失恋して、なかなか前向きになれない時。



ラブ・カウンセリング

失恋してそろそろ立ち直らなきゃと思うとき。
でも、どうしても気分が沈みがちで、涙も出るし、しんどいし、なかなか前向きになれないときも多いんだけど、つい、頑張ってしまうって場合も少なくないかもしれません。

いつもここでお話ししているように、頑張りたいときは頑張っていいのだけど、頭で考えて(前に向かなきゃ、いつまでもこんな状態じゃないけない等)頑張ろうとする必要はありません。


特にこういうブログを読んだりして、前向きに頑張らなきゃいけないと思ってしまったり、しんどかったり、執着しているのも嫌だからさっさと抜けたいなんて思い始めると、心と頭との葛藤が始まったりします。

前向きになれないのは、前向きになれないなりの理由があるんです。
自分では気づいていなくても。

そのとても多い理由は「まだ好きだし」ということ。
別れて半年経とうが、3年過ぎようが、意識と反対に「好き」という気持ちを持ち続けていることも少なくないのです。
だから、心にとっては「まだ彼のことが好きなんだから。ほかの人が入る余地、まだないんだから」と言ってるんです。
それを頭で「あかんやんそんなの。先にいかなあかんやん」と責めてると、葛藤になってひたすらしんどくなります。
頭よりも心の方がはるかにパワフルだから、考えるだけ、しんどくなります。

それから、「やり残したことがある」という場合もあります。
特に「与えたかった」「助けたかった」という気持ちがある場合はなかなか手放すことが難しく、別れてからも彼のことを心配したり、あれこれと考えてしまったりしてしまいます。
今何してるかな?ちゃんとご飯食べてるかな?また、自分のことめちゃくちゃにしていないかな?などと気になってしまいます。「好き」という気持ちのケースに近いけれど、助けたいって気持ちがある分、母親のような、姉貴のような気持ちで見つめています。
そこに気付いてあげられると、その母性的な見方を卒業できることもあります。自分の気持ちに素直になるのは、手放しの際にはとても大切なのです。

恋に疲れてしまって、宿り木のようにその恋を引きずっている、なんてこともあります。
今から新しい恋をするにはまだ余裕がなくて、だから、もう少し彼のことを思わせて、という感じだったり、その恋がとても大変でいっぱいいっぱいになって、純粋にその疲労が抜けきってないってこともあります。
そこは自分を大切にして、自分を労わってあげるとき。
ちょっと休みを与えることも、気分転換をさせてあげることも効果的。「自分」を「大切な友達」と同じように扱ってあげてほしいな、と思うわけです。

どのケースも少なくても「無理に」前に行く時期ではないことを心は示しているわけです。

私のセミナーで、あるとき「今の気分を感じてみましょう。どんな感じがしますか?」という実習をしました。
「寒い」「眠い」「面白い」「わくわくする」「怖い」「何するのか不安」といった“感じ”を聞いているのですが、つい考えてしまって「どう答えればいいんだろう?」「集中しようと思ってる」「その質問の意味を考えてしまう」といった反応をしてしまう方もいます。
いつもの癖で「正しい答えを探す」ってことをしてしまうのかもしれません。

そういう癖があると、失恋して心がいっぱいいっぱいなのに、「早く前に行くべき」と自分に鞭を振るい、前向きに慣れない自分にダメ出しをしてしまうのかもしれません。

それってやはりしんどいですよね。

「前に進めないにはそれなりの理由がある」

と思ってみてもいいんじゃないでしょうか。
一休み、一休み、という風に。

さて、みなさんは今、この記事を読んで、どんな気分がしてますか?

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