火山系マグマ女子の私が人生を穏やかに過ごすにはどうしたらいいのでしょうか?



穏やかに暮らす=静かで感情の起伏のない人生、ではありません。
もちろん、そういう人もいるでしょうけど、それはその姿が自然な人。
「穏やかな人生」って「自分らしい、自然体の人生」ってことですよね。

***
 根本さん、こんばんは。
仙台のセミナーに参加させていただいてから、毎日ブログ拝見しています。

今日は全てが上手く行かず、心が爆発してしまい、涙が止まらなくなり、イライラを発散したくて生まれて初めて車のクラクションを鳴らしました。(笑)
というのも、病院に行きたくて会社を早退したかったのですが、仕事があって予定時間より遅くなってしまったんです。
帰宅ラッシュの渋滞の中を一時間かけて病院に到着したものの、受付時間を5分過ぎているから診られないと断られてしまいました。

昨年の冬まで、私は不倫をしていました。
自爆して彼の奥さんに不倫をバラし、会社にもバレて彼が異動になり、拒絶されて音信不通、周りの人はみんな私が不倫をしてたことを知っているというドラマの様な環境で仕事をしています。
他人に優しくしろと教育されてきたので、頼まれ事をされるとキツくても嫌とは言えず、全て笑顔で答えてしまいます。
父親が全く会社を休まない人なので、体調不良だとしても突発的に会社を休むことに罪悪感があります。
でも、仕事をしたくありません。笑顔も作りたくありません。
先輩から「ババア」と呼ばれます。きっと冗談だと思いますが、嫌なのに嫌と言えません。
先輩に背中を触られるのが嫌だと上司に忠告してもらったのにまだ触られて、嫌なのに一度言ったからと思って言えません。

もっと穏やかに人生を過ごすには、どうすればいいのでしょうか。根本さん、こんなクズな私に喝を入れていただけませんでしょうか。
どうかよろしくお願いします。
(Yさん)
***

マグマを溜められるだけ溜めて、ほんで、まだまだ溜め込んで、それで最終的にドッカーンと爆発するタイプの女子ですね。
クラクションも最初から付いてるのは面白くないよね?
どうせ鳴らすなら、ダンプのお兄ちゃんが付けてるようなホーンタイプにしなきゃね!

それに、ちゃんと「危険物」マーク付けて走ってる???
「毒」じゃなくて「危」の方ですな。

それにしても、近々、その先輩も火の粉を浴びて丸焦げになるんでしょうね。
少なくても「取扱注意」の札くらいは座席に貼っといた方がいいですよ?(半分マジで言ってます(笑))

もちろん、履歴書の特技欄には「我慢道7段」って書いてるよね?
不倫、先輩以外の理由でも仕事のストレス、溜まりませんか?

例えばね、国分町で生まれ育った子がね、「ああ、こんなごちゃごちゃしたところには住みたくない!!同じ青葉区でももっと山の方に住みたい~~!!」って言ってると思ってね(ローカルトーク中)。

でも、実際、なかなかそういうところに住めないんですよ。
静か過ぎてかえって落ち着かなかったり、すぐそこに三越や藤崎があるわけじゃないから何か欲しい!と思っても手に入らなかったり。それにあの素晴らしい飲み屋たちから距離を置くなんて信じられないでしょう?文横最高!!(笑)(※文横=文化横丁)(ローカルトーク中)。

すなわち、そもそも火山系情熱女子に生まれた女子が、クールビューティ目指すってのは、都会にしか住めない人が田舎に憧れるようなものなのですよね。

もっと言えば体質の問題なんですよね。
私のセミナーに来てくださる方に「どうみても酒豪なのに一滴も酒が飲めない人」てのが10万人くらいいるのですが、ナンボ呑み助顔でもダメなもんはダメでしょう?無理やり飲んだら命の危機に瀕するわけです。

だから、煮えくり返るマグマを持ってるYさんのような火山系女子はやっぱりマグマを常時垂れ流してるのが一番自然なんです。
それを押さえようと、噴火口にコンクリート流し込むからたまに噴火したときにどエライことになるんですよね。

それなのに「私は火山じゃありません。」ってふつうの山の振りをしてるからおかしなことになるんです。

おかしなこってのは、爆発しなきゃいけない状況を常に招く、ってことです。
だから、恋愛の中でも爆発力の高い不倫を選んだり、四面楚歌を作ってその中で仕事をしたり、嫌な先輩のセクハラ的行動を引き寄せたりしてるのです。

火山系女子が爆発しないようにするから、爆発しなきゃいけない状況を潜在意識が作り出しているんですね。

すなわち、

>もっと穏やかに人生を過ごすには、どうすればいいのでしょうか。

その方法は怒りを鎮めるのではなく、常に爆発し続けること!
穏やかじゃない理由は怒らないようにしてるからで、我慢してるからで、いい人、優しい人を演じてしまってるから。

その仮面と取り去って爆発し続ける女になったら「穏やかな人生」がやってくるんです。

「穏やかな人生」って「自分らしい、自然体の人生」ってことですよー。
火山は火山らしく、姫は姫らしく、姐さんは姐さんらしく、なんですよー。

根本的な原因はまた後で触れるとして、とりあえず、早急にやっておきたいことがいくつかあるので、ぜひぜひ試してみてくださいね。

1.クラクションは1日1回鳴らす。

人生初ってどれだけいい人やねん!とツッコミを待ってたと思いますので、ツッコんでおきますね(笑)

「あたしはマグマの女よ。火山系情熱爆発女子よ。クラクションは鳴らすものよ」ってぶつぶつ言いながら毎日出社・退勤してください。

これマジだからね。ほんと。

怒りを許すって大事なテーマだからね。

2.メイクを変える。

大人しい感じのメイクにしていませんか?
濃い目、派手目が良いと思います。
そう、爆発しそうな感じのメイクですから。

口紅を濃ゆくするだけでもいいですが、そうするとバランスを取るために全体も変えなきゃでしょう?

メイクで「あたしは怒れる女子よ。爆発するわよ。近づくと危険よ」という雰囲気を醸し出してください。

いきなりそれで出社するのが正直お勧めなのですが、リハビリ段階として仕事から帰った後と休日にそのメイクをして街に出ることから始めましょう。

慣れてきたらそれで会社に行きましょう。

「こいつに何かしたらヤバい」って思わせるだけのクオリティのメイクを意識します。

3.服を変える。

メイクが変われば服も変えたくなると思います。
下着ももちろんですが、セクシー系、お姉さん系にする、あるいは、和装もいいでしょう。

「触れると危険」という雰囲気を醸し出せるように、メイク、ファッションで自分を守るんです。

つまり「この女に中途半端な気持ちで手を出したらヤバいことになる」というのをメイクと服で表現するんです。

はっきり言えば「武装」です。

いい人や優しい人をやってしまうし、めちゃくちゃ我慢しちゃうんだから、いきなり本音を言ったり、態度に表すのって無理でしょう?
それも苦痛になるでしょう?

だったら、外見から自分を守ってあげるのが凄く大事なんです。

でも、そこで武装するったって、本当に迷彩服に身を包んだら女じゃなくなってしまいますよね。そりゃあ、うちのブログの読者たちは似合うけどさー、それじゃあ、シャレにならないじゃん。ほんとうに戦争に行っちゃいそうだし。

女であることを強調しながらも、生半可な思いでは近付けないだけの女を演出するわけです。

これ、今日、仕事終わったら実践してくださいね。
まずは買い物からですよ。

それ系の服やメイクや下着売ってる店に行って思い切って大人買いしてきてください。

メイクなどは習いに行くのもいいかもね~

4.サボる

経営者の方には眉を顰められる方もいると思いますけど、仕事したくないでしょう?
じゃあ、有給使ってサボっちゃいましょうよ。
鳴子行って臭いお湯にいっぱい浸かってきましょうよ(羨ましい・・・)。
たまには街中で買い物三昧しましょうよ。

朝から飲むってのいいですよ。
寒くなると日本酒がうまいですからねえ・・・。

さて、そもそも論としてYさんがファザコンである、というところがポイントなんですよね。
お父さん、大好きなんですよね。

>他人に優しくしろと教育されてきたので、頼まれ事をされるとキツくても嫌とは言えず、全て笑顔で答えてしまいます。
>父親が全く会社を休まない人なので、体調不良だとしても突発的に会社を休むことに罪悪感があります。

ってくらいお父さんの後を付いてきてるんだもの。
また、優しくしろと厳しく躾けたのもお父さん?あるいは、お母さん?

優しさが何か?って教えてもらわなきゃ、優しくすることなんてできないよね~(笑)

以前から私のブログを愛読して下さる方にとっては「ああ、きっとあの話がまた出るんだろうね」てお気づきかと思いますが、はい、予定調和で期待通りなのですけど、例の話になるでしょうね。

ということで、藁人形。お恨み帳。鬼畜生。不義理非人情。
Yさん。来年の書初めはこれらの言葉にしましょうね(笑)

「死ね死ね団」を結成するんですが、そもそもこれらの言葉はすべて「怒りを許可する」というところに行きつきます。

お父さんに怒ってるんです。
お母さんに怒ってるんです。
不倫相手に怒ってたんです。
その上司に怒ってるんです。
その先輩に怒ってるんです。

きれいに「怒ってるんです」を並べてみましたが、いかが?(笑)

そっか、私、怒ること、自分に禁止してるんだ・・・て気付くだけでOKです。
そして、「怒ってもいいんだ」って許可を出してあげるんです。
「だって火山系女子だもの」って。
「マグマすぐに溜まるもん」って。

ということで、Yさんには「お怒り帳」を付けてみることをお勧めします。
お恨み帳の「怒り」バージョンです。

お恨み帳の書き方についてはこちらを参考にしてください。
>http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/15692

あとは自分自身の心をケアしましょう。
ちょっとしたイメージワークをご紹介します。
ぜひ、お試しください。

「直観で、あの頃は辛かったなあ、と思う時期を一つ思い出してください。
 タイムマシーンに乗ってその時代の自分に会いに行きます。
 しばらく窓の外から当時の自分を見守ってあげてください。
 どんな表情で暮らしているのか?
 どんな気持ちでいるのか?
 もちろん、あなたには手に取るように分かります。
 しばらく眺めていたら、そっとその時の自分に近付きます。
 なんて言ってあげたいですか?
 どんなふうにしてあげたいですか?
 できるだけ優しい言葉、温かい言葉、ねぎらいの言葉をかけてください。
 たくさん褒めてあげましょう。たくさんよしよししてあげましょう。
 心が温かくなるまでこれを続けてください。」

けっこう効くと思いますよ(^^)

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