シティホテルの特別室で、お年寄りの気持ちを少し体験して、自分を大切にするセミナーをしてきた。


とある銀座のシティホテルの特別室。
薄い手袋をはめ、サポーターを肘に当てて、厚紙をその内側に入れる。そして、手首に200gの重り。
80代になったときの腕の状態をこれで表現しているらしい。

指はかさかさになり、肘の関節が固まって曲げにくくなり、腕の筋力が落ちてお箸すらも重たく感じる。

それでこのお重を頂く。
野菜も魚も肉もいい素材を使った贅沢なお弁当。
美味しいけどだんだん手が重たくなってきて食べることが億劫になってくる。

高齢者の苦労が少しだけ分かったような気がした。

もちろん、ある日突然そうなるというよりも、徐々にこの状態になるのだけど、ふだん、筋トレをひていてもなかなかの負担を感じるのだから、「なにもしてないんですー!」という参加者たちはさぞかし大変だったろうと思う。

そんなテーマだからか、参加者は介護や福祉や建物の設計に携わる方ばかり。
みなさん、一様に「こんなに大変なんだ」と驚かれていました。

食事のあとは私のセミナー。
少人数だったのでじっくりと「自分を大切にすることの本当の意味」について語りつつ、時折実習をした。

心の声を聞く。
自分をありのままに受け入れる。
自分のご機嫌を自分でとる。

そんなお話をさせていただいた。
優雅な空気の中では時も緩やかに流れ、心地よく落ち着ける。
こういう空間に身を置くこともまた自分を大切にすることだと思う。

自分で話をしながら、例えば、個人セッションやリトリートセミナーなどの時間は自分もある種の瞑想状態にあることに気付いたし、クライアントさんを受け入れるには自分自身を受け入れなければならないことも実感した。

セミナーをしている人間が一番学んでいるのだと思う。
そう思えば、なんとお得な商売だろう。

それにしても、いい時間を過ごさせていただき、また仕事に対するモチベーションをあげることができた。

★主催:銀座TABEEC倶楽部
http://tabeec.com/


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