「ぱぷーはお酒呑みだから、ビール飲んで良いよ、はい、どうぞ」
という会話が夕食の定番となりました。
休肝日に「今日はぱぷー、お酒飲まないのよ」と言うと、「えらーい!」と言われる始末。
家族でユニクロに行けば、「ぱぷー、これかっくいいよ!」と色んなところから服を引っ張り出そうとする園児。
「それ、女性モノなんですけど・・・」と思いながらも、酒量の管理はもとより、体重や食生活、着るものなどあらゆるものに対して干渉されることになるだろう将来に少し気が重くなります・・・。
妻「そのほうがダイエットできるって!」
夫「でも、あまりに締め付けがきつくて家出したくなったらどうしよう・・・」
妻「娘の束縛が怖くて帰宅恐怖症になったりして(^^)」
夫「あ、あり得るよなあ・・・サウナに住むようになったりして・・・」
妻「そしたら、時々差し入れ持っていく!」
夫「いやいや、留置所とかじゃないから・・・」
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因みに彼女は母親の影響でSMAPが大好きで、特に香取慎吾くんがTVに出てくると、画面にチューするくらいハマっていらっしゃいます。
エレクトラコンプレックスの法則に従い、「そんなにパプーは慎吾ちゃんに似てるのかな?」と言うと、白い冷たい目で見られるところなど、奴はすっかり女ですな・・・ははは。怖かったゎ。シャレですがな、シャレ・・・。
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そんな彼女もお迎えのバスに乗って幼稚園に行くようになりまして、なぜか、午前中は僕と妻だけが家の中にいる不思議。
「こんなに静かだと、奴が何か悪さをしてるような気がして仕方が無い」
と生まれて3年経って、ほぼ初めての現象に戸惑う夫婦。
「家事が進むー」と喜ぶ妻に、「心おきなく仕事に打ち込める」と感動する夫。
でも、今は午前保育だから、けっこうすぐに帰ってきちゃうのです。
奥さんならば、買い物をして、洗濯をしかけて、掃除機を動かすだけで。
ただ、奴が帰ってきて、再び家の中を走り回っていると、やはり、収まるべきところに収まった感じがします。
でも、そのいない空気に徐々に慣れていくのも、これまた日常なんだろうと思います。
その彼女も幼稚園では、初めてちゃんと泣けたようで夫婦ともどもホッとしました。
家とは反対に、外ではいつも固まってしまい、なかなか感情が出せない娘なので、先生に「困ったちゃんねえ」と言われるくらい、大声で泣き叫んで欲しいものです・・・。