完璧主義の恋はうまく行かないことになっている!?



ラブ・カウンセリング

「完璧主義」という言葉があります。皆さん、思い当たるところはありますか?
なんでも完璧にしないと気が済まない性格で、きちんとしていたり、まっすぐだったり、嘘がつけなかったり、という方に多いパターンです。
何かをするときに完璧さを求める分、ハードルを高く設定しすぎてしまって腰が重たくなってしまうこともありますし、「まあいいんじゃないの?」という寛容さを自分に許せないので、いつも自分に厳しく振舞ってしまいます。
だから、とても自己嫌悪が強い人に完璧主義は多いような気がします。


このタイプの方は恋愛においては自信がなかなか持てません。
完璧な自分を求めているからで、不完全な自分は彼にふさわしくないのでは?恋愛するには向いていないのかな?みたいなことをいつも考えてしまいます。
きちっとしようと自分をがんじがらめにしてしまい、自分の願望や思いよりも、どうすべきか?どうあるべきか?に囚われやすくもなりますね。
俄然、恋愛が窮屈になってしまいます。

そして、完璧さは当然相手にも求められることになります。
自分だけでなく、彼にもこうすべき、ああすべきという(自分なりの)ルールを押し付けたり、管理しようとしてしまいます。
それは不安や恐れが作るものでもありますが、その関係においては全然彼は落ち着きません。
逃げ場がなくなり、他の人に気持ちが移ってしまうことも少なくないんです。
そのせいか三角関係や浮気のカウンセリングをしていく中でも、こうした完璧主義の彼女・奥さんによくお会いします。

そして、よく笑い話のようにお話しするのですが、完璧主義な人はいずれ彼がいらなくなるんです。
完璧さを求めていくと、ないもの、できないものが許せないわけですから、行き着くところは両性具有願望です。
つまり、パートナーはいらなくなっちゃうんです。

だから、タイトルにあるように「完璧主義の恋はうまくいかないことになっている」という話を私はよくしています。

パートナーシップは「二個一(にこいち)」です。
二人で一つ、すなわち、お互いの足りないところを補い合う関係でもあります。
完璧主義は「足りないところ」が許せないわけですから、二個一にはなりえなくなります。すなわち、競争になってしまうのです。

不完全な自分、完璧じゃない自分を許してあげましょう。
自分が苦手な分野はそれを補ってくれるパートナーが解決してくれます。
一人で全部頑張らなくてもいいんです。そのためにパートナーがいるわけですから。

料理が苦手でいいんです。きっと料理が好きな彼が現れます。
そこで「女だから」「妻だから」って“定義”で自分を締め付ける必要はありません。
だから、そこを責めないでください。

自分は時間にルーズだと思えば、そんなあなたをフォローしてくれる彼が現れます。
時間にルーズなあなたは自由やおおらかさ、懐の深さって長所を持ちます。
だから、ルーズさを直すと、その長所もなくなるんです。それは仕事人間の彼に与えられる大切なギフトを失うことになってしまって勿体ないです。

欠点は彼任せ、くらいの方が気楽でいいんじゃないでしょうか?

さて、完璧主義を直したい方。
とりあえずは完璧でない自分を受け入れてあげるところから始めましょう。
自分の欠点を笑えたらいいですね。そこまでいかなくても「ま、しゃあないか」と思えたらいいかな。たとえ「そんなんじゃだめじゃない!」という声が聞こえたとしてもね。

それがうまく行かなかったり、より深い癒しを求めたい方は、あなたの近くで次の要素を持つ人を探してください。
・あなた以上に完璧で、あなたに完璧を求めてた人
・完璧さの反対で、全然だらしない人
もし、思い当たる人がいたら、きっとあなたはその人を許せていません。
その「許し」が一番深いレベルでの解決になるかと思います。

より肩の力を抜いた、自分らしいいい恋ができますように。
参考になりましたら幸いです。

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