本来の自分で生きるためには外圧が必要!?


自分を守るために、あるいは、自分を否定して隠すために創り上げた心のシェルター。
ところが、それによって本来の自分で生きられなくなってしまいます。
そこで「外圧」を用いて本来の自分に戻そうという動きをするんです。
それが「問題」という奴です。

子どもの頃、親を助けたかったり、親に愛されたかったりして、いい子にしてきた、とか。
親が過干渉だったり、厳しかったりで自由がなく、自分を抑えてきた、とか。
周りに期待されてその期待通りの人生を歩むために本来の自分を隠してきた、とか。
弟や妹の面倒を見ることで自分の居場所を確保してきた、とか。
本来の私だったら嫌われると思い込み、本来の自分を隠して生きて来た、とか。
私さえ我慢すれば丸く収まると本音を言わないように生きて来た、とか。
色々な問題が起きてそれは全部私が悪いんだ、と思って自分を抑えて来た、とか。

そういう場合、「本来の自分を隠す」ためにものすごいエネルギーを割くことになります。

そして、本来の自分を隠すために創り上げた「シェルター」=「殻」が自分をがちがちに囲います。

その時、「本当の私は間違っているからそのままではダメである」というまるで性悪説のような態度を取ることになります。

それって自分を隠してるわけですから苦しいんですけれど、愛されるためには、認められるためにはどうしても避けては通れないことと思うんですね。

子ども心にとっては「愛される」ということが「自分らしい」よりも優先されることは往々にしてあるのです。

あ、子ども心だけじゃないですよね。「恋心」も同じですね。

「愛される」は受け身の言葉にあるように依存心を掻き立てます。
「自分らしい」は自分主体の言葉なので自立心を掻き立てます。

だから、依存するしかない子ども時代とか、惚れたら負けよの恋愛バトル戦においてはどうしても「愛される」という依存マインドが重要視されるのです。

だから、最近話題のブラック企業にしても、「雇われる」ことの方が「自分らしい」より優先されているので苦しいわけですし、DV・モラハラ・パワハラの問題にしてもなぜか依存の私がいるので「自分らしい」を押し殺すしかなくなるのです。

さて、そんな「いい子」を頑張って来た私は長年の癖により、自分を隠す、押さえる、否定することが癖になり、恋をしても、仕事をしても、友達といても本来の自分が出せません。
それどころか本来の自分が何者かも忘れてしまいます。
だって、本来の自分を知っていたら苦しいでしょう?だから分からないように麻痺させます。

つまり、本来の自分を守るために、あるいは、本来の自分を否定して作り上げたシェルターや殻が本来の自分を完全に防御しちゃっているんですね。
傷つかないように自分を守ることには成功しているんだけど、でも、その分、本来の自分では生きられない苦しみもあるんです。

その時、潜在意識は考えます。
どうしたらもっと自分らしく生きられるだろうか?
どうしたら本来の魅力、輝きを放てるだろうか?(だってシェルターによって本来の自分の輝きは10%~100%ほど抑えられちゃってますからね)

よし!それなら外圧を頼もう!と潜在意識は結論を出します。

「シェルターを破ってくれるような存在」
「このがちがちの殻を打ち破ってくれるような出来事」

それが「問題」なわけです。

「なぜ、幸せになれない人ばかり好きになるんだろう?」
「なぜ、こんなひどいことをする人と結婚しちゃったんだろう?」
「なぜ、自分の上司はいつもこんなひどい人なんだ」
「なぜ、自分はこんな病気になってしまうんだ」
「なぜ、いつもうまく行きそうになってダメになるんだ」

これをまとめるとこのごちゃごちゃした図が出来上がります。

<本来の自分で生きるためには外圧が必要という図>

本来の自分で生きるためには外圧が必要の図

本来の自分で生きるためには外圧が必要の図

自分の力ではどうしようもないからダメンズな彼に登場してもらって自分の価値観やら考え方やら生き方やらを崩していただくんです。
自分なら絶対しないようなことを平気で恋人にする人と付き合うことによって、今までの人生で創り上げて来た殻を崩そうとするんです。

これは仕事やその他人間関係、病気、ケガ、事故といった問題にも共通します。

でもね、それってめっちゃ怖いわけですよ。

だって本来の自分ってあまりいいもんだと思ってないし、それがそもそもどんなものかも分かってないこと多いですし。
だから、外圧を用いて自分を崩そうと思うんだけど、すごい葛藤が生まれます。

守るために隠してきたり、ダメだと思って隠してきたものを今さら出すのって勇気要りますものね。
だから、分かっていても変えられない自分が出てくるんです。

つまり、ダメンズだって分かっていても、幸せになれないって分かっていても変えられない自分。
自分にはこの仕事合ってないって分かっていても踏み出せない自分。
もっと自分には別の自由な生き方をしたいと思ってもそれができない自分。

そして、このシェルターを巡る葛藤はずっと続くことになります。

心の声を聞く、ということ。
自分の声を知る、ということ。
我儘になってみる、ということ。
直感を信頼してみる、ということ。
憧れの人に会いに行く、ということ。

私たちは放っておいても本来の自分、ありのままの自分で生きたいし、生きるようにプログラムされています。
それを人生を面白くするために様々なエッセンスを加えてややこしくします。
シェルターもその一つ。

だから、自分の自然体を意識すればするほど心の声は聞こえてくるんです。
っていうか、ほとんどの方はもうそれを知っているんですけどね。

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