リトリートセミナーでなぜ、人生が変わるのか?



わずか1泊2日のセミナーで「人生が変わりました」という声をたくさんいただいています。

前回福岡のリトリートセミナーで、自己紹介の時に、何人ものリピーターたちがその言葉を口にしていました。

「おいおい、そんな風に思ってたのかい?ぜひ、それをメールで報告してくれないかな?」と丁重にお願いしたのですが、未だにメールが届かないのはきっとスマホの調子が悪いからですよね?(笑)

さて、なぜ、たった1泊2日で、そんな「人生が変わりました」と思えるようになるのか?主催者側の勝手な思いではありますが、まとめてみたいと思います。

(1)非日常がもたらす効果

そもそもリトリートという言葉の意味が「非日常で自分自身を見つめ直す」という意味があるのですが、この「非日常」という意味がまず、ものすごく重要なのです。

その言葉に対する「日常」は、そのほとんどがルーティンになっていると思います。

朝起きて歯磨きをして朝食をとってメイクをして荷物を持って駅に向かう。
いつもと同じ電車に乗って会社に行く。
朝、メールチェックをして、都度取引先に連絡を入れる。お昼になれば同僚とランチをして、午後になれば再び仕事に取り掛かる。
時には残業をして会社を出て、帰りに晩ご飯を買って帰る。
ご飯を食べながらネットを見て、シャワーを浴びて、ベッドに入る。

時々、友達とご飯。パートナーとデート。ライブに行く。等の変化がありますが、「日常」というのは、そうした「安定」の中で動いているのではないかと思います。

その「安定」は「安心」につながるものなので、私たちにとっては大事なものに違いはないのですが、その反面、目の前のことをこなすことで精いっぱいとなり、自分に立ち返る時間が少なくなってしまう、というデメリットがあります。

もちろん、このブログ/メルマガをお読みの方は、私の記事や他の方の話を聞いて自分を見つめ直す時間を持っていらっしゃいますが、それも通勤の途中だったり、家事の合間だったり、夜寝る前のひとときだったりすると思うのです。

「このままでいいのかなあ?時間があれば自分をちゃんと見つめ直せるのに」なんて思いながらも時間が過ぎていくという経験、したことありませんか?

そのために自主的に荷物を持って宿に籠り、ノートを目の前にして人生を見つめ直せる方はいいかもしれません。

けれど、家庭がある方ならもちろん、そうでなかったとしても、意識的にその時間を作るのは難しく感じられるかもしれません。

そんな時に意識的に「非日常」に連れ出してくれるツールがあるとしたら、それは便利だと思いませんか?

それがリトリートセミナーです。

日常を離れることで得られる最大の効果は「日常を見つめられる」ということです。
疑問を持たずに当たり前にやっていた日々の行動に対して「それ、ほんとに自分がしたいことなのか?」と感じることができます。

「自分はほんとうは何がしたいんだ?」と自分自身を見つめ直すこともできます。

また、今何かしらの問題を抱えている場合は、誰にも邪魔されずにその問題と向き合うことができます。

そういう「時間」と「空間」が与えられる場所が「非日常」なのです。

非日常に自分を置くことで得られる気付きはほんとうに大きなもので、「気付いちゃったらしょうがない」と人生を変えるきっかけになるのです。

(2)仲間の存在

多くの参加者は一人で会場にいらっしゃいます。
中には私のセミナーに一度も参加したことがなく、私と初対面という方も珍しくありません。

でも、どんな方もたった一つの共通項があります。
それは「根本さんのしょうもないブログを読んでいること」。

つまり、それだけで話題のきっかけになるネタをお持ちなのです。

そして、セッションをし、休憩時間を過ごし、懇親会に出たり、オプショナルツアーに出たりしてみると、同じ方向を向いた同志たちと出会うことになります。

自分と似た人。
自分と同じ問題を抱えた人。
なんかキラキラした人。
かつての自分を思い出す人。

それがリトリートセミナーが特別な場所になる理由の一つだと思っています。

セミナーが終わってもそれで終わり、というわけではありません。
連絡先を交換せずともフェイスブックグループでつながったり、その後参加したセミナーで懐かしの顔に出会えたりして関係性は継続していきます。

そんな同志、仲間の存在が自分が何かを始めようとするときに大きな心の支えになることは想像に難くないと思います。

幸いフェイスブックグループ内では「○○の近況報告☆」とか「○○しようと思うんだけど勇気がでなくてヤバい」とか「○○に遊びに行くんだけど詳しい人教えて」などの投稿があって、みんながああだこうだとメッセージをくれます。

何かを始めようとすれば応援してくれる人が出てくるのも嬉しいですよね。

(3)うまく行った人たちの話が聞ける

リトリートセミナーも3年続けるとすでに様々な成功事例が出てきています。
本でも紹介しましたが、このセミナーがきっかけで海辺に引っ越し、ついでに男まで見つけて結婚した人もいれば、やりたいことをやるために全然見知らぬ土地に飛び込んで生活している人もいれば、夢を実現するための一歩を踏み出した人たちもいます。

最初はみんな「安定」や「ふつう」の生活を送って来たのに、その時代を懐かしむことができるくらいに変化している人も少なくないのです。

そういう方々がセミナー会場の中やフェイスブックグループの中に何人もいます。

その存在が勇気と励みを与えてくれるだけでなく、具体的な体験談も聞けるメリットは計り知れないと思います。

「よし、私もやってみよう!」と思えるだけの材料がそこにあるのです。

(4)いつでも帰れる場所になる

私がリトリートセミナーをライフワークとし、それを続ける最大の理由は「居場所を作る」ということかもしれません。
それはすなわち「いつでも帰れる場所」です。

何かヒントが欲しくなったとき、
温かい場所に身を寄せたくなったとき、
自分自身に帰りたくなったとき、
何か問題が出てきたとき、
いつでも変わらずにそこに居たいと思っています。

だから、何かイベントをする時には1回目のリトリートセミナーに参加した方にも声をおかけしています。

今は必要ないなあ~、とか、今は根本さんから距離を置きたいな~、と思っていても大丈夫。
また、みんなに会いたいなあ、と思ったときのためにいつでも門戸を開いておきたいと思っています。

(5)本質を見つめるセッション

リトリートセミナーでは、参加者の中から希望者を募って、個人セッションをしていきます。
仕事、パートナーシップ、家族、人間関係、あらゆるテーマがそこに出てきます。
そうした問題の層を一つずつ掘り下げていって、根っこにある「本当の問題」にアクセスしていきます。

そこでは私の今までの経験や知識をフル稼働していくのですが、そこで見つめる本質というのは、「あなたの才能とは何か?」というもの。

なぜ、この問題を抱える必要があるのか?
なぜ、今、このタイミングでこの問題が起きているのか?
その問題が教えてくれる意味は何なのか?
その問題を乗り越えられることで得られるものは何なのか?

そんな「そもそも論」を見ていくセッションです。

そして、このセッションはその人だけの物語ではありません。
問題を掘り下げれば掘り下げるほど、そこに同席しているすべての人たちの問題がフォーカスされていきます。

「人のことを大切に思うあまり、自分を後回しにしてしまっていないだろうか?」
「その罪悪感はあなたの愛の強さがもたらしていることに気付いているだろうか?」
「調整役に徹することで、自分自身の人生を生きることを諦めていないだろうか?」
「本来はとても情熱的な人なのに、それを隠しているからこの問題が起きているのではないだろうか?」

そういう視点で見つめていくと、それは最早、その個人の問題にはとどまらず、多くの示唆と気付きをもたらしてくれます。

それを自分自身にフィードバックすることで、自分がこれからどういう意識で生きたらいいのか?どういう方向性を目指したらいいのか?が明らかになって行きます。

またセッションによっては、自分自身も参加できるワークをするので、そうした本質を生きるためのヒントを体感できます。

この「体感」がとても大切だと思っている私は、セッションごとに参加者みんながそれを体験できる場をなるべく作るようにしているのです。

そうして、自分の人生を仲間たちと共に一歩前に踏み出すことができるのです。

(6)あり方を深く学ぶ場

個人セッションやレクチャーなどを通じて私がお伝えしているのは、いかに自分らしい、幸せな人生を生きるか?ということ。

そのための考え方、価値観、意識の向け方、すなわち、あり方を様々な表現でお伝えしています。

自分軸で生きる方法や自己肯定感をあげる方法などはもちろん、心理学の理論や知識を応用したアプローチを具体的な例と共にお伝えしています。

それを心に刻んで、日常に戻ることで、1泊2日の旅なのに、不思議ともっと長い時間を過ごしたような感覚が訪れます。

それによって、潜在意識レベルから今までの自分とは「何か違う」状態になっているのです。

頑張って何かを得るのではなく、感覚的にキャッチしているので、あまり自覚はないのですが、「何となく違う」「何かが違う」という思いが、日常に戻った後に様々な場面で体感できるのです。

(7)無意識に働きかけるアプローチ

私のセッションで使うロールプレイやイメージワークはもちろん、うちの奥さんが奏でるクリスタルボウルの不思議な音色とバイブレーションにより、私たちがふだん意識することのない潜在意識の深い部分、無意識の層にアプローチをすることが可能になります。

心の奥底に潜んでいた「私を幸せにしない仕組み」が解れたり、「頑張らないと認められない」という思い込みがすーっと消えていたり、「そのままの自分でいいんだ」という強い気付きが訪れたり、不思議な感覚を体感される方も珍しくありません。

クリスタルボウルの音に身を委ねることで、心の奥深くの緊張がほぐれて、人と接することがものすごく楽になったり、物事の捉え方が広くなったり、となかなか言語化が難しい変化も起きています。

無意識レベルでの変化は実感としては乏しいものの、「何か違う」という感覚があったり、「なんだか心が軽い」という思いが出てきたりして、気付けば変わっている、という理想的な変化をもたらしてくれるものです。

リトリートセミナーでは、そうした場を築き、参加者同士のつながりを作ることで、そうした変化が加速度的に起こります。

その結果、日常に帰ったときに新たな活力や元気や発想をもたらしてくれるのでしょう。

(8)愛とつながる

リトリートセミナーの中心にあるテーマは「愛」です。
すべてのセッションが愛に基づいて行われ、愛の観点からセッションを作って行きます。
そういう言い方をすると、たいへん怪しくなるのですが、それは自己肯定感であり、自分軸であり、与えることであり、受け取ることであり、信頼することであり、委ねることです。

人の中に愛に触れたり、自分自身の中にある愛に気付いたり、この二日間では、自分が今まで知らなかったような愛に気付くチャンスが様々な形で訪れます。

愛と繋がった人は無敵です。

その感覚が日常にもたらす影響も無限大です。

ほんとうにしたいことをやってもいいという許可を得たり、本当に愛する人を愛する許可が得られたり、孤独感が癒されたり、罪悪感がなくなっていたり、理屈では説明できない現象がそこかしこに起きて来るでしょう。

愛とつながることで、自分自身が自由であることを実感することができます。
無意識に、あるいは、意識的に自分に課していた制限を外し、自由に自分らしく生きることが許可できるようになるのです。

まあ、この辺はほんと話せば話すほど怪しくなるのでこの辺で割愛したいと思います(笑)

(9)笑いと楽しみ、遊び

私のセミナーですから、笑いは欠かせません。
レクチャーで、セッションで、様々なところに笑いの要素が散りばめられています。

休憩時間や終了後は楽しみが待っています。
私たちスタッフは共催者の岩橋くんを中心に、皆さんにどう楽しんでもらえるか?をかなり真剣に、楽しみながら企画しています。

遊びや楽しみの重要性を皆さんはどれくらい理解されているでしょうか?

それが余裕を作り、世界を広げる効果があることは言うまでもありません。

だから、私たちは居心地のいい、安心できる場所を築くと同時に、楽しみ、喜び、笑える環境を提供できるように心を砕くのです。

そして、私たちスタッフはそういう企画が大好きなメンバーで構成されています。

「まずは自分たちが楽しむこと。自分たちがワクワクすること」これがリトリートセミナーのスタッフに課せられた唯一の“ルール”です。

「それ楽しい?」の答えが「No」ならば、そのアイデアは却下されます。

だから、私たちのリトリートセミナーは会場も、懇親会も、オプショナルツアーもすべて、主催者たちが楽しい企画となっています。

そういう場に参加していただくことで、そうした喜びや楽しみ、ワクワクのエネルギーを感じて頂ければきっと、日常に戻ったときに忘れがたい思い出と体験ができると信じているのです。

ざっくりとリトリートセミナーで人生が変わる理由を私なりに考えてみました。
興味を持たれた皆さん、ぜひ一度私たちの世界に遊びに来てください。
きっと私が今日、ここで語った内容が体験できるのではないかと思います。

7/7,8 札幌リトリートセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24249

その次は、11/10,11 沖縄リトリートセミナー。


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