*
そもそも人との出会いそのものが奇跡なんですよね。
そこにいろいろと似てるものが加味されたら、なおさら特別な人になっちゃうものです。
でも、それって・・・もしかして元カレのことを今も!?と思っちゃうんですけど。
*
私は、結婚8年目子ども無しの31歳です。夫とは今は仲良しですが、兄弟のような感じで、体の関係は3年以上ありません。
でも幸い私は夢中になれる仕事や趣味があり、寂しい等の感情はないのですが、同じチームで仕事する彼(T)に、恋をしてしまいました。
Tは同じ年で独身。仕事に真摯に取り組んでいる人(自営業)で、あまり女性に積極的ではない印象です(私に興味がないだけかもしれませんが)し、独身相手に、既婚の私が「女」を出すと引かれるだけだと思い、密かに想っていました。
しかし!私が、これまでただ一人男性として死ぬ程好きになり多大な影響を受け5年ほどお付き合いしたSという男性がいるのですが、SとTは、生年月日が月と日を入れ替えただけの日にちで、血液型が同じ(しかもAB型RH-という希少な血液型)、出身県が同じということを知りました。
それを知って、「Tと私の間にも縁があるのでは」「私は細胞レベルで嗅ぎ分けてこの人を好きになったのではないか」と感じ、更に気になってしまっています。(「細胞レベルで、恋、してる?」byブルゾンさん と聞かれたら、「はい!」と言ってしまいそうな感じ)
そして、Tが、私と二人で話している時に、
「おれこの女優好きなんだよね♪この人って結婚してるんだっけ。まぁ、おれ結婚しない主義だから、相手が結婚してても関係ないけど」
とゆうたんです。その場では、「ていうか相手女優やしそもそも関係ないやん、変なこと言う人」と思ったのですが、後で一人になってから、「ん?私に向けて言ったのか?」と変な期待で悶々としています。。。
ただただ無邪気な感じの発言の仕方だったので、自意識過剰だと思いますが、その場で、「そしたら私もアリなの?♪」とか軽く聞いちゃえばよかった。。
根本先生、どう思われますか???
細胞レベルで嗅ぎ分けちゃったんだとしたら、不倫という形になろうがなるまいが、好きになっちゃっても仕方ない気がしてますが、人間、その人の血やルーツなど、見えないものを嗅ぎ分けるってできるんでしょうか??
また、心理学とは違うかもしれませんが、私の悶々の発端となったTの発言の真意についてご意見頂きたいです><
どうぞ、よろしくお願い致します!!
(Yさん)
まあ、好きになっちゃんだからしゃあないわねえ。
つい先日
「自分がワクワクする幸せな世界には今の夫が存在しないのですが。」
>https://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/22525
という記事を書いて「あんまり扱われないネタですよね~」って言った途端、連発してますね(笑)
この記事でもお伝えしましたけど、Yさんのケースも「あるある」なんですよね。
奥さまからの「好きな人ができた」「ちょっと遊んでみたら本気になった」みたいなお話は意外と多いのです。
ちなみに私のコンサルティング(のようなもの)を受けて下さってる女性起業家の方は、始めは経営や仕事のお話がほとんどだったんですが、最近は「W不倫になっちゃう~!!!!!」って内容が変わってきています(笑)
さて、自立系武闘派女子の皆さんに限らず、情熱が心の中に常に滾る女性の皆さんにとって、恋とは人生を最大に面白くするアイテムです。
それは結婚しても当然変わるわけもなく、
「旦那さんとは仲が良い友達みたいな感じで、話もたくさんできるし、いいパートナーで幸せなんだ」
という一方で、
「でも、何か足りねーんすよね!こう、ガッと来るもんがないんすよね!」
という不満をふつふつと抱えてることもあるんです。
要するに「実は退屈してる」という状況がそこにあるわけです。
で、恋に生きる情熱女子の皆さんは何かと「彼との縁」を感じます。
「ここで出会ったが100年目」の如く、会うだけでご縁を感じたり、
同じ芸人が好き、嫌いなアイドルが一緒、よく飲みに行く店が同じだけで、「運命フラグ」がばっちり立っちまうわけです。(勃っちまう、の方がいいですか?)
それが、Yさんのように誕生日が似てたり、レアな血液型が一緒だったり、出身県が同じってだけで「おお!細胞レベルで恋してる!!!ブルゾン先生に報告してきます!!」ってくらい鼻息が荒くなるのも無理ないことです。
ちなみに東京在住のとある自立家武闘派情熱女子が「彼も私も同じ県出身なんです~!!」って喜んでたことがあるんですけど、それぞれ神奈川県出身ですからね。
神奈川生まれで東京で仕事してる人なんてどんだけおるねん!って感じですよね。
「それに市も隣同士で!!」って感動してましたけど「川崎市と横浜市はそりゃ隣だけど、人口なんぼおるか知ってる?」ってツッコミますよね?
もちろん、誠実なカウンセラーである根本先生は「おぉ、そりゃよかったね~!」と言うにとどめましたよ、とりあえず。偉いでしょ?大人でしょ?
もちろん、Yさんのケースはもっとレアだと思いますが、せっかくのお熱に水をかけるようなことを言っちゃうと、
「運命を感じたいときには、運命を感じられるポイントを見つけて来る」
というところがあるんです。それが恋の魔力って奴です。
そもそも人と人との出会いなんてすべてが奇跡的なのでよね。
しかも、一緒に仕事する人なんて、ものすごい確率だと思うんですよ。
だから、それだけで十分奇跡的だし、細胞レベルの恋なんです。
旦那さんとの出会いもそうなんですよー、本当は。今はそんなこと感じられないし、感じたくもないと思いますけど。
で、何が言いたいかって言うと、
「好きになるのに理由は要らねえ」
ってことです。
「好きなもんは好き、好きになっちゃったものは好きになっちゃったもんでしょうがねえよな」
ってことです。
そこに理由を付けたくなるのは実は「罪悪感」という奴でして(笑)
もちろん、そうとは意識しないものだと思いますが。
だから、よく「禁断の恋」には「運命論」が付いてくるのです。
そういう意味で、生年月日が似てる、レアな血液型が一緒、同じ県出身というのは、Yさんが彼にもっとのめり込むための「油」なんですね。
ぐぉーーーーっと恋の炎を燃やすために投入される油のようなものと言っちゃっていいんです。
まあ、もちろん、その元カレとそこまで似てるとどうしたって特別さをもってみてしまいますよね。
で、カウンセラーとしてはこう思うんです。
「ふーん、で、Tのことは分かったけど、Sのことはちゃんと手放せてるの?」
だから、カウンセリングの時にはTと別れて旦那さんと付き合うまでのいきさつなんかを根掘り葉掘り聞いてみたいなあ、と思うのです。
あ、一応、順番合ってますよね?
旦那さんとの結婚とTくんとの恋がかぶってたりするわけじゃないですよね?
*
この辺の具体的なことは分からないので、よくあるケースを一つご紹介。
『熱烈な恋をして、その恋がうまく行かなくなって、その時優しくしてくれた彼と結婚。
とても優しくていい人なんだけど、でも、ちょっと物足りない。
でも、前の恋はすごく辛いこともあったから、この平和で穏やかな結婚生活がいいんだ、と自分に言い聞かせてきた。
けど、心の中ではやはり退屈していたみたい。
どこかで刺激を求めていたのだろう。
仕事で知り合った人に再び熱烈に恋をしてしまった。」
こういう話ってよくあるのですが、やはり元彼との恋がきちんと精算できてないことが多いんですね。
それに、「スパイシーな彼の後はスイートな恋をしたくなり、スイートな恋に飽きるとスパイシーな男を求めたくなる」というのは、食べ物と同じ人間の心理なんです。
そこで注目したいのが「私らしい生き方とは何か?」というもの。
私ってどういう生き方がしたいのだろう?どういう生き方が似合うのだろう?について、研究していくのです。
それで、離婚になるかもしれないし、結婚を続けるかもしれないし、夫公認の彼氏を作ることになるかもしれないし、出家して尼さんになるかもしれないし、結果は分かりません。
Yさんってどういう人間で、どういう生き方をするのが相応しいのでしょう?
その辺をまたじっくり考えてみませんか?
そのために私のメニューでお勧めなのはライフワークに関するセミナーか1DAYセミナー、もしくは、リトリートセミナーですね。宣伝、宣伝。
>https://nemotohiroyuki.jp/event
*
>そして、Tが、私と二人で話している時に、
>「おれこの女優好きなんだよね♪この人って結婚してるんだっけ。まぁ、おれ結婚しない主義だから、相手が結婚してても関係ないけど」
>とゆうたんです。
まあ、この発言、Yさんならずとも女子ならば気になっちゃう一言ですよね。
「あれ?私のこと言ってる???」って思うのも無理はないと思います。
でも正直、これだけの情報だと何も言えないんですよね。
Tくんは恋にあまり積極的じゃないようですけど、いわゆる「女慣れ」してる感じなのでしょうか?それとも女性の扱い方にはあまり慣れていないようですか?
例えば、自分がモテることを知っていたり、女性をエスコートする姿が自然だったり、オシャレだったり、女性の喜ぶアイテムやお店をよく知っていたり、コミュニケーション能力が高かったり、そもそも女好きだったりするのであれば、その発言は婉曲的にYさんを誘う文句である可能性もあります。
とはいえ、それを意図して発言してるんだったら、意味ありげな視線を投げかけて来たり、その後にちょっと沈黙を作ってYさんの反応を待ってみたり、Yさんが気付いていないようだったらもう少し突っ込んだ発言をしてきたり、ちょっと身を寄せてその発言をしたりするもんだと思うんですよね。
だって「相手が結婚してても関係ない」って自分で言ってるんですから、それを意図した発言ならもう少し突っ込んでも良さそうなんですよねー。
もちろん、Yさんがあまりに男らしいので、そんな彼のサインに気付かなかった、というだけかもしれませんが。
つまり、彼としては「Yさんの自分への気持ちをちょっと確かめてみよう」と思ってその発言をした場合、Yさんが結果的にそれをスルーしたんだったら、「ああ、脈無しか」とそれ以上は突っ込んでこないかもしれません。
で、こういう条件に当てはまらない場合は男性がよくやる「単なる思い付き発言」であることも否めません。つまり残念ながら深い意味はないということです。
>その場で、「そしたら私もアリなの?♪」とか軽く聞いちゃえばよかった。。
ね?聞けたらいいんだけど、なかなか聞けないですよね。
後から聞いても、またその反応に右往左往しちゃいそうだしねー。
こういうケースってお互いに気持ちがあっても、その踏み込むタイミングってなかなか難しくて、探り合いみたいなことになっちゃったりします。
ストレートに行けない関係だけに余計にそうなりますよね。
もちろん、傷つきたくないし、自意識過剰だと思われたくないし、嫌われたくもないから慎重になります。
でも、そういうコミュニケーションスキルも経験を積むことで磨いていけます。
その時大事なのが自分軸であることは言うまでもありません。
相手の反応をあれこれと探ってしまうと、勝手に自分で判断して誤解してしまうこともあります。
また、相手の反応が怖くて言えないことが出てくると、後から考えることが増えてしまいます。
私は私。
地に足を着けてコミュニケーションを取れるように、ちゃんと自分軸を確立していきましょうね。
つまり、自分に自信を持つ、ということです(^^)
でも、そうは言っても振り回されることが恋の醍醐味と感じる情熱女子の皆さんには、必要ない知識だったかもしれませんが・・・。
自分軸を確立するならコチラのセミナーへ。
>https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/22174
本で読むならコチラ。
↓
「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
○根本のセミナー情報
○カウンセリングのご案内
☆根本の著作一覧
☆オンラインスクール「テキスト&動画で学ぶ、めっちゃ使えるココロの法則」
☆DVD/動画配信サービス:心理学ワークショップDVD
☆音声配信サービス:ココロノポッドキャスト