なぜ不倫のセックスは最高なのか?刺激的で燃え上がるようにできているのか?



それはタブーな関係だから、というのもひとつの理由ですが、それだけではありません。
不倫というアンダーグラウンドの世界で起こる、それ以外ではつながりを感じられないという切実な理由もあれば、不自由な関係というストレスから説明することもできます。
今日は不倫のセックスに沼ってしまう理由だけでなく、、そこから抜け出すヒントもお伝えできればと思います。

30代後半独身女子です。頭では「そろそろ落ち着いた幸せを掴まなければ」と分かっています。けれど、私の心が、そして何より私の身体が激しく疼き、抗いようもなく求めてしまうのは、決まって「誰かの夫」である既婚男性なのです。

婚活もしてますが独身の彼とのデートで感じる穏やかな時間は、今の私にはあまりに退屈で、味気なく感じてしまいます。それよりも、限られた数時間、人目を忍ぶホテルの一室で、互いの素性を消して貪り合うような時間に、私は「生きている」という強烈な実感を抱いてしまうのです。

既婚者とのセックスは、なぜか分からないけれど私に「女」としての根源的な喜びをこれでもかと味わせてくれます。

奥さんの影がちらつく彼に、壊れるほど強く抱かれ、求められる瞬間。シーツに沈み込みながら、いけないことをしているという背徳感が、肌を合わせる熱を何倍にも膨らませていく……。
独身男性とのセックスでは決して到達できない、あの脳が痺れるような、濃密で劇薬のような充足感。彼の手の感触や、耳元で囁かれる甘い毒のような言葉に、私はただ翻弄され、溺れていくことしかできません。

手に入らない距離感、許されない関係。その絶望的な「壁」があるからこそ、肌が触れ合う瞬間の爆発力に依存してしまっているのかもしれません。

私は、本気の恋愛から逃げるために、この狂おしい刺激を隠れ蓑にしているのでしょうか。それとも、もう壊れるようなエロスがないと、人を愛することも、女を感じることもできなくなってしまったのでしょうか。周りの友人たちのように幸せな結婚には向かないのでしょうか?
(Mさん)

情熱的かつ文学的なご相談をありがとうございます。
小説でも書いていらっしゃるのでしょうか?
そもそも文章が上手な方が多い、このブログですけれど、表現力がハンパないですね。
やはり何かしら創作系のお仕事をされてるのか、熱心な小説の読者なのかな?と思います。
ちなみに私の書いた心理系小説はいかがだったでしょうか?
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
「子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる」(実務教育出版)

さて、Mさんの同志のみなさまから幾度となくこんな話を伺うんです。

「不倫はセックスによって成り立っているもの。それがなくなったら赤の他人。」

だからこそ、セックスに執着してしまう心理も理解しやすいと思います。

よく頂くご相談なのでお伝えしたいことは山ほどあって、言葉にするのがめんどくさくなるほどですけれど・・・頑張ろうと思いますっ!!(ほめて)

まず、既婚者との恋愛(既婚者同士も含む)は「表には出せないアンダーグラウンドの世界」で繰り広げられるものです。

食事をしているときはまだしも、ホテルやどちらかの家に入るときは周りの目を気にしてしまうのもそう、安易に友達に話せないのもそう、ひとりで抱え込むしかないのも。

逆に言えば、周りの世界を遮断できる2人だけの世界なんです。
表の世界を忘れられる「閉じられた世界」なんです。(だからアンダーグラウンドと呼ぶんですけど)

だからその世界は逆に「安全」なんです。

そうするとそこでは自分を出しやすくなるんですね。
もちろん、不倫の彼に対しても気を使いすぎて自分を出せない方もいらっしゃるんですけど、それでもフリーの彼氏に対してに比べればマシなんじゃないかな?と思うんです。

ふだん出せない自分を思い切り出せるんです。
だから、彼の前で泣きじゃくったり、思い切り甘えたり、怒りをぶつけたり、日ごろ押さえていた気持ちを出しまくる方も珍しくありません。

そうするとアンダーグラウンドは「唯一自分を出せる場所」になっていくんです。

そしたら、そこで繰り広げられるセックスはとても特別なものになりますよね。
ふつうの彼氏に対しては出せない自分が出せる・・・思い切りエロくなれたり、あれやこれやと要求できたり、相手の反応を気にせず自分を出せたりします。

そして、その分だけ快楽も高まるんです。

そしたら、そんな世界、手放したいと思えないですよね。
そこで、彼に対する執着が強まってしまうわけです。

それと同時に背徳感(罪悪感の一種)も出てきます。

オープンにできないって時点で罪悪感がある証拠なのですが、この罪悪感って「罪が罪を呼ぶ感情」なのですね。

それ自体が刺激的でスリルを感じられる関係になります。

そもそも感情は「良くないことをしている。やめなければ。」なんて禁止をすると「タブーの心理」が働いて逆に、やめたくない気持ち、やめられない思いが増幅される性質があります。

実際「もう彼と終わりにしよう」と思って連絡を絶とうとした直後に、どうしても彼と会わなきゃいけないできごとが生まれた経験ある方も多いんじゃないでしょうか?

そうして罪悪感が刺激されればされるほど、むしろ、そこに気持ちが持って行かれる傾向があるんです。(だから、犯罪者の9割はリピーターって言われます。)

昨日、全く違うテーマで「癒着」についてお話したんですけど、そこにも罪悪感が出てきましたね。

「癒着」って罪悪感が作るんです。

だから、こうした秘められた恋は罪悪感からの癒着に至ることが多いのです。

とすれば、不倫との彼のセックスはその罪悪感からの刺激を大いに与えてくれるものになります。

過去最高のセックスは?という質問に、不倫相手とのそれを答える方が多いのはだからなんです。

罪悪感という刺激がある分だけ、その快楽が上振れし、中毒・依存症みたいになっちゃうことだって珍しくなくなるのです。

Mさんも書かれてますね。

>いけないことをしているという背徳感が、肌を合わせる熱を何倍にも膨らませていく……。

だから余計に不倫の彼とのセックスが特別なものになり、執着してしまうのです。

さらに、「不倫はセックスでつながってる」という背景に、「それ以外つながる方法がない」という切実な事情を見て取れます。

表の社会に出れば彼は「他人」です。
それが「元カレ」や「上司と部下」、「飲み屋でナンパされた相手」であったとしても、恋愛とは関係のない「他人」なんです。

この事実がまた不倫への執着を強めてしまう要因になるんです。

>手に入らない距離感、許されない関係。その絶望的な「壁」があるからこそ、肌が触れ合う瞬間の爆発力に依存してしまっているのかもしれません。

という風にね。

「今しかない」「表に出れば赤の他人」「未来がない」という思いがあるからこそ、この関係が成り立つ理由がセックスだけのように感じられるんです。

それは相手にとっての自分の存在理由になります。

セックスがあるからこそ、彼にとって自分が存在している理由だ、と。

だからこそ、セックスに執着してしまうようになり、時には依存症か?と思うくらい、それを求めてしまうようになりますし、その内容で愛情を測ったりしちゃうのです。

その結果、不倫相手とのセックスが最高!になるのは当然とも言えるんじゃないでしょうか。

また、不倫ってストレス源でもありますよね。

その関係そのものが世間に対して気を遣うものですし、奥さんや子どもたちのことを考えないようにしなきゃいけないし、相手の家庭に配慮した行動が求められるし、会える時間も限られれば、会う機会そのものも相手次第になります。

不自由なんです。

※だから実は不倫の恋は意外かもしれませんが女性性を傷つけるんです。自由を求める女性性に逆行する関係ですから。

そこにハードワークなどの日常生活のストレスが重なれば、アンダーグラウンドにおけるセックスは、そのストレスを解消するための手段にもなります。

また、こういう関係ですから独占欲だって高まります。

「彼は私だけのもの」という感覚を得たいんです。
それが一番感じられるのがセックスなんですよね。

その時の彼は「私だけを見てくれる」わけですから。

だから、不倫相手に子どもができたというニュースは最悪です。
当たり前のことだと頭では分かっていても、彼に裏切られたような気がするんです。
そして、奥さんにも完敗を喫したような絶望感すら出てくるんです。

という前提でカウンセリングをがしがし進めていくのですけれど、結論から言うと多くの人がのちのち「私は別にあそこまでセックスにとらわれる人ではなかった」という発言をなさいます。

つまり、上記の事情から「不倫ブースト」みたいなものがかかっていたからこそ、すごく激しく、エロく、情熱的で、イキまくるような、快楽を求めるセックスをしていただけで、ほんとうはもっと温かい、愛情を感じられる、自然なセックスを求めていた、という着地点に至ることが多いんです。

※これに関しては「いやいやそんなつもりで彼としてない。もっと愛情をこめてやっている。」というご意見もあろうかと思いますが。

そういうわけで、「じゃあ、本来の私のセックスはどんななんだろう?」というところに焦点を当ててもいいのですが、もう少しそこは広げてみていくことが私の場合は多いんです。

>私は、本気の恋愛から逃げるために、この狂おしい刺激を隠れ蓑にしているのでしょうか。それとも、もう壊れるようなエロスがないと、人を愛することも、女を感じることもできなくなってしまったのでしょうか。周りの友人たちのように幸せな結婚には向かないのでしょうか?

これは表現は違えどめちゃくちゃ多く寄せられるものでもあるのですが、ここから次の問い合わせを自分自身に対してしてあげていただきたいんです。

1)本気の恋愛をするのって怖い?何らかの抵抗がある?

2)刺激を求めているのはなぜだと思う?

3)幸せな結婚が自分にふさわしくない理由があるとしたら何だろう?

ひとつひとつ見ていきましょう。

1)について。

過去にだいぶ引きずった恋愛がある、とか、恋多き女で恋の数だけ傷を受けてきた、とか、親子関係などから親密感への怖れが強くなっちゃってる、とかが考えられるんですよね。

そうした過去のトラウマが強く残っているとどうしても1対1の恋に挑むのが怖くなり、けど、恋をしたいし、ひとりでいるのは辛い、という思いから既婚者に惹かれやすくなる、というのもあります。

そして、そうした既婚者との恋は癖になりやすいものですから、ある意味、おいしいところ取りの不倫の沼から抜け出せなくなることもあります。

ただ、そういう場合もその過去のトラウマは残り続けますからやはりちゃんと向き合って、そのトラウマを解消することをお勧めするものです。

よく提案するセルフワークとしては「過去の恋愛の棚卸し」をしてみて、引っかかっている恋があれば、お手紙を書いたり、御恨み帳をしたためたりしてその感情を解消していくことです。

*セミナー動画:「自立系武闘派女子のための恋愛講座~過去の恋を清算する、棚卸しと手放しセッション!~」

2)について

これはアンダーグラウンドを必要とする理由は何?というところにも通じるのですが、そうした刺激的なセックスを求める裏には何らかの「飢え」や「麻痺」があるとみるんです。

「飢え」というとピンと来ないかもしれませんが、これは「渇望感」と言ってもいいもので、例えば、寂しい子ども時代を過ごしてきて、人の愛情に飢えてるとするじゃないですか。あるいは、愛してほしい人から全然愛されないことが繰り返し起こり、絶望を抱えてるとするじゃないですか。

そういうときにふと導かれるように入ってしまったアンダーグラウンドにある種の安息を覚えるんです。

閉じられた2人だけの世界で、今まで人前で出せなかった自分を出しまくることもそうですし、過去手に入らなかった愛情をとことん求めまくることだってできてしまいます。

その象徴がセックスになるわけで、彼から求められること、自分から強く求められることでその寂しさや絶望を埋めようとするんです。

麻痺はほんと頻繁に起きてます。

ハードワークばかりしていると感情がだんだん麻痺をしていきます。
思考が優位になって、感情に目を向けることが少なくなります。
そうするとまるで自分がロボットになったような、心を失ってしまったような感覚がするようになります。もちろん、多くは無自覚です。

でも、そうなるためには感情を強く押さえつける必要があります。
分かりやすく言えば「ロックマン/ロックウーマン」になるんです。

そうすると感情を取り戻すために、感情を感じられるようになるために、強い刺激を必要とするんです。

世の中には唐辛子をこれでもか!って食べ物にかける人っていますよね?
唐辛子NGな私からすれば信じられない光景なのですが、一振り二振りでは辛みを感じられない、つまり、そこに麻痺があるんです。
だから、辛さを感じられるくらい大量にかけてしまうんですね。

そうして麻痺している感情を感じられるくらい強い刺激を求められる場がアンダーグラウンドであり、不倫のセックスなのです。

実際カウンセリングではこのテーマを扱うことがとても多いです。

麻痺はだんだん溶けていきます。
飢えもまた満たしていくことができます。

そうすることでそこまで刺激的なセックスを求めなくても十分感じられるようになっていくんです。

3)について

不倫にはやはり罪悪感が付きまといます。
だから癒着しやすいとも言えるのですが、不倫をしなくても、私たちは様々な罪悪感を抱えています。
恋愛に限っても「相手を傷つけてしまった」「裏切ってしまった」「愛情に応えられなかった」「助けられなかった/救えなかった」「見捨ててしまった」「迷惑をかけてしまった」「困らせてしまった」「振り回してしまった」等々、みなさまの罪状はものすごい長さになることと思われます。

そうすると罪悪感はこうあなたに語り掛けてくるんです。

「お前が幸せになっていいと思うのか?」

この問いには食い気味にNo!という声がするので、幸せになることを自分に許せなくなるんです。

Mさんや同志の皆さんには「わたしなんて幸せになる資格がない気がする」という実感をお持ちの方も少なくないと思います。

でも、やっぱり恋がしたいし、誰かにいてほしいし、誰かを愛したいわけで、その結果、アンダーグラウンドの恋が必要になる、というわけです。

なので、罪悪感を浄化するプロセスは必須とも言えるくらいセッションをしています。
直接的に、間接的に、イメージや人を使って罪悪感を手放していく、自分を無罪放免するためのセッションを描くんです。

その罪悪感からの解放は自分を自由にするのと同時に、重たい十字架を降ろしてくれるので身軽になるんですね。

そうして自分らしい人生を生きやすくなっていくのです。

「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』
光の瞑想~疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク~

という風に今日も長々と書いてしまいましたが、なぜ不倫のセックスは特別なのか?という心理について語らせていただきました。

もし当てはまるよー!という方で、もうそろそろ自分らしい恋や人生を生きたいという方はぜひご利用くださいませ。

◎東京:3/21(土)11:00-18:00 1DAYリトリートセミナー私は私の人生を生きると決める日。人生の軸を取り戻す1日~

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◎ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

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◎3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本

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