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AかBかの選択に迷ったとき、私たちはテストの答えを探すかのように頭で考えて選ぼうとしてしまいます。
でも、それは危険な方法。私たちの無意識はその問題が生まれた瞬間にAかBかあるいは、それ以外の答えなのかの答えをもう出しています。
それにただ気付くだけなのです。
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旦那からの突然の離婚宣言、別居、ついに離婚調停するまでの発言に呆然としてそれでもどうして離婚の覚悟ができないのか自分が情けなくて。その後談でさらにやっぱり女の人もいて、彼の性格からいうと本気不倫なのかもしれません。
正直、それを聞いたときは最低!ばか!悲しい!つらい!という感情ともう一つ、冷めてしまった部分もあってもういらないと思った自分が出てきました。
この先への不安がないわけではないけど、十分私もう頑張ったかなて思うんです(彼もかな)。
このこと、ずっと母親以外の家族には相談できなかったのです。
でも今回あきれられると思いながら家族に助け船をだしたら全員が修復でも離婚でも私が幸せになることを心から見守ってくれたことに改めて知って、なんかこう達観した気持ちになってしまいました。
彼の別居や浮気へとなった原因は私にも一因であったとは思いますし、彼だけが悪いとは思わないです。でも幸せになってともまだ全然思いません(笑)。
まぁいいんじゃないと思ったり、楽しかった日々を思って切なくなったり、気分は忙しいので、お恨み帳兼見つめなおし帳は大活躍なんですけどね。
ブログも再度読み返しました。
「(保存版!?)いきなり旦那から離婚して欲しいと言われました。女のカゲもあります。」
>http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/13363
「離婚したいという夫に対して「手放し」「切る」「自分の感情に素直になる」ということに混乱しています。」
>http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/14288
自分から離婚しましょうとはまだ言えないけど、一人でも生きていく地盤準備してまずは不安なことを消すことを決めました。
根本さん、これは素直じゃなくて、達観し傷つかないようにしているだけなのでしょうか?もっと頑張れたってあとで後悔しちゃうのかな?答えはないから難しいんですけど。
ネタにしていただければ幸いです。
(Rさん)
>一人でも生きていく地盤準備してまずは不安なことを消すことを決めました。
いいんじゃない?自分がそうしたいんだったら、それが答えだから。
実際、仕事したり、親に頼ったりしながら、一人でも生きていけるってなったら自信が付くしねー。
こういう離婚か、離婚しないかって選択というのは、10対0で離婚!!なんてことにはならず、6:4あるいは5:5での選択になることが多いと思うんです。
だから、「もっと頑張れた」って後悔しちゃうこともあるだろうし、「ああ、離婚してよかった(離婚しなくてよかった)」と思うことだってあるだろうし、どっちを選んでも「後悔」と「良かった~」が出てくると思うんです。
でも、その後悔が出てきたときに「自分が選んだことだしな~」とか「自分らしい選択をしたんだしな~」と思えたら、その気持ちはそんなに大きくありません。
ところが、「周りの人が言うからそれを選んだ」とか「ほんとは嫌だったけど旦那さんに気を使ってそうした」という、いわゆる“他人軸”で物事を選択すると、周りの人や旦那さんのせいにしたり、被害者になったりして、その後悔がぐんぐん大きくなります。
特に、
>この先への不安がないわけではないけど、十分私もう頑張ったかなて思うんです(彼もかな)。
この気持ちは偉大ですね~素晴らしいです。
これは素敵な自己承認です。
「十分私は頑張った」
この思いは強いですね。
それに家族のサポート(愛)にも感謝ですね。
「大丈夫。私は一人じゃない」
という安心感を創り出してくれます。
自己承認もできているし、ちゃんと自分を受け入れ、見守ってくれる存在もある・・・となれば、あとは「自分がどうしたいか?」ということなんですよね。
自分に問い続けてみて欲しいんです。
「あなたはどうしたいの?」
「あなたはどんな夫婦関係を築きたいの?」
「あなたが幸せを感じるのはどんなときなの?」
すぐに答えが出て来るかは分からないけれど、こうして自分軸な問いかけを繰り返していくと、腑に落ちる答えが出ると思います。
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ちょっと運命論者みたいな話をしましょうか。
こういう時、私は「Rさんはもう決めてるんですよ。これから先の人生どう生きるかを」という見方をすることがあります。
もちろん、私はその結果は知りません。
でも、私たちの無意識というのはスーパーコンピュータみたいなもので、瞬時に答えを出せるんです。
でも、それが顕在意識まで登って来るのにはとても時間がかかるし、その間には感情のエゴの層もあるので、無意識が出したAという答えが、顕在意識に届く間にBに変わっちゃうこともあるんです。
でも、その時に「あなたの本音は何?」とか「あなたは本当はどうしたいの?」という問いかけを繰り返していくと、だんだん意識が深いところに入って行って、腑に落ちる答えが出てきます。
「そうだよね~、それが私だよねえ~。うん、わかった。」とAという答えに気付くのです。
その時、Aという選択をしたRさんは、その無意識のパワーに支えられるので「とてもうまく行く状況」がやってきます。
それはとても自然な流れで、初めからこうなることが決まっていたように感じるものです。(←この辺でこれが運命だったのか!と人は感じるもの)
だから、選択に迷ったときは、案外こんなアファメーションが効くんです。
「私はどうしたいのかの答えをもう知っている」
あるいは
「私はすべてを知っている」
でもいいですね。
これは自己信頼、すなわち、自信です。
自分を信頼すること、自分を信じること。
ここで言う自分というのは、顕在意識で認識される自分ではなく、無意識層まで含めた大いなる自分のことを指します。
言い方を変えれば、私たちの心の中にある、まるで神様みたいな存在である「ハイアーマインド(ハイアーセルフ)」を信じる、とも言えます。
この自己信頼ができると、心は不思議なほど落ち着き、安らぎ、穏やかになります。
「自分にすべてをお任せしよう」
「どうなるかはもう私が知っていること」
「どんな状態になっても私は大丈夫」
そんな思いが出てきます。
そうすると、どうしたいか?という結論も意外と早く出て来たりするものです。
自分を、信頼しましょうね。
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