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後手に回るとイライラしてきます。爆発もします。それは主導権を相手が握っていると思い込んでいるからです。
自分の人生の主導権は常に自分にあります。だから、常に自分はどうするのか?の選択の連続なのです。
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結婚1年目(セックスレス)でありったけの愛情を注いできた嫁の態度があからさまに冷めて行くのに気付き理由を聞いたら「男として飽きた」「セックスを考えるのも気持ち悪い」との返答が…!
そこで自分から「別れるのも考えてみたら?」と提案しました。その時は自分への恩を仇で返したくない、親族に祝ってもらったから、などの理由を言っていたのですがそれから数日後に、別れてほしいと離婚届を突きつけられました。
自分はそれを承諾した時に泣きじゃくっていたのが頭から離れません。
その後も一緒にお風呂に入ったりいつも通りの生活を続けて居たのですが嫁が週末お義母さんと江ノ島に行くと言うので送り出しました。
最近嫁の外出が多かったのでお義母さんに電話→嫁は来ていない→離婚の話も聞いていないとの事でしたので嫁と別れる旨を説明し、嫁と嫁の荷物を引き取って貰うように連絡した所お母さんも納得して貰いました。
翌日嫁とお義母さん登場→嫁にゲンコツ&心配かけんじゃねぇ馬鹿野郎と叱りつけ嫁号泣
からのお義母さんと三者面談になり、
自分はさっきのゲンコツで今までの事は水に流すから離婚もやり直すのもお前の自由だから好きにしなと言ったら、今まで自分の母にもこれ以上一緒にやっていく気は無いと言っていたのに迷い出し結局1ヶ月嫁は実家に帰り別居の後、この後の事を決める事になりました。
帰り際も離婚の意思はかわらないとと言って必要最低限の荷物だけ持って帰りました。
そこで質問なのですが、嫁は離婚の意思は変わらないと言いながら離婚届は無くしたと言うし指輪を出してと言っても生返事、別居の際に荷物を持って行くにしても外行きのバッグやら靴、果てには自分が履いて来た外行きのサンダルを残して我が家にあるクロックスを履いて行く始末。
嫁のはっきりしない態度にそろそろ爆発しそうなのですが自分はこれからどうしたら良いでしょうか?
PS 文面からオラオラ系の男子と思われがちですが本来はマイナスイオン垂れ流し系の男子です。笑
(Hさん)
これ、嫁さんには別の男がいる、という話ですかね???
私の長い経験によりますと、決断というのは男女で違いまして、
男→決めるのは早い。が、決めてからウダウダしてなかなか行動しない。
女→決めるまでウダウダする。が、決めたら行動は早い。
という傾向があるようです。
なお、私のブログ読者であられる武闘派女子の中には「男にゃ、二言はねえ。」とマッハでの決断力と行動力をモットーにされている方も多いので、全員に当てはまるわけではありません。
なので、奥さんは一般女性ですから、「決めるまでウダウダしている」最中かもしれません。
既に、この記事をお読みの頃にはもう結論は出ているかもしれませんが、そこで彼女にペースを合わせてしまうと振り回されることになります。
つまり、彼女が長いウダウダの上、何かを決めたら行動はめちゃくちゃ早いです。
私のクライアントさんにも旦那さんとの離婚を数年迷っていた方がいらしたのですが、その方が離婚を決めて、届を提出するまではわずか数日でした。
つまり、7月のセッションの時には「どうしようか、まだ決められないんです~」とおっしゃっていたのですが、8月のセッションの時には「離婚しましたあ!(晴れ晴れ~)」だったのです。
ところが、男性は「決めた後にウダウダする」傾向があるわけですから、もし、Hさんがマイナスイオン系の男子である場合、「嫁、離婚する。荷物持って帰る」→「自分、え?何が起こったの?どういうこと?」と状況についていけない、ということになりがちなのです。
だから、私のお勧めはHさんはHさんでどうしたいのか?を決めておく、ということです。
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そもそもHさんの文面を拝見すると、奥さんのことはたくさん書かれていますし、状況説明もあるのですが、肝心のHさんの気持ちや考えがまったく見えてきません。
>結婚1年目(セックスレス)でありったけの愛情を注いできた
>そろそろ爆発しそう
この2箇所くらいではないでしょうか?
さて、ここで考えなきゃいけないことがいくつかあるんですが、
1.Hさんはいつもそうして奥さんに合わせて来たのか?それがHさんなりの愛情表現なのか?
2.いつもは違うけれど、今回は説明のために敢えて奥さんの話をたくさん書いた
3.この状況になって自分を見失っている最中のため、奥さんに振り回されている状況そのものが文面に出た
この辺はどれが正解でしょう?(ひとつじゃないかもしれませんが)
「自分軸」
「自分軸」
「自分軸」
という話をよくしております。Hさんもお読みになったことがあるかもしれませんが、今こそ、これを発動することなのです。
「嫁がどうするかに関係なく、自分はどうするんだ?」ということです。
奥さんの状況からその心理を推し量って、それで、自分の態度を決めようとしたいのでしょうか?
それって、女子に嫌われるやり方じゃないっすかね?
うちの武闘派女子なら確実に便所裏に呼び出されることかもしれません。
(私も週に1度のペースで呼び出しを頂いております。)
また、
>嫁は離婚の意思は変わらないと言いながら離婚届は無くしたと言うし指輪を出してと言っても生返事、別居の際に荷物を持って行くにしても外行きのバッグやら靴、果てには自分が履いて来た外行きのサンダルを残して我が家にあるクロックスを履いて行く始末。
この状況から言えることは、
1.夫に対して大変お怒りでいらっしゃる。
2.モノに意味はなく、別に離婚が決まってから取りに来てもいいと思っている。
3.お母さんにもバレたし投げやりになっている。
4.嘘もバレたし、先のことは考えられないし、とりあえずは現状から逃げ出したい。
などの要素ではないかと思われます。
でも、それもまた「嫁」のことであって、「自分」のことではありませんよね。
Hさんはどうしたいのでしょうか?
そういう状況でありながらも、奥さんを愛したいのでしょうか?
それとも、スパッと別れてすっきりしたいのでしょうか?
あるいは、そういう態度を採る妻に復讐したいのでしょうか?
そこには「嫁の態度を見てから自分の態度を決める」という選択肢も実はあるんです。
どれを選んでもいいのですが、大事なことは、それを自分で選ぶ、ということです。
選ぶのは、自分です。
Hさんとしては、これだけ愛情を注いだのになぜ離婚したいなどと言い出すんだ!と怒りが出たり、不信感が出て来たりするもんだと思います。
でも、それは自分自身の感情ですから、御恨み帳を書くなり、海に向かって叫ぶなり、ひとカラで6時間ぶっ通しで歌いまくるもよし、解消していくことです。
嫁のことが頭から離れない!いつも嫁のことを考えてしまう!というのであれば、嫁さんにだいぶ執着してますよね~ということになります。
その場合は「手放しっ!手放しっ!手放しっ!」と叫びながら行進したり、手放しの方法をブログの中から探し出して実践したり、手っ取り早く手放しワークに出たりすることをお勧めします。
また、なぜこうなったのか?を振り返るならば、今度、沖縄で開催されるリトリートセミナーにでも出て、じっくり自分と向かい合うのもアリでしょう。
ちなみにリトリートセミナーに出ると、女性の気持ちが分かる武闘派女子も一部参加されておりますので、嫁の気持ちも理解できるようになるお得もあります。
さて、「自分はどうしたいのだろうか?」改めてこれを考えてみてください。
自分がどうしたいのか?
自分にとっての幸せとは何なのか?
じっくり自分と向き合っていきましょう。
そして、奥さんとの関係を振り返ってみましょう。
どうしてこういうことになったのか?きっとそこには学びがたくさんあるはずです。
自分が知らなかったこと、見えなかったことがあるでしょう。
離婚や失恋を機に心理学を学び始めたり、男性心理、女性心理を勉強し始めたりした方もたくさんいます。私もその一人ですが。
マイナスイオン系の癒し力があるHさんですから魅力もたくさんあるはず。
そうした魅力を生かすためにも、まずは自分と向き合う、自分が決める、ここにフォーカスしてみましょうね~
さて、文中に登場したセミナーの数々です!
★東京:10/8(月祝)13:00-16:00 本気の手放しワーク(神楽坂)
★沖縄:11/10,11 沖縄リトリートセミナー
お会いできるのを楽しみにしてますね~!(みなさーん!)