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他人の不幸を面白そうに話したり、ニヤニヤしながら聞いてしまうのは、自分の心の中に退屈や居場所のなさ、自信のなさ、必要とされていない思いなどがあって、それが慰められるように感じるからなのです。
だから、そんな不幸話を提供してくれる人が幸せになっちゃったら、それに嫉妬して、出る杭を打つがごとく、攻撃したくなるものなのです。
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根本先生のブログと本に人生救われたと思うほど、お世話になっております。
旦那から離婚を突きつけられ、心身共に弱っていた時に根本先生の本に出会い、自分を目つめ直し、旦那から「ここまで俺の事をわかってくれる人はいない」と言われるまでになりました。
ちょうど、離婚問題の真っ最中に私が転職したため、今の職場の同僚はみんな私が離婚しそうだったことを知っています。
その後、ここまで来るには本当に大変でしたが、根本先生の本やブログのおかげでやっと幸せと言えるまでに修復してきました。
周りもすごく話を聞いてくれたりアドバイスをくれて支えてくれて、本当に感謝しています。
ところが、私と旦那がうまく行くようになるとみんな手のひらを返したように「別れなよ」となってしまい困っています。
最近になって、旦那が私の誕生日に会社まで迎えに来てくれたり旅行に連れて行ってくれたりしてるのですが「だって、あんなひどいこと言った人だよ?」「あれだけのことをされたの、忘れたの?」など、『あんなことまでされて許せるあんたが信じられない』というように私が責められます。
あまりに責められて、辛くなってきました。
また、旦那は旦那で私にべったりになってしまい、もともと依存基質だったのか赤ちゃん返りのように甘えるようになってしまい重いくらいです。嬉しくもありますが、私が頼ったりできる状態ではなく、私の意見を聞いてくれる人が周りにおらずとても辛いです。
よかったら、リクエストで取り上げてください。
寒くなってきましたので、お体気をつけて。
(Kさん)
>寒くなってきましたので、お体気をつけて。
という一文にKさんを長らくお待たせしてしまったことが伺えますね。
今、リクエストはざっくり3か月待ちくらいなのですが、ネタ提供者が増えているので今後はもう少し回答までお時間がかかるかと思いますし、採用されない可能性も高くなってきています。
一方、オンラインスクールの方は気が付けばネタが枯渇してきている状況でして、採用率が非常に高い状態となっております。
こちらはオンラインスクールに入っていらっしゃる方限定になってしまうのですが、もし、良かったらリクエストくださいませ。こちらも動画の収録がある関係で3か月待ちくらいですが。
>https://ssl.form-mailer.jp/fms/7abe86e3472512
※オンラインスクールについてはこちらをご覧ください。
>https://nemotohiroyuki.jp/mailmagazine
さて、あいさつ文にことかいてネタ募集を仕掛けてしまう根本氏ですが、ここからが本題です。
>旦那から「ここまで俺の事をわかってくれる人はいない」と言われるまでになりました。
あら、すごーい!!ほんとすごーい!!!なかなかそこまで言わせる人、いないんじゃないかなー!!
ほんとよく頑張りましたね~
素晴らしいです!!!
ぜひ、自信にしてくださいね!
で、どんな風に旦那を虜にしたのか、詳細レポ、お待ちしております!(笑)
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で、ここからの話はあるあるなんですが、
「あなたの周りの人はあなたの幸せに案外嫉妬してる」
という心理がよくあります。そして、
「あなたの変化にあなたの周りの人はすぐには付いて来れない」
という心理もあります。さらには、
「夫とやり直せて嬉しい反面、ちょっとウザい」
という心理にもよくなります。
これが今日の要点ですので、お時間ない方はここで読み終わっても大丈夫です。(ほんとはいやだけど・・・)
きっと多くの方がこうした体験をされると思いますので、思い切り書きなぐってリトリートセミナーに向かいたいと思いますっ!!!
さて、ひとつずつお話して参りましょう。
「他人の不幸は蜜の味」という話があります。皆さんも表面では真剣に、でも、内面ではニヤニヤしながら他人の不幸話を聞いていることがあるかと思いますが・・・、え?ない?え?うそ?あるでしょ?
私たちは自立時代に入ると「比較と競争の罠」に絡めとられることが多くなり、つい、誰かと自分を比較して、上だの下だのと思って落ち込んだり、優越感に浸ったりします。
特に自信がなかったり、今の生活がつまらなかったり、パートナーとうまく行っていなかったり、要するに、自己肯定感が低いときは常々自己嫌悪、自己否定が心の中に渦巻いています。
そんな時に誰かの不幸な話を聞くと、なんかホッとするんです。
「ああ、よかった。自分一人じゃなかった」と。
「私よりも大変な人がいてよかった」と。
決してその不幸を喜んでいるわけではないのですが、自分が自分を否定していたり、自分に自信を失っている心が少し慰められるんですね。
つまり、自分が今、幸せではない分だけ、Kさんの話に自分を重ね合わせて安心するんです。
特に女性は「共感」って大切でしょう?
Kさんの状況に共感して、「ああ、私一人じゃないんだ」という安心感を得てしまうんです。
しかも、Kさんはもっと大変なんですから慰みにもなるでしょう。
自分のパートナーシップがうまくいかなくても「Kさんはもっと大変なんだし」と思えてホッとしちゃうんです。
しかも、ドラマのように「これからどうなるんだろう?」とあれこれ妄想したり、退屈かつ、つまらない生活に刺激も与えられます。
かといってKさんにほんとうに不幸になって欲しいわけではないので(そう、これは大事ね。幸せになって欲しいことは欲しいのよ)、Kさんのことを心配するし、こうしたらい、ああしたらいい、と手助けをしたくもなります。
そうすると、自分もドラマの出演者になったような気分も生まれます。
そうするとそこに「Kさんを助けている私」という存在が生まれ、なんか「役に立ってる感」「必要とされてる感」が得られます。
これがふだんうっすらと感じている無価値感や居場所のなさを癒してくれます。
決して同僚のみんなを悪く思わないでほしいんですけど、これってほんと、誰にもあるものなんです。
ほんとうにやりたいことをやってライフワークを生きてる人ばかりではありませんから、自信がなくて他人を羨んだり、居場所がなかったり、自分が必要とされてる感覚が薄かったり、退屈したりしています。
そんな時に身近なところにやってきた「旦那さんとうまく行かない新しい同僚」はイイ感じの刺激物となってそうしたネガティブな思いを癒してくれるんですね。
それが「他人の不幸は蜜の味」の心理だと思っています。
そうすると、Kさんが彼女たちの手助けや、偉大なる根本先生の本やブログのお陰で旦那さんとうまく行くようになったときに、彼女たちが手のひらを反す理由もなんとなく分かりませんか?
それまでKさんの話に共感して安心感や自分の居場所や役に立ってる感などを感じていた人たちは、Kさんが幸せになってしまったら、それらがなくなってしまうんです!!
それは困る!それは嫌だ!
ということで、Kさんに「別れなよ」「そんな男と一緒にいるなんて信じられない」といった攻撃を浴びせかけるようになるんです。
これも彼女たちを悪く思わないでほしいんですけど、人間誰にでも起こりうる心理です。
そして、裏を返せば、それくらい彼女たちの自己肯定感は低いと言えるんです。
さらにそこにあのいや~な感情が入ってきます。
そう「嫉妬心」。
自分たちにはない幸せ、旦那さんからの愛、仲良しな毎日、、、それをいきなりKさんが得てしまったら、ね。そりゃあ、嫉妬するでしょう?
古の人たちはそういうときに再びさすがな諺を作ってくれています。
「出る杭は打たれる」
自分の役割を失った上に、嫉妬心まで出て来ちゃうんですから、その攻撃はなかなかのモノでしょう。
Kさんも思わず伝家の宝刀ロケットランチャーをぶっ放したくなるところでしょうが、それを押さえていらっしゃるのはさすがです。
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そして、もうひとつ。周りの人たちは勝手に「Kさんがこれからどうなるのか?」をあれこれ妄想しています。それこそドラマの次の展開を予想するように。
それは自分の価値観や基準をベースにしているので、当然、現実とは異なります。
そんなときにKさんの夫婦関係が好転してしまうと、彼女たちのシナリオは大きく崩れます。
え?そんなことってあるの?という風に。
連続ドラマの展開に文句を言いたくなる場面ですね。
そうすると、Kさんの変化に周りの人たちは付いていけなくなります。
そして、Kさんへの攻撃が生まれるわけです。
その辺の話はかつて書いたことがありますので、よかったら参考にしてください。
「あなたの成長を周りは怖れる。」
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/9362
「人間関係が居心地悪くなったのは、あなたが成長したせい。」
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/28202
「あなたの夢や変化を打ち砕く“ドリームキラー”という存在。」
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/27754
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そして、3つめ。旦那ウザい問題。
案外、長期的に見るとこれが一番めんどくさいかもしれません(笑)
離婚や浮気の問題って実は「潜在意識ではお互い同意の上に起こる」という考え方をしています。
つまり、「離婚を切り出したのは今回は夫の方だったけど、そういう問題が起こる土壌が二人の間にはもともとあったわけで、タイミングがズレていたら、離婚を切り出すのは妻の方だったかもしれない」ということです。
なので、「夫から離婚を切り出された後、修復したら、今度は私が離婚したくなった」とか「夫が浮気をして苦労してやり直すことにしたんだけど、今度は私が浮気しちゃった」という事例がわんさか出てきます。
Kさんの場合もどういういきさつで離婚問題が発生したのかは分かりませんが、少なくても旦那さんは甘えたで依存的で重たいめんどくせー野郎なんですよね??
となれば、この問題を解決してますます強靭なソルジャーとなったKさんとしては「てめぇ、うぜーんだよ!どっかいけよ!」とキレそうになることも想像に難くありません。
だから、改めて「私が幸せを感じられるパートナーシップとは何ぞや?」について妄想を巡らせていただきたいと思うんです。
どんな関係を築きたいのか?
どんな夫婦になりたいのか?
どんな人生を送りたいのか?
どんな自分になりたいのか?
ライフワークを考えるように、ワクワク感を元に、自分の人生を改めて再デザインしてみてください。
もし、そのプロセスで「あ、やっぱこいついらねー」となる可能性もあるし、「仕方ねえなあ、あっしに付いてきな」となるかもしれないし、それは出たとこ勝負ですね。
ということで、今日も長くなってしまいましたが、今後とも末永くお付き合いくださいませ(笑)
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