夢を見つけて準備を始めたら各方面で事件が起こるんですけどどういうこと?



夢が見つかるってめちゃくちゃ素晴らしいんですが、それまでとは生き方ががらっと変わってしまうと不思議なほど“事件”が起こるものです。
それは内なる怖れが作り出したものでもあり、また、今までの習慣が昔の自分に引き戻そうと起こしているものです。
そこでどうその事件や夢と向き合えばいいかを考えてみました。

情熱系武闘派女子が自分らしく生きようとした途端に、多方面で問題を起こしまくるってあるあるですか?

モラハラ鬱病父と、長女(わたくし)に依存の母、常に体調の悪い愛玩子の妹という家族構成でなんとか生き延びてきた者です。
両親は家庭内別居、家は常にお金の問題が蔓延。
経済的、精神的虐待家庭だったと思います。

ずっと屍のように生きてきたのですが、この頃はやっと誰かを抱えることをやめて自分らしく生き始めたタイミングでした。
セクシーなダンスにハマりプロ目指し中、ずっとやりたかった仕事で自営業に挑戦しようと準備を開始、など。

ところがその途端あらゆる方面で事件が起こりまくり、どう乗り越えていけばいいかわからなくなっています。

具体的には、

・〇ぬほどやりたくなかったが数ヶ月前に「ダンスのために!」と泣く泣く再開したライスワーク、会社が倒産しそう
・つまり職を失いそう(夫いるが専業主婦は難しい)
・夫婦も個人も貯金ない
・仕事でミス連発
・職場で私を支配下に置き、コントロールしようとする上司が出現
・趣味でも母親と同じ年齢くらいの人から依存と真似される
・兼ねてより私にストーカー気質のあった母&妹、どうやらこっそり私のSNSを見てるっぽい(1年近く実家に帰っていない)

自分で書いててもう笑っちゃったんですけど。
この事件ほぼ全部ここ二週間くらいの出来事です。貯金がないのは平常運転。

えっとこれって私何がしたいんでしょうか?
進みたいの?壊したいの?
罪悪感と無価値観の野郎どもが、またしても「やっぱり私はダメなんだ」を証明したがっている?

ダンスも自営業も、やっと自分のエネルギーを解放できるものに出会えたので頑張りたいんです。
どうかこのさながら日本海の荒れた現状を乗り切るためのアドバイスいただけたら嬉しいです。
(Nさん)

そりゃあ、方向転換しようと思えば各方面に波風が立つのも無理はないものでして、しかも、それが情熱系武闘派女子であれば、その方向転換の角度も急激かつスピードも超速なものですから、冬の日本海並みの大波が立っても不思議ではございません。

さて、いろいろな角度からお話ができるのですけれど、「私たちは無意識に過去繰り返してきたパターンを踏襲してしまう」というテーマから参りましょうか。

Nさんは基本的にトラック野郎でございまして、様々な荷物を背負うことが“役割”でしたよね?
レース仕様でなければ、ファミリーカーでもなく、もちろん、バンや軽トラのような小さな荷台では足りませんから、まあ、10tトラックくらいのサイズ感でしょうか。笑

今まではそこに父ちゃん、母ちゃん、妹ちゃんはじめ、夫や職場や友達やかつての恋人などありとあらゆる“荷物”を背負い込んできたと思うんです。

それでも積載重量オーバーで監督官庁から指導が入るほどだったと思います。
いよいよ、コンテナを積める40t級に乗り換えるべ、とか考えてもおかしくはありません。

ところが、「いや、これは違う!あたしはトラック野郎なんかじゃねえ!」とようやく気付き、色気のあるフェラーリに乗り換えようとされてるわけです。

しかし、乗り物はラグジュアリーカーでも、心はまだまだトラック野郎な部分が残っているんです。

こうした“移行”というのはサクッと変わるわけではなく、少しずつ動いていくものですから。(とはいえ、武闘派女子の場合はそのスピードも一般人よりも早いわけですが)

そうするとフェラーリのテスタロッサを乗り回してるくせに、そこにまた「問題」という名の荷物を背負おうとしてしまうわけですね。

つまり、自分が向かいたい方向に進みたいのに、古い習慣が足を引っ張って今までのパターンを繰り返させようとしている、というのが今の状況だと思うのです。

セクシーなダンスでプロになって、やりたかった仕事で自営するぞー!!という輝く未来よりも、倒産しそうな会社、お金のない夫婦、依存してくる母・妹・趣味のおばはん、コントロールしてくる上司などの方に意識を持っていかれるんです。

例えば、実状に沿うかどうかは分からないのですが、文字面だけを読めば、

「会社が倒産しそう?じゃあ、別の会社に移ったらよくね?どうせライスワークなんだし」

「別の会社に移ったらその上司だっていなくなるじゃんね?」

「依存してくるおばはんはさっさと切ればいいじゃん。」

「母や妹にSNS見られて困ることって何なん?」

みたいな疑問が浮かんでくるものです。

夫婦の金銭問題だって、別の会社に移り、その間にやりたかった仕事で収益を上げられるようになれば解決の目途は立っていくでしょう。

だから、このラインでお勧めするのであれば、もっとヴィジョンを明確にして、今よりもずっとわくわくでれでれしてしまいましょう!ということをお勧めしたいのです。

で、ここでは敢えて「男性性」を使います。(別の方法もあとでお話します。)

意識を「選択」する。
道を自分の意志で「選択」する。

「違う、違う、自分が進みたい方向はそっちじゃない!それは昔の自分!今の自分はヴィジョンに向かうの!!」と自分に言い聞かせるわけです。

今まですがりついてくる母や妹の面倒を見てきたわけですが、今は自分の夢のために母や妹をぶっちぎって前に進むことを選択するんです。

それは母や妹を見捨てることではありません。

まず、自分が夢を現実にし、幸せになります。

そして、その幸せを母や妹に与える、という流れです。

これを「リーダーシップ」と言います。

ただ、そのためには「選択」が大事で、そのためには男性性の力が必要なのですが、自武女のみなさまにとってはさほど難しいことではないはずです。

きれいに言えば、「自分のヴィジョンのために、過去の自分を手放す選択をする」ということになります。

武闘派のみなさまに分かりやすく表現するならば「夢を叶えるために、それ以外のものを一旦、斬り捨てる」でしょうか。

“一旦”なんです。ここ重要です。

専門的な言い方をすれば、自立を抜け出して相互依存(win-win)のステージ行くためには女性性が必要です。

しかし、その女性性を使う選択をするにも、こうした局面で前に進む力を与えてくれるのも、実は男性性なんです。

だから、リーダーシップというのは内なる女性性と男性性の統合という側面があるわけです。

それでカウンセリングでも「ここは心を鬼にして夢に向かう選択をしましょう」と提案することがよくあるのです。

特に今まで周りを助けてきたNさんはじめ、同志の皆々様は夢に向かうよりも、彼らに手を差し伸べることをずっと優先してきました。

それが自分自身だ!とアイデンティティにしてしまっている節もあります。

そうすると周りの人たちを背負い込み、仕事や役割を抱え込むことが自分なんだ!という“勘違い”をしてしまっているかもしれません。

これを「助けたい症候群」と名付けてもいいでしょう。

だから、その習慣を変えるには相当な意志の力(男性性)が必要になります。

そのために、敢えて厳しい言葉を使うことができます。

「今までのそのやり方で彼らを助けることはできたのでしょうか?」

助けたくて手を差し伸べ、何とかその依存や役割を引き受けてきましたが、それで彼らを助けること、幸せにすることはできたのでしょうか?

おそらくほとんどの方にとってその答えは「No」だと思います。残念ながら。

だとしたら、彼らを助けるためにも、今までのやり方を手放し、新しいやり方を学ぶ必要があるんじゃないでしょうか?

それが「自分の夢を叶える」というリーダーシップを取ることはどうでしょうか?という提案につながるのです。

だから、今のNさんにとって何よりも重要なのは、その夢、ヴィジョンをもっと盛り立てて、あらゆる方面で起きてる事件には惑わされない強さを身に着けることではないでしょうか?

「・」で書いてくださった事件に目を向けるよりも、プロダンサーになり、やりたかった仕事で自営業になる!という方向に目を向けてください。

それには「意志の力」が必要になると思いますが、それは今まで散々鍛えてきた力ですから、そんな難しくはないと思います。

だって、自分のやりたいことを我慢して母の依存を引き受ける、というのも意志の力ですよ?

今まではマイナスの方に意志の力を使って来ましたが、これからはプラスの方向に意志の力を使いましょう!ということです。

さて、少し違う角度からも少しふれておきたいと思います。

今まで自分の意志、希望ということはことごとく破棄されてきたと思います。

経済的に苦しいから我慢することも多かったと思いますし、それによってあきらめた夢もあるかもしれません。

いつ頃からでしょう?「自分は夢なんて持っちゃいけないんだ。」と思うようになったのは。

それで「屍のように生きてきた」んだと思います。

でも、なぜ、そんな人生が転機を迎えることになったのでしょう?
ここ、めちゃくちゃ興味あります。笑

プロダンサーになりたい。
やりたかった仕事で自営業をしたい。

こんな素晴らしい夢がどうして出てきたのでしょうか?

夢を持つことを禁止してきたのであれば、そうした夢が生まれたらものすごく怖くなります。

これは個別のセッションでも、ライフワークグルコンでもよく耳にするお話です。

「夢なんて持っちゃいけないんだ」と思っていた自分に「夢」が舞い降りてきたら、それはもう全身が震えるほど怖いものです。

その怖れが、その夢を打ち消そうと様々な“事件”が起きるのです。

罪悪感を刺激するようなできごとが起きて自分を踏みとどませようとします。
無価値感を刺激して「やっぱり自分なんかには無理だ」と思い込ませようとします。
エネルギーを解放したい!と思えば思うほど、抱え込まねばならぬ事案が発生します。

それは「夢を現実にしていい」という許可がまだ下りないためです。

まあ、ずっとあきらめてきたものを、もうあきらめなくてもいいよ、って言われたってすぐには切り替えできませんよね?

だから、Nさん、そしてこれをいたく共感しながらお読みの同志のみなさん。
まずは、声に出してこう言ってみてください。

「わたしは夢に向かって走ってもいい。」

「わたしは夢を現実にしても良い。」

「わたしの夢は叶えられる。」

どんな気持ちがするでしょうか?
どんな感情がするでしょうか?

怖れが強い方ほど、その言葉を言えなかったり、ざわざわぞわぞわしたり、ずーんと重たい気持ちになったり、「むりー!!!」「やだーーー!!!」という声が聞こえたりするものです。

また、怖れから夢を遠くに置いている方は「うーん、現実感ないなー」みたいな感じで心が微動だにしないこともあります。

もし、心に少しでも響いたならば、ぜひこれらの言葉をちょくちょく自分に言ってあげましょう。

それと同時にその夢をよりリアルに感じられるようにイメージを膨らませましょう。

さらに言えば、その夢を応援してくれる人たちを思い出してください。

友達や夫、仲間たち。カウンセラーだってそうです。

その人たちからの「思い」を感じてみましょう。

その人たちに「背中を押されてる」みたいな感覚を想像してみましょう。

自分ひとりで頑張る、という思いよりも、みんなに支えながら頑張る、という方がより前に進むと思うんです。

そうすると目の前に起きた事件よりも、夢を叶えている自分の方がよりリアルに感じられると思うんです。

今は「前を向いていきましょう!」というフェーズだと思いますので、そちらを意識したお話をさせていただきました。

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