(本のご感想)ただ、その相手は、「嫌いな相手」ではなく、大切なパートナーでした。




「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)

感想を頂きました~!
ありがとうございます~!!!

前作「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」に引き続き、本作「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」を読みました。

前作が、自分とひたすら向き合い、自己肯定感を持てなくなった理由を探り、そんな自分を認め、自分や周りを許し、自分らしく生きていくプロセスの基本書だとすれば、本作は、実践編・応用編といったところでしょうか。
実際に自己肯定感を高めながら人とどのように付き合っていくべきかが、人付き合いの中でいかに自分軸を保つかの方法が、パターンごとに分かりやすく解説されていて、とても「使える」内容でした。

特に、今の私には、第6章「嫌いな相手への境界線のつくり方」がスマッシュヒット!

ただ、その相手は、「嫌いな相手」ではなく、大切なパートナーでした。

ここ数週間ほど、私は、パートナーとの考え方の違いと、それでも一緒に歩みたいという葛藤に苦しんでいました。
でも、私が彼の嫌なところを「(この部分は)嫌い」と認め、どうして嫌いなのか考えることによって、自分が持っている思い込みや観念、自分が嫌っている自分自身に気付くことができました。
そして、彼のいいところを見つめると、自分の愛情を取り戻すことができました。とてもラクな気持ちになって、「私と彼は考え方が違う。それは仕方ない。でも私は今、彼と一緒にいたい。お互いに合わせられるところは合わせていこう。」と思えるようになりました。

これからは、どうして彼はこういう考えなんだろう、仕方ないところもあったのかも、と私の知りたい気持ちと、彼の心の開き具合を見つめながら、じっくりコミュニケーションを取っていきたいと思います。

「嫌いな相手への境界線のつくり方」は、単に苦手な相手のみならず、パートナーや家族などの近い関係の人に対しても使える方法です。
本の中で、そういう使い方を示唆してくれてるところも、さすが根本さん!と感激しました。

自分に軸はあるけれど、人は皆、人の中でしか生きられないし、生きていきたいものだから、お互いに心地良い距離感で幸せでいたい。
その方法を教えてくれる本でした。
(OMさん)


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