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恥ずかしがりやで受け取り下手な人に受け取ってもらおうとするのは危険ですね。
苦手なことやらせるようなものですから。
それよりも自信を持ったり、与えさせたりする方が効率的なんですよ。
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根本先生、こんにちは
いつもブログ更新をありがとうございます。毎回、楽しみにしています。
さて、12/24の記事「「魅力を伝えたら受け取って欲しい」というのは単なる“エゴ”に過ぎない。」は私のことを言われているようでした。
私の好きな先輩も、事例の彼氏さんと同じく、受け取ってくれない人です。
私から見れば、気遣いとかやさしさとか頭がいいとか、すごいと思うしかっこいいと思うのですが、それを言うと否定してきます。
「普通でしょ。」
「大した事してないのに誉められるとプレッシャーになるよ」
これ、私も言われたことがあります。
私の誕生日祝いをやってくれたのに、先輩の誕生日祝いは断られてしまいました。
しつこく言いすぎてうざいと思われたか、メールの返信も来なくなってしまったので、今はおとなしくしています。
会える機会がどんどん少なくなっているので、このままだと疎遠になってしまいそうです。
受け取ってもらえることを期待しないで、魅力を言い続けるのは構わないのでしょうか。
それとも、このままおとなしくしていた方がお互いのためなのかなとも思います。
アドバイスいただけると幸いです。
(Tさん)
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>受け取ってもらえることを期待しないで、魅力を言い続けるのは構わないのでしょうか。
>それとも、このままおとなしくしていた方がお互いのためなのかなとも思います。
そう思いますよね・・・。
どうしたらいいのか・・・考えますし、答えが欲しくなりますよね・・・
焦りはありますか?
メールの返信が来なくなり、距離が空いてしまうと、このまま消滅してしまうんじゃないか???なんて不安も過ります。
「先輩との距離をどうしたら縮められるだろう???」
これがTさんが一番知りたいことなのかな、と思いました。
魅力を受け取ってくれない人なんて腐るほどいますし、私のクライアントさんにもたくさんいますし、この週末のセミナーでも「それがあなたの魅力ですよ~」って伝えても「いやいや、そんなことないし。おっさん、何言うてるねんオーラ」が会場全体に蔓延していましたし(笑)、なかなか難しいことですね。
元記事でも書いたことですが、私の場合、
>魅力や価値や才能を伝えるときはいつも初めから「受け取ってもらおう」なんて思って言わないんです。
ということですね。
だから、Tさんにとって、
>私から見れば、気遣いとかやさしさとか頭がいいとか、すごいと思うしかっこいいと思うのですが、それを言うと否定してきます。
と否定してくることを予め想定しておくことは必須科目です。
すなわち、
>「普通でしょ。」
>「大した事してないのに誉められるとプレッシャーになるよ」
って言われることを前提に伝えるならOKです。
その後の返しは重要ですよね~
>「普通でしょ。」
「え~、普通じゃないですよ~。ほんとすごいんですよ。先輩は~」なんて返しはどうでしょうか?
少し甘えた口調で言うのがいいかな~。
>「大した事してないのに誉められるとプレッシャーになるよ」
「え~、そんなことないですよ~。すごいことしてるんですって~。知らないんですか~?プレッシャーにしなくても、今のままで十分素敵なんですよ~」って感じでどうでしょうか?
だって、自信あるんでしょう?
「気遣いとかやさしさとか頭がいいとか、すごいと思うしかっこいいと思う」のって絶対的確信的確定的に自信あるでしょ?
誰が何と言おうが、そう思うんでしょう?
彼に愛される自信、好かれる自信はなくても、彼のことが素晴らしい!と思う気持ちは信じられる(自信がある)でしょう???
これが大事なんです。
つまり、Tさんにとって大切なことは「自分の気持ちに自信を持ってることに気付く」ってことなんです。
まずはそこから。
そうすると、否定されることなんて怖くないし、想定済みだし、その返しだって準備しちゃうし、否定してる姿を見ると「ま、照れちゃって。かわいい。そうやって女心を刺激してくれるの?きゃっ」とか思えるし、秘儀・ほめ殺しの術を加速させられるわけです。
Tさんのやる気スイッチが入って情熱の女モードが起動するわけですね。
>私の誕生日祝いをやってくれたのに、先輩の誕生日祝いは断られてしまいました。
ってことは、サプライズでやって欲しかったのかもね(笑)
(悲しい顔をして蚊の鳴くような声で)「あの、ちょっと折り入って相談があるんですけど・・・。ちょっとお時間作ってもらえませんか?先輩以外の人には話せないことで。」
なんて誘ってノコノコ出てきた彼をちょっとおしゃれなレストランで祝福~!みたいな。
ま、不本意ながらサプライズの場合は1対1じゃない方がいいですけどね~。
なお、男性を誘う際、「相談」「ほかの人には話せない」という単語はかなり鉄板ですので覚えておくといいですよ。
してくれるのに、受け取ってくれない・・・
褒めてくれるのに、受け取ってくれない・・・
そういう“恥ずかしがりや”な「受け取り下手」さんの場合はストレート一本勝負では厳しいんですね。
何だかんだ逃げてしまうんです。
そういうときはアイデアが勝負なんですが、このアイデアってのが心に余裕があるときのみ提供されるサービスなので、Tさんはこうした恥ずかしがりやな彼を射止めるためにはある程度の余裕を持ってないといけないのです。
余裕を持つ=自信を持つ、なわけです。
そこで先ほどの話に戻りますが、「彼が素晴らしい人だって思いに自信はあるんでしょう?」ということになるのです。
「あなたが否定しようが、反発しようが、何しようが、私はあなたが素晴らしい人間だって思いは変わらない」
なかなかかっこいいセリフだと思いませんか?
実はこれが恥ずかしがりやで野良猫で受け取り下手な自立系男子のハートを射抜く矢になるわけですね。
彼に愛されるかどうか?という自信のないジャンルで勝負するのではなく、
彼は素晴らしい先輩だ!という自信のあるジャンルで勝負する、というわけです。
うん。勝ち負けではないので「勝負」ってのは言葉のアヤですけどね。
そうすると堂々としてられるので、
>受け取ってもらえることを期待しないで、魅力を言い続けるのは構わないのでしょうか。
この疑問はなくなるんです。
「ま、どっちでもいいか。言いたいときに言えばいいか」
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そして、もう一つ。恥ずかしがりやで受け取り下手な彼を落とす場合は、「与えない与え方」を習得するといいですよ。
言い方を変えると「与えさせることで与える技」です。
彼はわざわざ誕生日を祝ってくれるなど「与えたい人」ですよね?
そして、そうした与えたい人にありがちな「受け取らない人」ですね。
そういう人に「与えよう、受け取らせよう」とすると逆に引いてしまうんです。
それはまるで「お肉を食べたいって言っている人を魚料理専門店に連れていく」くらい失礼なことです。
「与えたい人には心置きなく与えさせてあげよ。
彼が与えたくなる自分で居続けよ。
そして、彼が与えてくれたものを『ありがとう』と最高の笑顔で受け取りやがれ」
ということです。
受け取ることと与えることはイコールなんですね。
彼がしてくれたことに対し、最高の笑顔で「ありがとう!すごくうれしい(うるうる)。ほんといいの?ありがとう!すごく幸せ」って言ってあげたら、それが彼の喜びになるのです。
何かお返ししなきゃ、と思ってしまうのは「取引」と言います。
彼がしてくれたことと同等のことをしなければ、と思うのは「競争」と言います。
どちらも「愛」ではないのです。
与えたい人には与えさせてあげること。
それを喜んで受け取ってあげることが、彼を喜ばせること、すなわち彼に与えることになる。
このことを覚えておいてください。
だって苦手なことやるの、しんどいでしょう?
受け取り下手な彼を受け取らせようってのは、算数が苦手な女子を1日算数教室に放り込むくらいエグイことかもしれませんよ。
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