(保存版!?)いきなり旦那から離婚して欲しいと言われました。女のカゲもあります。



離婚という問題が教えてくれることは何?
今、できることは?
そこから気付けること、学べることは?
「根本流・離婚問題とどう向き合えばいいのか?」をまとめました。
だから保存版って名付けてみました。

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いつも根本さんのメルマガを見ながら、自分に当てはめて考えています。メルマガの内容で、ワークがあると必ずやって、心の支えにしています。

最近のメルマガで、旦那さんに浮気され、でも旦那さんが謝って元に戻ってきた奥様のお話があり、やはり癒着と、執着、無意識のレベルで望んでいる事が分かります。今回は向こうから離婚を切り出してきたパターンです。
私の場合は、3月上旬、いきなり旦那から離婚して欲しいと言われました。私が言った、他の人と比較する一言でそう決意したと言っていました。
でも動きは怪しく、調べてみると女の人の存在が分かりましたが彼は認めていません。その間にも、私とやり直そうかなと言ってみたり、もう離婚届けを書いたから今すぐ書けと言われたり…
基本的には私が悪者で、俺は一切悪くないスタンスです。私が言った言葉の揚げ足取りをして、悪いところばかり離婚に繋げようとします。
それまでは比較的仲が良く、職場恋愛のため四六時中一緒におり、分かり合っていると思っていました。向こうからのアプローチも多く、彼の愛情に胡座をかいていたのは事実だと思っています。
こうなった今でも、彼とやり直せるならやり直したいと思ってしまいますが、やはり無理だとも思います。彼女と引き離そうとしても、またくっつくとも思っています。独占欲が強いためにこんな事が起きるのでしょうか。
また、今回旦那から離婚したいと言って来ていますが、無意識に私が離婚したがっていたということになるんでしょうか。早く手放したい気持ちと、何で私がこんな目に、と言う気持ちが波のように攻め込んできます。

毎日、手放しをしなきゃ、早く忘れたい、そうじゃないと心と身体が持たない。実際、仕事も出来ていなくて、他の方々に迷惑を掛けているのが本当に申し訳ないんです。
皆様に比べたら月日が短いので、大したことはないのかもしれませんが…
少しでも生きるヒントが得られたら良いなと思います。良かったら取り上げて下さい。

6月の沖縄のリトリートセミナーに参加してみようかなぁと考えております。
(Sさん)
***

本文中の記事はこちでしょうか。
「夫への癒着・執着なのか、手放しなのか、潜在意識なのか・・・もう訳が分かりません。」
http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/13023

晴天の霹靂だったでしょう?それまでうまく行ってると思っていただけに。
そして、その後、いろいろと怪しいことが分かってくると不安になったり、やり直したくなったり、別れたくなったり、むかついたり、いろいろな感情がうごめくと思います。

>皆様に比べたら月日が短いので、大したことはないのかもしれませんが…

こういうの癖なんじゃないかな?と思います。旦那さんの言う「他の人と比較する一言」ってこういうことですよね?(笑)

(すいません。揚げ足を取るのが職業なもので。はい。決して、素の根本くんが相手のあら捜しを趣味・特技にしているわけではありません!!!!)

自分がしんどいものはしんどい、でいいんです。
それに問題発覚後、しばらくはアドレナリンが分泌されて意外と元気なんですが、1か月くらいしてその問題に慣れ始めるとしんどさが沸いてきて絶望感や不安感もより強くなります。
だから、今が案外一番しんどいのかもしれませんよ。

さて、Sさんの文章はとても上手にまとめられていて、この問題の基本をおさらいするのにとても最適だと思いました。
旦那さんの心理も含めてどう向き合っていけばいいのかを考えていきましょう。

>でも動きは怪しく、調べてみると女の人の存在が分かりましたが彼は認めていません。

認めていない、ということは、罪悪感を感じている、と思っていいです。
よくこんなお話をします。仮にSさんが旦那さんとうまく行ってるとしてください。

「Sさんがもし、友達とランチに行く、としたら旦那さんに隠そうと思わないでしょう?○○ちゃんとランチ行くんだ~って公言できます。でも、そのランチが一人3500円のお高いランチだったら言えますか?その額に罪悪感を感じている分だけ言えないですよね。
また、そのランチのお相手が密かに狙っている後輩君でこれをチャンスに口説かれたらどうしよう~♪なんて思っているとしたら、やはり言えませんよね?罪悪感がありますから。」

認めないってことは悪いことをしている自覚がある、ということです。
これ、すごく重要なことです。

ついつい正しさを振りかざす奥さんはこういう時「あの人は自分がしてることを何も分かってない!悪いことをしているのに悪びれてもいないし、堂々としてる!自分が何をしているのかちゃんと思い知らさなければ!」なんて思っちゃうんですけど、それがまた彼の気持ちを冷めさせる要因になります。

だって彼は分かってるんですもの。

もし、彼が「いやあ、今日、○○ちゃんとデートしてきてさ~。あの子、見かけによらず積極的で参ったよ~。ははははは」なんてご飯食べながらしゃべってるんだったら罪悪感ありません。(そして、そういう彼だったらいろんな意味で諦めた方がいいです(笑))
でも、そうでないとするならば「妻に申し訳ない」という感情を持っている、ということです。

だから、彼はこんなスタンスを取るんです。

>基本的には私が悪者で、俺は一切悪くないスタンスです。私が言った言葉の揚げ足取りをして、悪いところばかり離婚に繋げようとします。

それは「自分が本当は悪い」という罪悪感を正当化させるためなんですね。
つまり、「妻が原因でこういうことになった。俺は悪くない」と思いたいわけですね。
そういうことにしたいくらい、罪の意識を持っている、ということなんです。

先の罪悪感のない夫の場合は「奥さんは全然悪くないよ~。そのままでいてね~♪」って感じになります。
全然違うしょう?

罪悪感って「自分ば罰せられるべきだ。自分は悪者だ。」という感情ですが、それを感じ続けるのは辛いし、「俺は何をしてるんだろう?」って反省モードになってしまうし、「取り返しのつかないことをしてしまった」と不安になるので、自分のしていることを「正当化」することでそのネガティブな感情に蓋をしようとするんです。

それに男性の心理として「言葉を道具のように使う」という傾向があります。
女性は言葉を「気持ちを伝え、分かち合うための手段」として用いるのとは全然違うんですね。
彼は「離婚がしたい」という目標があり、そのために言葉をやり繰りしてその目標に結び付けようとするんです。
だから、冷静に彼の話を聞いてみると「ん?なに?へ?こないだと言ってること違うじゃん」ってことが頻発するわけです。

だから、こういう時は特に男性の言葉は話半分どころか2,3割くらいに捉えてないと大いに振り回されることになります。

>それまでは比較的仲が良く、職場恋愛のため四六時中一緒におり、分かり合っていると思っていました。向こうからのアプローチも多く、彼の愛情に胡座をかいていたのは事実だと思っています。

そうなりますよね~。
四六時中一緒にいて、アプローチも多かったら「私は愛され幸せ妻だ~♪」って思っちゃいますよね。
それは悪くないですよ。
実際、愛されてたと思います。

彼はきっと与えたい人でしょう。
だから、あれこれとアプローチしてくれるんだと思います。
それをSさんは受け取れていたのかな?

Sさんがそれをどう受け取っていたのかは分かりませんが、もし、こういう男性が浮気をして離婚をチラつかせる、ということは大きく二つの可能性が考えられるんです。

一つ目はSさんがツンデレ系美女で「彼の愛情をあまり受け取らなかった」というケース。
何かしてくれても反応は薄く「ふーん、あ、そ。ありがと。」みたいな感じ。
そんな奥さんのことを彼は好きで一生懸命尽くすんだけどだんだん「ああ、俺じゃダメなんだな・・・」と寂しくなってしまうケースです。
たいていこの場合の浮気相手はなんでもニコニコ受け取ってくれる年下の女子になりやすいです。
「ああ、俺も役に立ててる!喜んでもらえてる!」と思うので。

このツンデレ系美女パターンも別に嬉しくないわけではなく、感情表現が苦手、恥ずかしがり、怖がりってだけなんですけどね。

二つ目の可能性は、くれくれ美女の場合で「あれもちょうだい、これは足りない、もっとちょうだい」という搾取型。
何かをプレゼントされても「ええ?これだけー?もっとちょうだい」とか、「ねえ、今度は何を買ってくれるの~?」みたいに感じになって彼が枯れちゃうわけです。
「もう君にはしてあげられるものはないよ」という。
それに「いつも君にしてあげるばかりで、君は何もしてくれないじゃないか」という不満も出てきます。
愛の一方通行パターンで、これは受け取り上手な女子が陥りがちな罠でもありますね。

文章を読むとSさんは一つ目のケースかなあ、とか思うのですが、いかがでしょうか。
どちらのケースも旦那さんの中に寂しさがあります。
自分はちゃんと愛されているんだろうか?
自分は必要とされているのだろうか?

この辺はSさんにお話を聞いてみないと分かりませんけど・・・。

で、この時はこういう風に捉えるんです。
「今まで避けてたけど気持ちをちゃんと伝えること。特に感謝や愛情を伝えることを学ぶ時期なんだ」
「今まではしてもらうばかりだったけれど、これからは与える愛を学ぶときなんだ」

問題は自分が必要として起こしていますし、問題化しています。
それは自分がより成長するために必要だからです。

この浮気・離婚の問題だって、Sさんが今、素敵な彼がいたとしたら問題ではなく、天からの恵みになるでしょう?
旦那と早く別れたいと思っているならば渡りに舟でしょう?

離婚したい、浮気している、という言葉や事実が問題なんじゃないんですね。
それを問題にしているのは他ならぬ自分自身なんです。

>こうなった今でも、彼とやり直せるならやり直したいと思ってしまいますが、やはり無理だとも思います。彼女と引き離そうとしても、またくっつくとも思っています。独占欲が強いためにこんな事が起きるのでしょうか。

こういうことってよくありませんか?
諦めちゃうこと。
どこか達観してるようなところ。
冷静に物事を見ちゃうこと。

Sさん、とても賢い女性だろうと思います。それで旦那が居場所を感じなくなるくらいに頭の回転も早く、気も利くと思います。
でも、その分、情熱が封印されるのかもしれないですよね。

すごく熱いハートを持ってると思います。独占欲が強いわけですから。
でも、それを出すことが苦手なのかな?どうでしょうか。

だから、どうせ無理だよねって思いに至りやすいんです。
やり直したいってはっきり言ってみましょうか。

「私は彼のことを愛している。だから、もう一度彼とやり直したい」って声に出して言ってみましょう。

今回のことで何回号泣しました?誰かにすがりました?
友達や家族に泣きつきました?

それ必須ですからね。それしないと単位が出ないので留年しちゃいますよ。

>早く手放したい気持ちと、何で私がこんな目に、と言う気持ちが波のように攻め込んできます。

ね?でしょう?ほんと、この思いに正直になりましょう。
コントロールはしなくていいです。
地団駄踏んで、悔しがって、不安になって誰かにすがりついて。

いい子にならなくてもいいんです。
手放さなきゃとか思うにはまだまだ早いです。

手放し(許し)のプロセスって最初、感情に素直になるところから始まります。

許しのワークショップで最初にやることは、怒り、悲しみ、寂しさを書き連ねることなんです。
そのために和紙と筆ペンを用意して呪いと怨念と怒りと憎しみの手紙を書くところからがスタートなんです。そして、辛いよー、悲しいよー、寂しいよーって手紙を書いていくんです。
そうして、感情を解放していきます。
そこから始まるんです。

だから、なんで私がこんな目に!!ってとりあえず神様恨みましょうよ。
それでいいんです。

>また、今回旦那から離婚したいと言って来ていますが、無意識に私が離婚したがっていたということになるんでしょうか。

単純に解釈すればそうですね。
でも、それだけじゃないですよ。
潜在意識は「離婚」をさせたいわけじゃないですから。
何かを伝えるために「離婚」という表現をしているだけですから。

例えば、マンネリした関係を終わらせたい、とか、最近、女として自分を磨いてないからそろそろ気合入れなきゃ、とか、めっちゃ成長したい!とか、次のステップに進みたい!とか、そうい内面的な課題があって、それをSさんに気付かせるために「離婚」という現象を作り出しているんです。
それが一番伝わりやすいから。

私の思い込みも入ってますけど、たとえば、感情表現すること、理性的に考えるんじゃなく気持ちに素直になること、いい子じゃなくて悪い子の自分を許すこと、などはSさんが今、与えられてるテーマじゃないかなあ?と思います。

そして、

>毎日、手放しをしなきゃ、早く忘れたい、そうじゃないと心と身体が持たない。実際、仕事も出来ていなくて、他の方々に迷惑を掛けているのが本当に申し訳ないんです。

こんな風にこんな状況でも他の方のことを気にされてるんですよね?

「迷惑をかける」という課題を潜在意識が与えることもあります。
それは「あんた、ちゃんと愛されててるねんで。味方はようさんおるんやで」ということを伝えるためです。
Sさんの大切な人たちはSさんに迷惑をかけられたいと思っているんですよ。

だから、人に頼る、助けを求める、なんてのは良い課題じゃないでしょうか?

あとね、変な話ですけど「一回、ぼろぼろになる」ということを潜在意識が望んでることもありますよ。
それはね、もう頑張りすぎて、いい子過ぎて、それじゃあこの先やっていけないよって時に起きるもの。病気などもコレが多いですね。

家をリフォームするみたいに一回骨組みだけ残して壁も床も天井も全部抜いちゃって、そこから素晴らしいものを再構築していきます。
そのために一回ぼろぼろになることが必要なわけです。

それは真実の自分に立ち返るため。
ほんとうの私はこうだった、と気付くため、そして、その生き方を実践するため。

あと「離婚」の問題にもれなく付いてくるもの。
それは「夫への揺るぎない愛に気付くこと」。

愛してるから、好きだから、こんなに苦しいんですよね。
だから、ぜひ、毎日ご主人にラブレターを書いてみてください。
あ、お恨み帳は常に隣でスタンバっててね。

滾々と湧き上がる愛と、それゆえの苦しみを綴ってください。
それがきっと今を支えてくれると思います。

愛と繋がると人はどんな状況でも元気になります。パワーが出てきます。
悲しみや絶望も出てきますが、その向こう側にそのエネルギーがあります。

「自分の愛に自信を持ちましょう」ってよく言うんです。
手放しというのも、その境地に達した時にできるものです。

「愛しているから手放す」のですから。

ぜひ、ご主人への愛に素直になってみましょう。
こんなにも大好きな人がいることの幸せを感じてみましょう。
それは今できることなんですよ。

そのためにも人に話してください。友達、家族に迷惑をかけるつもりで。
セミナーにもぜひご参加ください。
沖縄でお待ちしてますよ。
Sさんはきっと一皮むけるにはいい体験ができると思います。
あの緩い空気と緩い人々に触れる効果は大きいでしょう。

ということで今やることを整理しましょう。
・自分の気持ちに正直になる → 日記を書くのもおすすめ。
・友達や家族など信頼できる人に話を聞いてもらう。
・毎日夫へのラブレターを書く (本人には見せません)
・恨み辛みが出てきたら別のノートに書きなぐる (お恨み帳ね)

とりあえずここからかな。
これも手放しへの一歩ですよ。

あとは「なるようになれ~」って思っときましょう。

あ、離婚まだ?とか聞かれたら、「気持ちの整理が付かないからもう少し待って」と引き伸ばし作戦に出ましょうね。

ま、ほんと何とかなるもんですから。

あ、ものすごく大事なことを言い忘れました。
離婚成立するまで彼氏は作らないでね(^^)
信じられないでしょうけど、このプロセスで確実にいい女度がアップするからいろいろ出てくるんです。
ここで彼氏作るといろいろとややこしいのでそれだけ禁止ね。

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