発売中!「ついつい抱え込んでしまう人がもう無理!と思ったら読む本」(リベラル社)



・2022/5/20 この本が文庫本「「頑張る」をやめてみる」になりました!
・amazon、楽天などで在庫切れになっていましたが解消されたようです(3/26)


ついつい抱え込んでしまう人がもう無理! と思ったら読む本(リベラル社)

「いろいろと頑張ってるのに全然報われない」
「頼まれると断れなくて色々なものを抱え込んでしまう」
「相手の気持ちを考えすぎて我慢ばかりしている」
「仕事でもプライベートでも頼られることばかりで疲れてしまう」

そんな方々を「抱え込み症候群」と名付け、さらに3つのタイプに分類しました。

〇自己肯定感が低いタイプ・・・自分を出せず、人の顔色を伺ってびくびくしてしまい、周りに流されやすい人。

〇敏感タイプ・・・空気や相手の気持ちを読み過ぎて自分を抑えてしまったり、他人を優先したりしやすい人。

〇しっかり者タイプ・・・優等生で子どもの頃から頑張り屋さん。自分のキャパ以上のものを抱え込みやすい人。

自分に当てはまりそうなものはありましたか?

そんな方々がどうしたら抱え込み症候群を抜け出せるのか?を「ワーク」や「エクササイズ」を通じて体験していただくのが本書です。
簡単に取り組めるワークから、日常で実践していただきたいエクササイズもたくさん紹介させていただいています。

さらに、イラストや漫画がふんだんに入って読みやすい「イラスト&エッセイ」です。さらっと読める割に、内容は本格的できっと楽しんで頂けると思います。
ちなみにイラストには下記の人物がヒーローの如く登場します。

そう、私!!根本先生!!!(笑)
ついに私もイラストとして書籍に登場する身分になりましたっ!!


ついつい抱え込んでしまう人がもう無理! と思ったら読む本(リベラル社)

本書の概要

例えば、
「一生懸命やっているのだけどどうも報われない」とか
「頑張っても頑張っても楽にならない」とか
「最近、なんだかやる気が出ない」とか
「頑張るのがばかばかしくなってきた」とか
「いつも人疲れしているような感じでオフタイムも元気が出ない」とか
「心がいつもモヤモヤしている」とか、
「ついSNSを見てしまって、他の人が元気よく投稿している記事を見てモヤっとする」とか、
そういう状態になっていませんか?

あるいは、こんなことになっていませんか?
「甘いものやお酒が最近やめられないのよね~」
「ダイエットしようと思うんだけど、全然その気にならなくて」
「やめよう、やめようと思っているけどズルズル関係が続いちゃってる男の人がいて」
「ついイライラして後輩に当たっちゃうことが最近多いかもしれない」
「ちょっと部屋がヤバいことになってて、誰も家に入れられない状態」
「休日はメイクもほとんどせずにだらだら過ごしちゃっている」
「新しいことを始めたいんだけど、全然やる気が湧いてこない」
などなど。

「私がやらなきゃ」とか「何とかしなきゃ」とか「嫌だけど仕方ない」なんて言葉が口癖になっていませんか?

これは立派な抱え込み症候群と言えます。

でも、どうしてそんな状態になってしまうのでしょう?

「ちゃんとしなきゃ」
「きちんとしなきゃ」
「人に迷惑かけちゃダメ」

そんな責任感が強い方は、つい頑張りすぎてしまう人。
でも、その自覚がなくて「もっとやらなきゃ」「他の人はもっと大変」「私ばっかり弱音を吐けない」みたいな厳しさを自分に向けると、

「ほんとうはしんどいのに、しんどいって言ってられない!!

と自分をコントロールしてしまいます。

それって重たいですよね。

また、平和主義者な人はモメ事が嫌いです。
だから、「私さえ我慢すれば」って思いやすいでしょう?

そうすると、グッと気持ちを我慢して、それもまた荷物になってしまいます。

周りの目を気にし過ぎたり、自分なんて大したことないという無価値感に縛られていたりすると、自己肯定感がダダ下がりになって、全然自分に自信が持てなくなります。

そうすると「何がしたいのか分からない」とか「転職したって何も変わらない」とか「状況なんてよくなるわけない」という思いが出て来て、未来に希望が描けなくなります。

ちょっと想像してみてください。

**

ある女性が荷物をたくさん背負って階段を登っているんです。
しんどそうなんだけど、歯を食いしばって笑顔を振りまいています。

誰かが「大丈夫?」って声をかけてくれます。
もちろん、彼女は「大丈夫よ」って返事します。

「ほんとに大丈夫?」って聞かれたら、精いっぱいの笑顔で「もちろん、大丈夫よ!心配してくれてありがとう!」くらいは言ってのけます。

そんな風にしているので、だんだん周りの人は声をかけられなくなっていきます。

さらに彼女は周りの人から期待されたり、自分から良かれと思ったりして、荷物をどんどん増やしていきます。

「自分にはこれくらいしかできないから」
「他の人はもっと頑張ってるから」
「私がここで倒れたら人に迷惑かけるから」

そんな呪文を呟きながら頑張っているんです。

**

あなたはそんな彼女を見たら、どうしてあげたいですか?何て声をかけてあげたいですか?

その答えは、今のあなたに必要な言葉なのかもしれません。

良かれと思ってやっているのに、相手はあなたの思いに気付いてくれずに「全然報われない」結果が現れます。
でも、あなたはそれも仕方ないと思って、小さくため息をついてまた頑張ります。

そういう生き方、しんどくないでしょうか?
もう、その荷物、下ろしてもいいんじゃないでしょうか?

でも、そんなこと言われても「ほんとにいいの?」と思ったり、「どうやってやるのよ!」ってキレ気味に質問したくなったりしません??

その方法が細かく色々と書かれているのがこの本なわけです。

簡単な方法としては「ガマン量を見える化する」「自分のキャパを大きく見積もらない」「嫌なものは嫌って言う」「○○すべきって表現をやめる」などの方法もありますし、私がセッションやセミナーで使うワークも紹介しています。

例えば、自分が今抱えている仕事で嫌なものをメモ帳に1枚に一つずつ書き出します。
「月曜日の朝礼のために1時間早く出社するのが嫌」
「後輩がやった書類のチェックがめんどくさい」
「意味のない定例ミーティングが退屈」
「仕事中に上司からどうでもいいコピーを頼まれると殺意が湧く」
「5時過ぎてから仕事を持ってこられるのが嫌」
などなど。
それを一枚一枚破ってくしゃくしゃにして「いやじゃー!!」って叫びながらゴミ箱に捨てます。

なんか、それだけで心がすっきりしてくるから不思議です。

これ「感情の断捨離」と言ってもいい方法なんです。

あるいは、セミナーでもよくやる方法なのですが、ノートを一冊用意して「言いたいけれど言えなかったこと」を書き出します。
上記「 」内のようなことをただ書いていくだけでも、意外と気持ちはすっきりするものなのです。

まずは自分が抱え込んでいることに気付くことが最初ですが(たいてい、自分がそうなっている自覚がないことが多いですよね)、それに気付いたら、こうして手放していく方法はたくさんあるのです。

そして、さらに深い感情を扱う方法として「助けを求める」というセッションもあります。
実際に人に対してやるのはいきなり勇気がいるでしょう?

まず最初は心の中で「助けて」という言葉を言ってみます。
それが言えたら次は「助けて」って言葉に出して言ってみます。
それができたら次は鏡(できれば姿見)に今の自分を映し出して、鏡の中の自分に「助けて」って言葉に出して言います。

できれば、10~20回くらいは言ってみるといいでしょう。
それだけで涙があふれてくる方がいらっしゃるかもしれません。

これもまた抱え込み過ぎた荷物を手放す方法です。

他にも本の中ではあれやこれやをたくさん紹介しているのでぜひ手に取ってお読みください。

amazonで購入!

本書の特徴!

●分かりやすいイラストで解説されている!!
例えば、下のページは抱え込みやすい人の特徴を10種類に纏めたうちの一コマ。
あるなるなケースをイラストにしていて、より分かりやすくなっています。

本書のあちこちにそんなイラストが効果的に散りばめられていて読みやすさを倍増させてくれてます~!

●ワークがめっちゃたくさんある。しかもイラスト付き!
こういう時にはこういうワークをやってみましょう!的な感じで、この本には自分でできるワークが随所に紹介されています。
例えば、こちらは私がよくブログやセミナーでも提案する「出さない手紙」。
こんな風にやればいいんだ、というイラストも分かりやすい上に、やってみよう!という気持ちになりやすくなります。

今回はほんとにたくさんのワークを掲載しています。そのため簡単にできるものから少しハードルの高いものまで幅広く紹介していますので、取り組みやすいものからチャンレジしてください。

どちらにせよ、「抱え込み症候群を手放す」ことに通じます!

●事例がたくさん載っている。

私はよく「例え話」をします。実際にあったケースを紹介したり、日常のちょっとしたできごとを取り上げたり。
本書でも随所に「例えば~」という記述がみられると思います。
具体的な分だけ共感しやすいと思います!

●私の話もちょくちょく出てくる。

短いコラムが章末にあって、全部私の話。
長年ブログをお読みの方も「これ、知らなかった」という話があるかもしれません。
私もかつては抱え込んでいっぱいいっぱいになってた時代がありました。(え?最近もそうじゃね?という鋭いツッコミはなしでお願いします(笑))

●読みやすく、分かりやすく、実践しやすい。

本書の特徴をまとめてしまうとそんな感じです。
この本を作るときに編集者とも「使いやすさにこだわりたいですね~」という話をしていました。
「あ、やってみよう」
「よし、実践してみよう」
そう思っていただけるような構成にしています!!

目次

1.あなた、抱え込んでいませんか?

知らないうちに「抱え込んでいる」こと、ありませんか? 

ケース1 断りたいけど断れない イヤと言えない自分にモヤモヤ 
ケース2 「助けて」と言えない 
ケース3 他人の一言で傷つき、ストレスをため込んでしまう 
ケース4 何でも自分のせいにしてしまう 
ケース5 「完璧でないといけない」と思い込んでいる 
ケース6 「しっかり者」と思われて、弱音を吐けない 
ケース7 仕事ができるようになればなるほど、オーバーワークに… 
ケース8 まわりの面倒をついみてしまう 
ケース9 自分の居場所をキープするために頑張りすぎてしまう 
ケース10 他人に任せるより自分でやったほうが早い 

チェックリストで抱え込みタイプを診断

コラム・私も抱え込んでいました 

2.あなたが「抱え込んでしまう」理由

しんどい気持ちの原因は、「抱え込み」かも 
抱え込みすぎるとこうなってしまう 
抱え込みの原因は「自己完結」 
人間関係の希薄さが抱え込みを加速させる 
90点を取ってもダメ出し? 
母性本能の強さが、抱え込む状況をつくる 
抱え込む人は自分軸が定まらず、他人のSNSに振り回される 
世間体を気にして無難な答えを求めると、
自分で決断できず、ストレスを抱える 
抱え込む人は、自分の気持ちを大切にできない 

コラム 抱え込まない「オフの過ごし方」 

3.抱え込みから脱出する

ほんのちょっとの工夫で「抱え込み」から脱出できる! 
自分のガマンの量をイメージしてみる 
自分の仕事量を「見える」化する 
自分のキャパシティを知り、「ほどほどでOK」とする 
なんでもかんでも自分のせいにするのをやめる 
断ることで、うまくいくこともたくさんある 
「思い出しイライラ」にストップをかける
被害者意識を持ちすぎない 
「そうすべき」という口グセをやめる 
自分の本当の気持ちに気づく 
自分の頑張りは自分で認める 

ワークで抱え込みから抜け出す 
ワーク1 心と体を軽くするワーク 
ワーク2 おまじないを唱えるワーク 
ワーク3 ノートに書き出すワーク 
ワーク4 「したくないこと」を捨てるワーク 
ワーク5 他人に荷物を手渡すワーク 

自分に合うワークを繰り返して、抱え込みから自由に! 

コラム・抱え込まない「予定の入れ方」 

4.まわりの人を上手に頼るには

どんな人でも頼り上手になれる 
頼ることは、自分にも他人にもプラスの効果がある 
簡単なことから頼んでみよう 
ちょっとした質問をしてみよう 
ワーク1 「助けて」と言うワーク 
ワーク2 出さない手紙を書くワーク 
頼り上手なお手本を見つけよう
うまくいかないときは「白旗」をあげよう 
それでも抱え込んでしまったときは 
あなたが抱え込みから卒業するときに起こる変化 

コラム・私は事務が苦手です 

5.ほどよい距離感でラク~に生きる

人間関係「ほどほど」のコツ 
まわりの人を上手に頼るには

ケース1 苦手な上司に振り回されてしまうときは 
ケース2 仕事でのミスを引きずって会社に行きたくないときは 
ケース3 自己主張が激しく、何かと批判してくる部下の扱いに困っているときは 
ケース4 家族のために尽くしても、報われない気持ちが募るときは 
ケース5 口うるさい義両親との付き合いに悩んでいるときは 
ケース6 学生時代にいじめにあった経験から自分に自信が持てないときは 
ケース7 恋愛で、ダメな人にばかり尽くしてしまうときは 
ケース8 辛い失恋を引きずって、次の恋愛に踏み出せないときは 

家族や友達が抱え込んでいるときは 

コラム・好きなことをするには 

6.抱え込むのも悪くない

抱え込んでしまった自分のことも受け入れる 
抱え込んだぶんだけ、成長できる 

コラム 自分が変われる場所に行こう 

本書の概要

1.自分が抱え込んでしまってないか?をチェックしましょう。
10種類の「抱え込みパターン」をご紹介して「あるある」をチェックしてみてください。

2.どうして抱え込んでしまうのか?を考えてみましょう。
先ほど紹介した3つのケース(自己肯定感が低い、敏感すぎる、しっかり者)を踏まえながら「どうしてそうなっちゃったの?」を掘り下げます。
これが理解できると「どうしてやめられないの?」も分かってきますし、今、何をすればいいのかも見えてきます。

3.抱え込みから抜け出す色んな方法を学ぼう。
具体的な方法やワークを紹介しながら「抱え込み脱出」を図ります。
ここで5つのワーク(実習)をご紹介しています。

4.抱え込む癖のある人が「周りの人を頼れる自分」になっていくには?
「頼る」ということはメイワクをかけるわけではなく、むしろ逆です。また、いきなり自分ができないことを頼むよりも「これくらい自分でもできるかも」ということをに取り組んだ方が早いんですよね。

5.ほどほどな人間関係を構築する
実に8つものケースを紹介しながら、抱え込みから抜け出す方法をここで学んで下さい!

6.でも、本当のところは・・・
抱え込むことを否定的に見てしまうと、自己嫌悪にやりやすいものです。
それにOKを出してみませんか?その方がさらに効果的ですよね。

2018/3/8(木)より全国書店で発売中!

amazonで購入するならこちら。

ついつい抱え込んでしまう人がもう無理! と思ったら読む本(リベラル社)

良かったら感想も送ってくださいね!

皆さまから頂いた本の感想・書評など

(1)会社休んでスーパー銭湯で酎ハイ飲みながら本を読むなんて、自分のことを労ることができるようになったなぁって思いました。

(2)20年以上理解できなかった「抱え込むよね」と言われる自分を知りました。

書店情報

このサイン色紙に私のメッセージとサインをしました。
少なくても下記の書店さんには置いていただけるそうです!お近くにあったらぜひ覗いてみてください。

1)ジュンク堂書店池袋本店
2)旭屋書店池袋店
3)くまざわ書店池袋店
4)紀伊國屋書店新宿本店
5)ブックファースト新宿店
6)八重洲ブックセンター八重洲本店
7)丸善日本橋店
8)未来屋書店岡崎店
9)紀伊國屋書店福岡本店
10)メトロ書店本店
11)アシーネ福重店
12)ジュンク堂書店那覇店
13)喜久屋書店北神戸店
14)ジュンク堂書店三宮店
15)ジュンク堂書店大阪本店
16)ジュンク堂書店難波店
17)旭屋書店なんばCITY店
18)ブックスタジオ大阪店
19)ジュンク堂書店三宮駅前店
20)ザ・リブレットミュープラット金山店


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