなる。(あっても影響を受けにくくなる)
などの多くのメリットが享受できるようになります。

何よりも「自分らしく、自然体な生き方ができるようになる」というところが大きいですね。

で、この「自分軸」。
その効果は「人間関係」だけにとどまりません。

例えば、「お金」や「仕事」、「時間」という者に対しても重要な影響を与えています。

皆さんはお金に振り回されていませんか?
また、会社ときちんと対等だって意識ありますか?依存状態になっていませんか?
さらには時間の使い方に対しても自分らしさを発揮できていますか?

もし、あなたが欲しいものを目の前にしたときに、お金が理由で「買う・買わない」の意思決定をしているのであれば、それはお金が主体になっていることを表しています。
「これ、いいんだけどなあ、欲しいんだけどなあ、高いんだよなあ」と商品を棚に戻してしまうのであれば、自分軸ではない、ということです。

本来、会社とは対等な関係のはずなのに、会社に対して受身な姿勢を取ったり、会社のシステムやルールに嫌々従っているとするならば、当然ですけど、それは「他人軸」の生き方です。(正確には「会社軸」ですね)

時間がない!!!とか、時間を気にしてしまって楽しめない!!みたいな状況にあるならば、やはりそこでは時間に主導権を渡してしまってる状態。
自分軸ではないんです。

「自分軸で生きる」というのは人間関係以外の「時間」や「お金」「仕事(会社)」に対しても有効なアプローチなのです。

お金に対して自分軸の姿勢になれると、お金に購買決定権を委ねることをしなくなります。
つまり、高いから買わない、安いから買う、ということがなくなり、いいものだから買う、欲しいから買う、という姿勢になります。
とはいえ、だから高いものばかり買うようになる、というわけではありません。

「僕は○○にはそんなにこだわり持ってないから、安い方がお得感があっていいよ」というのは、自分軸の在り方です。

「お!欲しいジャケットが半額になってる!これはご縁だ~!ツイてる~!ラッキー!」というのは、自分軸です。

どちらも「自分の気持ち」や「考え方・こだわり」が軸になっています。その上で「安くなっててラッキー」というわけです。

「この服いいなあ、可愛いなあ。けど、うーん、高いなあ。ちょっと手が出ないなあ。じゃあ、さっきの店で似たようなデザインのやつでもっと安いのがあったから、そっちにしよう」というのは「お金軸」です。自分軸ではありませんよね。

「私はね、とにかくね、安いのが好きやねん。安い!って思うだけで幸せ感じるねん!このヒョウ柄のシャツ、なんぼしたと思う?驚いたらあかんで!これ1300円やで!まじやで~。新世界のTシャツ屋で買うてん。ええやろー?羨ましいやろー?」という大阪のおばちゃんは自分軸です。
「安いのが大好き」という思いがあるからです。
とはいえ、そのおばちゃんも「ええー、その靴、可愛いけど3000円もすんの?そら、高いわ。やめとくわ」という風になったら「お金軸」です。

まあ、その辺の見極めは微妙なことですね。

自分軸で生きている、ということは、そこに喜びや感動や楽しみやワクワク感が必ずあります。

自分軸で生きられていない、ということは、そこにネガティブな感情が蠢いています。

どっちなのかな?って迷ったときは、それを判断基準にするといいです。

「その選択はワクワクした?面白い?楽しい?それとも嫌な気持ちがした?」

ワクワクしたなら自分軸、そうでないなら・・・なんて判断をしてみるといいでしょう。

でも、自分軸、というのは自己中心的というのとはちょっと違います。
自己中心的というのは、自分のことしか考えられない状態で、周りのことはどうでもいい、という姿勢です。
自分軸というのは、自分の思いや考えを大切にする、ということで、まず自分があって、次に他人との関係を考える姿勢です。

全然違うんですね。

でも、あなたが自分軸に移行し始めると「自分は自己中になっちゃったんじゃないか?」と自分のことを疑い出したし、周りの人から「最近、自分勝手じゃないの?自己中なんじゃないの?」という嫌疑をかけられることは実際よくあります。

でも、そういう現象が起きたとしても「移行期だからなあ」と思ってスルーしといてください。

ほんとうのことを言えば、他人軸で生きることが本当にその他人を大切にしているのか?というと微妙なんですよね。
「嫌われたくない」「バカにされたくない」「見捨てられたくない」などの「怖れ」の感情がある状態が「他人軸」なのですが、じゃあ、そういう思いがある状態って、他人を大切にしているのか?他人を思いやってるのか?と言うと、ちょっと違うと思いません?

実は他人軸の生き方の方が「自己中心的」と言えるのかもしれないのです。

だから、「人」だけでなく「お金」「仕事(会社)」「時間」などに対しても「自分軸」で生きられるようになるには、ちょっとした訓練が必要な時もあります。

そんな場を作ろうじゃないか!ということで、10月からワークショップを展開していきます。

自分軸で生きられるような習慣作り、在り方を学ぶために、ぜひご活用くださいませ。

そう、今日の記事も思い切りステマなのでございました~!!!!ありがとう!!!!笑

『自分軸で生き、自己肯定感をあげるワークショップ』
10/7(土)13:00-17:00 名古屋
10/8(日)13:00-17:00 大阪
10/21(土)13:00-17:00 東京
10/28(土)13:30-17:30 札幌

詳細はこちら!
http://nemotohiroyuki.jp/event-cat/20816


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