別れなければ、と思えば思うほど。(タブーな局面での心のあり方)


お医者さんや看護師さんばかりな一日。こういうことも良くあります。
しかも、東京や名古屋、遠方から来てくださいました。
そうして、私は各地に詳しくなっていくのです(^^)
地図好き兼鉄っちゃんの血が騒ぐのですね(笑)

タブーの局面に立つと、つい自己批判が強まります。
でも、禁止されればされるほど心は辞められないもの。
そういう時はまずは徹底的に自分を受け入れることから始めましょう。
それは自分を大切にすること。
そうすると自分を傷つける場から抜け出せます。


このところ、また多いのですが、倫理的にはちょっといけない恋をしていて「別れなきゃ、と思うのですが・・・」というご相談。

カウンセリングという性質上、このご相談はとても多いので、以前からあれこれと方策を練って参りました。

もちろん、個別論なので、Aさんには○○、Bさんには△△という風に答えを分けるのですが、最近の私のトレンドは「自分の気持ちをひたすら承認し続けること」。

そもそも「タブーの心理(禁止の心理)」というのがあります。
よくブログでも書いている「今、後ろを振り向かないでくださいね!」と言われたら、急に後ろを振り向きたくなる、というもので、禁止されればされるほど欲しくなる心理です。

だから、タブーの恋にハマっていて、苦しいし、周りの目も気になるから「別れなきゃ」と思うと・・・「別れたくない!!」という気持ちが返って増幅してしまうのです。

皆さんもそういう経験ありませんか?
不倫などでなくても「あの人、辞めといた方がいいんじゃない?」って友達に言われたら、かえって燃え上ってしまうような経験。

あるいは、頭では「この人、ダメなんだろうな」と思っていたのに、どんどんハマっていく、という。

「好きになっちゃダメ!」と思うと「好きになる」のが人間の心です。
「別れなきゃダメ!」と思えば思うほど「別れられなくなる」のが人ってものです。

いとおしいでしょう?人のそういうところ。(←そういう呑気なことを言うてる場合じゃないかもしれませんが)

すると、古い付き合いのお客さんが言うわけです。

「じゃあ、OKを出せってこと?」

そうそう。今、起きてることは意味があって、必要があって、と受け入れること。

「でも、それじゃあ、ますます離れらんないじゃん」

別れなきゃって思っても離れられないでしょ?
それって否定なんだよね。
自分自身をダメって言ってるんだよね。
お前、何してるんだよ!ってめっちゃ自分を責めてるんだよね。
それが辛いんだよ。

「じゃあ、どうすりゃいいの?別れなくてもいいの?」

そうそう。今別れようとしても無理だって分かるでしょ?
そうなっちゃった自分を受け入れて、受け入れて、受け入れていくこと。
そうならなきゃいけない意味があって、そうなっちゃうだけの理由があって、そうなっちゃった目的があるのよ。

あかん!否定するんじゃなくて、ただただ、受け入れるの。苦しいなあ、辛いなあ、なんでこうなっちゃったんだろうなあって。
頑張ってるのになあ。
あんた、いい子やのになあって。

そうして、否定するんじゃなくて、自分を大事にしていくの。
その時、世間なんて関係ないからね。
どう見られようが、友達にバカにされようが、ひたすら自分を守ってあげるのよ。
そこで自分も一緒になって、自分を責めたら「自分」の行き場がなくなるじゃん。

むしろ、この経験って、世間の目から脱皮するいいチャンスかもしれないくらいに僕は思うけどね。

そうして、自分を大事にして、自分を守って行ったら分かるよ。
この恋が本当に自分のためになるのかどうかって。
今は頭で分かってるんだけなのが、体で分かるようになるから。
そしたら、自然に、なるようになるよ。

「要するに自分を大事にしろってことなのね。ふーん。なんとなく分かった。」

どんな状態にあっても、自分だけは最後まで自分の味方でいてあげて欲しい、と思うのです。
それが「無償の自己愛」てことじゃないでしょうか。

もちろん、それは自分を甘やかすことではないです。
むしろ、相当覚悟のいる、自分に厳しい見方だと思います。
だって、時に世間を敵に回すかもしれないわけですから。

男と女の心理学

 

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