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私たちは子ども時代から様々なルールによって生きてきます。
今日のAさんの「私が望むと別の結果がやってくる」というのもそのルールの一つ。
その手放し方について考えていきましょう。
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毎日、楽しみにブログ拝見してます。ずっと気になってたことを質問させて下さい。
それは、私が望むと別の結果がやってくる!?、ということについてです。こうなるといいなって思っていると、たいてい反対の結果になります。天の邪鬼でも憑いているのでは…と思ってしまうほどに。
子供の頃それに気付き、だったら「こうならないといいな、こうなったら嫌だな」と思うようにしようと子供心に思いました。
こうなればいいなと望むことを心に沈めて、嫌なイメージをする。そうすると反対のことが起こる?ので、結果自分が本当は望んでいたことが起こる…ということがよくありました。
よく視える占い師さんにズバリ当てられ、私の直感力を良い方向に使わなくてはいけないよと言われたので、最近では、こうなったら素敵だなっとプラスにイメージするようにしてました。
それでも、昔ほどは感じないにしろ、やっぱり望むと手に入らない…と思うことが大小問わずあります。
週間天気予報を見ると晴れてほしい日に限りピンポイントで雨とか、私にはどうしようもできないことも含まれますが(笑)
なんでも思い通りにうまくいかないのは当たり前のことだとは思うのですが、ことごとくうまくいかないと、消えないがっかりが積み重なります。気にするほどのことではないのでしょうか。
なにかご助言頂けるとありがたいです。よろしくお願い致します。
(Aさん)
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じゃあ、ぜひ、私のセミナーが閑古鳥になるように祈っていただけるといいなあ(笑)
そして、私の恵まれない独身(バツ含む)自立系武闘派情熱女子たちが相変わらずダメンズたちにまみれ、全然幸せな結婚ができないように祈って欲しいなあ・・・(切実!)
子どもの思い込み力ってすさまじいんですよね。
大人には想像できないくらいのパワーで、そして、コミット力を発揮します。
命がけなのです。
だから、子どもの頃のに自分にかけた呪い(?)を解くのに苦労する人も多いです。
「男は私を傷つける!だから結婚しない!!」という呪いにかかったまま三十路を越えた方もいっぱいいますよね~~(ほら、痛いだろ?(笑))
「うちはお金がないんだ。お金がなくて大変なんだ。貧乏なんだ。」という呪縛にかかってる方も多いですよね~~~
Aさんが子ども時代に決めた「願い事を考えるルール」というのが未だに生きてるのもそうした子ども時代のパワーのお陰でしょう。
しかも、Aさん自身「思いの力」が強い方なんでしょうね。
人を呪わないようにしないといけませんね~。効いちゃいますから(笑)
ただ、叶っているんですよね。
「私が望むと別の結果がやってくる」という望みが叶っているんです。
かつ、最近では
「昔ほどは感じないにしろ、やっぱり望むと手に入らない」という望みを叶えた上で、「がっかりする」という発展まで見せています!!
つまり、このプロセス全体が「望み」なのですね。
だから、本当に叶えたいことと逆のことを望むと、それが手に入らないから、本当に叶えたいものが手に入る、という“使い方”をされるのです。
そして「こうなればいいなと望むことを心に沈めて、嫌なイメージをする。そうすると反対のことが起こる?ので、結果自分が本当は望んでいたことが起こる」という“成功体験”をすると、おぉ、それで行けるんじゃね?となるんです。
ややこしいですけど、分かります???皆さん。
ちょっと言い方を変えてみましょう。
Aさんは「私が望むと別の結果がやってくる」という“ルール”を持っているんですね。
それは「生き方のルール」でもあり、「成功法則(成功するためのルール)」でもあります。
その時、Aさんはとある望みを叶えたいと思います。
そのルールに従って現実が起こるわけですから、望みを叶える方法は「別の結果」を予め望めばいいんですね。
だから、まずは望み(ルール)はちゃんと叶ってるってことを知ることが大切ですよね。
自分がそのルールを持っていて、そのルールに従って生きてることに気付くことが大事なんですよね。
で、どうしましょうか?ってことになるんです。
こういうルールって意外と役に立ってまして、意識してる部分でも日常、けっこう使われてるんですよね。
週間天気予報を見てる時だってそのルールが生きています。
それくらいしみ込んでいるのです。
で、それを手放しましょう、新たなルールをインストールしましょう、ということになれば、その意識を解放してあげる必要があります。
その方法は様々ですよね。
ヒーリング的、エネルギー的なセッションをやっている方もいます。
アファメーションを使う方法もあります。
この時、いきなり「私が望む結果がそのまま叶いますように」とか思ったところで、Aさん、信じられないでしょう?
過去のルールが「ふん、そんなことあるわけじゃないの!」と思わせます。
だから、「私が望む結果がそのまま叶いますようにって思うんだけど、実際は今まで通り望む結果と別の結果がやってくるのよ」って思いが現実化します。
このルール(望み)は潜在意識にしっかり根付いているので、(顕在)意識レベルでああだこうだとやっても逆効果であることが多いんです。
Aさんも「自分が思う通りの結果が起こりますように」って思って、叶えたい望みをそのまま思ったのに、その逆の結果が起きてきたらがっかりして「やっぱり私は自分の望みとは違う結果が起こるんだ」って思うでしょう?
そうすると元々あったそのルールがさらに強化されてしまいます。
だから、その反対のことを思いこもうとしても信じられない自分がいるので、なかなかそのルールは変わらないわけです。
特に子ども時代に作ったそのルールはその後の経験でさらに強化されていきますから、手放そうとすればするほどなお入り込んでくる、ということになります。
じゃあ、どうしたらいいの?ってことですが、そのルールを崩すためにまずは
「私が望むと別の結果がやってくるのも良い(悪くない)」
という意識を持ってみます。
つまり
「私が望まない結果がやってきても良いし、それでも私は幸せだ」
って宣言するのもアリです。
感情的にはものすごく乱れるでしょう?
その乱れがルールが崩れ始めた証拠になります。
「私が望まない結果がやってきても良いし、それでも私は幸せだ」という思いが腑に落ちるまでそれを続けてみましょう。
その上で、「私の望みは素直に叶う。私はもっと幸せになる」というアファメーションを始めてみましょうか。
この時はおそらく「自分が思った通りのことが現実化している」という事象に何度も出会うようになります。
そうした新たな経験がルールとなって潜在意識に入っていきます。
その過渡期では両方のできごとが起きて葛藤することもあるでしょう。
そのたびに新しいルールを信頼していきます。
逆に言えば、「自分が思ったことがそのまま現実化する」という事例を今から探していくのもアリですよ。
「自分が望んだことと別の結果が来る」ということについては「ああ、これは昔のルールね。今は違うからね」と受け止めていきます。
それだけでもだいぶ変わるんじゃないでしょうか???
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ややこしいお話でしたけど何となく分かりました?
私のブログ、ちゃんと理解しようとするとややこしいですし、筆者的にも都合の悪い現実が見つかるのでやめた方がよいです(笑)
この潜在意識にしっかり根付いたルールは様々な場面で使われています。
「私は幸せになれない」
「私はお金とは縁がない」
「私と付き合う男はダメンズだ」
「仕事がうまく行かないのは当たり前」
そんなルールに縛られて生きています。
それを手放していくには、まずはそれを受け入れ、認め、感謝します。
そして、自分の幸せとそのルールは無関係であることを認めます。
そして、新たなルールを受け入れていきます。
そんな流れでお話をしてみました。
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