私の方が野良猫なんです・・・。



男性が怖くてすっかり野良猫ぶりを発揮するというHさん。
王道的カウンセリングではその根っこを癒していきますが、実際はそんなHさんでも大丈夫な男性が必ずいるんです。
あとはそれを信じられるかだけなんです。

***
根本さんのブログ、いつも楽しみにしています。心に響く内容ばかりです。いつもありがとうございます。

特に気になる記事がありまして、今回、質問させてもらいます。
よかったら答えてくださると嬉しいです。

気になるのは、「野良猫」シリーズ(?)なんです。
読み進めるうちに、私、「野良猫」だわーーー!!!と 私の事、見てたの???と、じんわり背中に冷や汗かきました。

えぇ。ツンデレですよ。
なかなか心を開きませんよ!
気がある振りして、近づかれると とたんに怖がりが発動して、速攻にシャッター降ろしますよ!!

…少し、逆ギレ気味(笑)

…だって、だって、怖いんですものーーーー!!(泣)

好意をもってくれる男性には、「私、怖がりさんなんだ」とは言っています。
じれったいだろうなぁと、申し訳ないやら、ありがたいやら。

問題は、職場の男性に怖がりが発動してしまうのです。
職場の独身男性に近づかれると、「パートナーや母親の代わりをさせられるのでは?」とシャッターを降ろすクセが出てしまうのです。謎ですが。

職場の女性は私ひとりなので、職場の華としての柔らかさも出した方がいいだろうと思っています。

独身男性陣は、なぜだか「構ってちゃん」ぷりが高く、一度話をすると、30分近く一方的に話続けたり、認めて、褒めてと言わんばかりの話をしてきたり。それを見る度に強烈な吐き気がして、うっかり跳ね飛ばしたい衝動が出ます。そして、ついつい1人になりたがる私がいます(笑)
その後、「やってしまったー」と大反省。

今、この辺りをグルグルしています。

この場合、私はどういう気持ちでいたら、いいのでしょうか?
アドバイスいただけると、嬉しいです。

コレって、ネタになるかしら…
と不安ですが、よろしくお願いします。
(Hさん)
***

>職場の女性は私ひとりなので、職場の華としての柔らかさも出した方がいいだろうと思っています。

これってHさんのしたいこと???じゃないですよね~?
だったらやめたほうがいいですよ。そんな犠牲的なことは。
他でもやってません?
「~した方がいいな」
「~しなきゃな」
と思って犠牲していること。

そうやって頭で考えることをやっていると、心は全然ときめかない、ワクワクしないので、逆に華も枯れてしまうんです。
逆効果ですね。

華になる、ということは、自然な笑顔でいられる状態を作る、ということであれば賛成ですけどね~。

うちのブログの読者の中には「野良猫な男」が大好きって女性が多いので、男性ネタばかりが多いんですけど、当然のように野良猫な女子もたくさんいらっしゃるんですよね。

>…だって、だって、怖いんですものーーーー!!(泣)

そう、そう思っていればよろしい。
問題はそれで解決するから!!

以上!

はい。また明日~!!!

うん。まあ、ほんと、そういうことなんですけどね。

怖さを克服するために何かをする、というのであれば、さっき書いたような「笑顔でいられる時間を増やす」というのはまずは一番大切なことですね。

そして、その原因から解決する、ということであれば、カウンセリングの流れに則って親子関係(特にお父さんとの関係)を癒していくことが一番のおすすめです。

きっと問題ありありなお父さんなんでしょう?(笑)
そして、お母さんはあまり幸せそうじゃなかったのかなあ???

また、職場の男性に対してもそんな反応が出てしまうのも、無理に合わせよう、何とかしようってしてるからだと思うんです。

もし、Hさんが生トマトが嫌いだとしましょう。
でも、大人なんだから、社会人なんだからって無理やりトマトを食べるとします。
口の中にはあの嫌な感触と匂いが残っています。
さて、その状態で仕事をして活躍できるでしょうか?

無理でしょ?
どだい無理でしょ?

このトマト=男どもってことなんですよね。

無理に好きになろうとするってことはしなくてもいいです。
ただ、生トマトはダメでも加熱したらOKとか、ペースト状のものなら大丈夫ってこともありますよね?

だから、トマトを好きになろう、ちゃんとトマトと話ができるようになろう、とすると、今職場で体験しているような嫌なことが起こるんです。
それは「Hちゃん、そっちは違いまっせ」という天からのアドバイスなのかもしれないですよ。

目の前の男の人の大丈夫なところを探す、ということを意識してみてください。
そうするとまだ社会人的な付き合いはできるようになると思います。

さて、生トマトが嫌いってうちの奥さんなんですけれど、実は、その奥さんもたまに食べられるトマトがあるんです。
ま、ハイソなイタリアンのお店で出てくるとか、オシャレな和食の店で出て来るとか、少々値が張るところで出されるトマトだったりするんですけどね。

「ああ、これ、食べれる~」ってよく奥さんは言ってます。

Hさんにとって男も同じなんですよ。ほんとうは。

Hさん、思い込み激しい人ですか?
思い込みの強さには自信のある人ですか?

だとしたら尚更やって欲しいことがあるんです。

「私が大丈夫な男が必ずいる」ということを信じてください。

ほんといるんです。
私のクライアントさんで何人も。
10人中9人はダメだったけど、1人だけ大丈夫な人がいて、その人と結婚したんですね。

野良猫っぷりを思い切り発揮しても、全然へこたれなかった男性もいれば、その人にだけは怖れを感じなかった、ってケースもありました。

「私が大丈夫な男性が必ずいる」

これを信じて見てください。
きっとうまく行きますから。


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