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その理由を外に求めるのではなく、自分自身に求めて行きましょう。
そうすると自分がもっと楽に、幸せに、面白く、楽しく生きられる秘訣が見つかったり、ラスボスとの出会いがあったりするのです。
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根本先生こんにちは。
いつも内容の濃いブログに癒されています。
これが無料なんてもはや救い主です。ありがとうございます。
突然ですが、自分が引き寄せてしまう人について質問させて下さい。
私はどこの職場に行っても、非常に指導や付合いが困難な人達と組まされます。
前々職ではどうしてこんなに簡単な仕事が出来ないんだろう、どうして決まり事や指導を素直に聞いて貰えないんだろう、と思っていると、部下2名がアスペルガー症候群&統合失調症と後に診断され、前職ではやる気がなく無責任で朝から晩まで私に愚痴を言ったり無視したりする上司と組まされ、現職では
ADHDであると会社が認識している上司と組まされ、あなたの力で彼を変えて欲しいと託されています。
もちろんそういった方達に偏見を持ちたくはなく、どこの職場でも、最初はとても頑張ろうと思い、尽力するのですが、普通に決められた仕事がきちんと出来ない・驚くべき行動をして周りが振り回される、
社会人として給料をもらっている人に言わないで欲しい言葉(働きたくない・早く帰りたいので仕事を代わってください等)を言う・こちらの想いや努力をことごとく蹴散らしてスタート地点に戻ってしまう人達にどうしても疲弊してしまい、私自身が病んでしまいそうになり、指導も徐々に強めになってしまいます。
どうにか変わって欲しいと強く指導していると、本人たちからは私が態度&性格が悪いパワハラ女のように言われ(もちろん周りからは大変だね、と言われますが)、私も叱責する度に、叱責してしまったこと・それ以外の対応が出来なかった自分に落ち込み、自己嫌悪になります。
色々な専門書を読んで対応策を考えても、結局はこちらが譲歩して彼らの為に寛大な気持ちで接することが最善策とされていますが、私にも仕事があり、部下ならまだ理解出来ますが、上司は私よりお金を貰っているのでどうも理不尽さを感じてしまい、心にも時間にも余裕がありません。
耐えきれなくなって転職しても、結果このような状況に3社連続でめぐり合ってしまいます。
彼らを見捨てず、最後までやり遂げることが本来の理想ですが、もう嫌です。
今まで6年間散々頑張ったので、もうそろそろ普通に仕事がしたいのです。。
でもどこに行っても逃げられないし、あなたなら彼らをどうにか変えてくれそうだ、と任されてしまう。
いつも入社時には知らされていないため選べません。。。
私のどんな部分を治したり癒したりすれば、この状況から脱出出来ますか?
転職3社目なので、もうさすがに転職は出来ないと思っています。
私は何を理由にこの状況を自分で招いているのでしょうか。
ご教示頂ければ幸いです。
(Nさん)
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確かに仕事の内容は入ってみないと分からないことが多いので「騙された~!」と思うことも多いと思います。
でも、それが続くとなれば「これ、原因は私にある?」と思ってきますよね。
で、こういう時の分析の仕方をお話ししたいと思います。Nさんの場合、
>私はどこの職場に行っても、非常に指導や付合いが困難な人達と組まされます。
というパターンが続いているわけですが、カウンセリングやセミナーにおいては、こうしたご質問を頂いた際は
「他にそんな人っていませんでしたか?」
という質問の仕方をします。
3社連続そういう人とぶち当たるくらいなんで、Nさんの人生においては意外と慣れっこな環境なのかな、という想定をするわけです。
例えば、
・父、母、きょうだいに「付き合いが困難な人」がいた。
・学校で先生や同級生にそういう人がいた。
・恋人になる人はけっこう問題児が多い。
みたいな感じ。
もし、思い当たる人がいるとすれば、その人がこの問題の原因になっていると考えられるので、その人と向き合っていきましょう(許し、手放し、など)ということになります。
また、特に思い当たる人がいない、などの場合にはこんな質問が用意されます。
「なぜ、会社や上司はあなたに彼らの面倒を見させようとするんでしょう?」
会社や周りの人がそんな扱いづらい人をあなたに付ける理由を考えるのですが、それは当然ですけどNさんの価値が見えてきますし、周りが見る評価を見て行くことになります。
例えば、しっかりしていてあの人なら任せても大丈夫だと思われやすい、とか、優しそうな風貌なのできっとその付き合い辛い人でもうまくやってくれるだろうと思われる、とか。
>あなたなら彼らをどうにか変えてくれそうだ、と任されてしまう。
ってことなら、実際人事あたりに聞いてみてもいいですよ。意外な発見があるかもしれません。
そういうことが分かってきたら再び過去にフォーカスします。
「そういう風な人だと扱われるのってこの3社が初めてですか?それともあちこちでそんな役目や期待があったと思います?」
過去にフォーカスするのは自分が持っているパターンに気付くためです。
パターンというのは「心の癖」で幾度も繰り返されるもの。
そして、そのパターンの裏には何らかの心の傷が隠れているので、それを見つけ出したい、というわけです。
この辺の質問はすぐに考えて出てくる場合もありますが、しばらく頭の中で何だろうな?って考えてみないと分からないこともあります。
でも、3社も繰り返す、ということはなかなかの濃いパターンだと思うので、きっとこれ以外にも原因があるんじゃないかな、と根本先生は推測されているようです(笑)
これが心理分析の流れですね。
これで原因を見つけて行って、それを癒しましょう、そのパターンを変えていきましょう、と言う風にします。
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心理学では自分が苦手な人、自分と合わない人、自分と正反対の人などのことを「シャドウ(影)」と呼びます。
理解できない、付き合えない、好きになれない、ワケが分からない、みたいな感じになることが多く、たいていは距離を置くか、ケンカになるか、って感じになります。
けれど、シャドウって別名「生きられなかったもう一人の自分」と言われます。
つまり、そういう人が目の前に来る、ということは、自分が今まで隠してきた、抑圧してきた、見ないようにしてきた“自分自身”という風に例えます。
気持ち悪い話ですねええ(笑)
つまりは投影の法則により、目の前にいる人は他ならぬ自分自身なのです。
ということは、Nさんはこの3人に自分の中のどんな部分を見ているのでしょう?となるわけです。
この辺にヒントがありそうです。
>もちろんそういった方達に偏見を持ちたくはなく、どこの職場でも、最初はとても頑張ろうと思い、尽力するのですが、普通に決められた仕事がきちんと出来ない・驚くべき行動をして周りが振り回される、
>社会人として給料をもらっている人に言わないで欲しい言葉(働きたくない・早く帰りたいので仕事を代わってください等)を言う・こちらの想いや努力をことごとく蹴散らしてスタート地点に戻ってしまう人達にどうしても疲弊してしまい、私自身が病んでしまいそうになり、指導も徐々に強めになってしまいます。
Nさん自身は
・頑張り屋さん。
・尽力するのを厭わない人
・普通に決められた仕事をきちんとする人
・「働きたくない・早く帰りたいので仕事を代わってください等」を言わない人
なんですよね?
そうすると
・頑張らない人
・尽力、努力しない人
・普通に決められた仕事ができない人
・「(長いのでカット)」を言う人
が「シャドウ」となります。
理解できない、付き合えないってわけです。
でも、もう一つ、そこにあるのは「常識」って奴です。
「与えられた仕事って責任持って最後までやるべきでしょ?」
とか
「社会人ってこうあるべきでしょ?」
とか
「給料をもらっている以上、こういうことはしちゃダメでしょ」
とか、そういう常識と言う名の「ルール」にNさん自身が縛られまくっていないでしょうか?
つまり、もしかして、Nさん、M???
という話になって、私は机の下からおもむろにヒモとロウソクを取り出すんですけど。
「指導する」ってのは難しいですよね。
しかも、会社から「あいつを変えてほしい」って期待されてもいるわけですから。
そうすると「変えよう」としてしまうんですけどね。
だいたい「変えよう」として上手く行くんならとっくに会社や前任者が成し遂げてると思いません?
Nさんがそういう自己開発の専門家で今までも問題児たちを変えてきた実績があるなら別ですけど、そういう採用枠ではないんでしょう?
ってことは、そもそも変えることなんて無理だよね~というのが私のお勧めなんです。
こういう時にお勧めしているのは「この人たちが私に教えてくれることって何だろう?」という目で見ることです。
例えば、先ほどの「ルールに縛られてるドMな私」が見えてくるだけじゃなく、「責任感が強すぎていつも背負い過ぎてしまうドMな私」とか「期待に応えようと必要以上に頑張りすぎて燃え尽きてしまうドMな私」とかもあるのかもしれません。
「まじめで融通が利かないので実は生き辛いと思っているドMな私」や「いつも正しさの争いをしてしまい、周りから孤立しているドMな私」がいるのかもしれません。
そう「ドMな私」というのは確定しています。はい。そこは諦めてくださいね。亀甲縛りが上手にできるようになりますように!
それから、Nさんの文章はツッコミどころが満載なのですが(笑)、例えば、
>彼らを見捨てず、最後までやり遂げることが本来の理想ですが、もう嫌です。
>今まで6年間散々頑張ったので、もうそろそろ普通に仕事がしたいのです。。
>
>でもどこに行っても逃げられないし、あなたなら彼らをどうにか変えてくれそうだ、と任されてしまう。
どうして逃げられないと思うんでしょうか???
なぜ、見捨てずに最後までやり遂げたいんでしょうか???
ふつうの仕事がしたい!と会社に直訴するのはどうでしょうか???
この辺にポンコツ三人衆が集められた理由があるのかもしれませんよね。
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もし、仕事内容が当初提示されたものと違ったり、そんなポンコツを扱うことなんてできねえ、と思ったり、ふつうに仕事できる環境を用意しなさい!と思ったら、やはりそれを人事なり上司なりに「早めに言う」のがお勧めなんです。
つまり、いい人って「No」って言うことを必要以上に恐れているんです。
あるいは、自分の主張をする、みたいなこと。
そして、それに合わないのであればすぐに会社を辞めることもおすすめします。
だって、そこにいても幸せじゃないから。
転職繰り返してたら次が見つからなくなる、と思うかもしれませんが、でも、それも「ほんとうに???」って思っちゃうんですね。
もしかしたら、そんな自己主張的なところにヒントがあるのかもしれません。
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このポンコツたちを他人と思うのもアリですけど、せっかくのご縁、どうせなら「自分」と思ってみてみると、もっと生きやすくなるんじゃないかな?と思います。
私、シャドウに当たる人のことをよく「その人を師匠と呼べ!」って言ってます。
いろんなことが学べるからですね。
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