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表面的にはニーズだったり、その人しかいないという思いだったりしてるんですけど、そこを掘り下げていくと愛し愛されていることを知ってる自分と出会えるのです。
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そこに愛があるからシリーズ~♪
昨日、こんなツイートをしたのですが、そして例によってあまり反響は大きくないのですが(と思ったら「いいね」が12件もついてました!)。
なぜ、夫を責めてしまうのか?それは愛されている自信があるから。そして、もちろん、自分も夫を愛しているから。
愛しているから責めないのでもなく、不満を持たないのでもありません。愛してるから責めるし、不満を持つし、罪悪感も感じるのです。— 根本裕幸 (@nemotohiroyuki) 2016年5月10日
「なぜ、夫を責めてしまうのか?それは愛されている自信があるから。そして、もちろん、自分も夫を愛しているから。
愛しているから責めないのでもなく、不満を持たないのでもありません。愛してるから責めるし、不満を持つし、罪悪感も感じるのです。」
そう、最近、根本くんはカウンセリングで気付いたことをメモ代わりにツイートすることを始めたんですね。(宣伝!)
で、ちょうど昨日は「罪悪感の心理学講座」を大阪・梅田でやっておりまして、そこでもネタにしてみたんですね。
この事例では「夫」が対象ですが、「親」でも「子ども」でも同じです。
ちょっと深い話ですね。
なぜ、夫を責めるのか?
なぜ、子どもを責めてしまうのか?
なぜ、親を責めるのか?
一層目。
分かって欲しいから。
こっちを振り向いてほしいから。
愛してほしいから。
大切に想っているから。
そういうニーズが出てきます。
「すべての攻撃は助けを求めるサイン」という心理学の格言があります。
助けてほしいから、夫を責めるし、子どもを責めるし、親を責めるんです。
夫や親は分かるけど、子どもに助けを求めてるの???ってちょっとピンと来ないかもしれません。
結論から言うと求めてるんですけどね。
「あんたは私の味方だよね?あんたは私を裏切らないよね?あんたは私を傷つけないよね?」みたいな感じで。
でも、これは「ニーズ」。欲求のレベルです。
だから、ここまでしか意識が向かないとすごく苦しくなります。
だってニーズは満たされることがないものだから。
二層目。
この思いをぶつけられるのが、夫しかいないから。子どもしかいないから。親しかいないから。
通りすがりのオッサンにはこの気持ちをぶつけられないんです。
近所に住んでるお姑さんにもぶつけられないんです。
でも、夫には分かってもらいたい、夫しか分かってくれる人がいない、夫しか頼れない。
それくらい行き場のない感情を抱えているんです。
これを「甘え」ということもできます。
逆の立場の人にこんな話をするんです。
「なぜ、彼はあなたにばかり暴言を吐くのか?それはあなたにしか甘えられないから。あなたにしか弱みを見せられないから。」
攻撃は甘え、です。
他の人にはぶつけられないんです。問題になるし、解決にならないし、嫌われるのも怖いから。
三層目。
でも、そんな攻撃をしたら相手に嫌われますよね?反撃されますよね?
そんなことしたらダメだって分かるんですけど、でも、しちゃうんです。
だから、相手を責めた後には山盛りの罪悪感が残ります。
夫に対して、子どもに対して、親に対して強い罪悪感を抱えるんです。
子どもに対して、は特に強いでしょう?
それは子どもは弱い存在で親である自分が守らなきゃいけないと思っているから、です。
ほんとは子どもの方がはるかに強いんですけどね。
だから、ほとんどのママは子供に当たっちゃうんですよ。
でも、それくらい行き場のない思いを抱えているんです。
それくらい苦しんです。
嫌われる、嫌な思いをさせる、関係が悪くなる、相手をつぶしてしまう、そんなことは冷静になれば分かりますよね。
でも、責めてしまうんです。
それはなぜか?
「受け止めてくれることをどこかで知っている」から。
この人なら分かってくれる。
この人なら受け止めてくれる。
この人なら許してくれる。
そのことを知っているんです。
だから、できるんです。
お姑さんにできなくて、なぜ、旦那にできるのか?の理由はそこにあります。
そうなんです。
「愛されていることを知っている」んです。
だから、責めることができるのです。
なぜ、夫を責めてしまうのか?
夫が自分を愛してくれていることを知っているから。
なぜ、子どもを責めてしまうのか?
子どもが自分を愛してくれてることを知っているから。
なぜ、親を責めてしまうのか?
親が自分を愛してくれることを知っているから。
親は自分を愛すべきだから、ではないですよ。それは「思考」が創ったものです。
愛されていることを知ってるんですね。
だから、許されることも知っています。
だから、責めてしまえるんです。
ちゃんと愛を受け取っているんです。
四層目。
他の人にぶつけられなくて、なぜ、夫にはぶつけられるのか?
それは夫が自分を愛してくれていることを知っているから。
では、愛されていることを知っているから責められるのか?責めてしまうのか?
その感覚に「夫だけにしか頼れない私」や「夫に助けを求めてる私」を見ていくと、ある一つの結論に行きつきます。
それは「私が夫を愛しているから」。
夫じゃなきゃダメなんです。
子どもしかいない、子どもにしか言えない、んじゃないんです。その子じゃなきゃダメなんです。
お母さん(お父さん)じゃなきゃダメなんです。
なぜか?その人のことを深く愛しているから。
その愛があるから、責めてしまった後に罪悪感が残ります。
愛の量と罪悪感の量は比例しますから。
なぜ、夫ばかりを責めてしまうのか?
愛されているし、愛しているから。
どんな問題にもその奥の奥の奥には愛があります。
その愛と繋がったときに空気は一変します。
張り詰めた空気が緩み、暗かった空気が明るくなります。
昨日、セミナーで、50人で愛と繋がって罪悪感を光に変える瞑想をしました。
部屋がふわーっと明るくなったような気がしたのは私だけでしたでしょうか。
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