彼の愛、受け取れていましたか?



ラブ・カウンセリング

彼(夫)とうまく行かない、というお話を伺っていたり、失恋後、その恋を振り返る機会があったとき、ふと「彼はどんな愛し方をする人ですか?(でしたか?)」とお伺いすることがあります。

愛情表現は人それぞれで、ゆえに、愛して欲しい愛し方では愛されず、すれ違いが生じてしまうことが恋愛には多いからなのです。

たとえば、「目に見える物」で愛情表現をするタイプの人がいます。プレゼントをしたり、景色のきれいな場所に連れて行ったり、雰囲気のいいレストランを予約したり。
その一方「言葉」での愛情表現をする人もいます。「大好き」「愛してる」という言葉を大切にし、それを伝えることが好きで、また、その言葉を待っているタイプです。
また、スキンシップで愛情を示す人もいます。手を繋いだり、ハグをしたり、くっついたりすることで愛情を感じる人。


それぞれ、「視覚派」「聴覚派」「触覚派」などと呼んだりします。
一般的に、視覚派は男性に多く、聴覚派は女性に、触覚派は男女それぞれに多く見受けられますし、また、どれかひとつが突出しているというよりも「視覚派+触覚派」のような複合型も多いですね。

さて、そんな中、「視覚派」の彼と、「聴覚派」の彼女が付き合うと、素敵なプレゼントを贈ることで愛情を十分示したと感じる彼と、プレゼントも嬉しいけれど、ちゃんと一言「愛してる」と言って欲しい彼女では、少し愛情のツボが異なるんですよね。

そうしたちょっとしたすれ違いが、愛情不信に繋がったりもするんです。

だから、できるだけストライクゾーンを広げて、「言葉で言ってもらうのも嬉しいけれど、プレゼントをもらってもそれと同じくらい嬉しく受け取れるようになった!」という目標を持ってみるといいでしょう。

つまり「感度を上げる」ということです。
この感度を上げることは、幸せを得るためには必須科目と言えるものなんですね。子どもの心だと「自分の欲求」を突きつけるだけなのですが、成熟した大人の心を会得していくと守備範囲が広がり、相手の思いを受け取れるようになっていきます。

でも、そうは言ってもなかなか相手の愛情表現に気付き、受け取ることは難しいものです。

「彼はどんな愛し方をする人ですか?」とお聞きして、すらすら答えられる人って実はあまり多くありません。

それくらい彼のことを見ていない!?というよりも、それくらい難しい愛情表現をする人が少なくないんです。

たとえば、こんな方がいらっしゃいました。

彼の愛情が分からない、信じられない、というご相談を頂いたので、詳しくその問題を見ていくことにしたんです。

そうすると、ある出来事が浮かび上がってきたんです。
それは彼女が20代の頃のこと。
実はその頃彼女は大きな病気をして、入院、手術することになりました。まだ若いですし、不安もいっぱいですよね。
そんなとき、当時付き合い始めだった彼が、病室に千羽鶴を抱えて突然現れました。
彼は30代。仕事も忙しく、とても千羽も鶴を折る時間があるとは思えません。彼は夜仕事から帰ってきた後にコツコツと鶴を折り、一人で千羽作ったそうです。
彼女はそこまでしてくれた彼に深く感動し、その場で泣いてしまったそうです。
今でも思い出すたびにじーんとなるエピソードで、それゆえに「あの時はすごく彼の愛を感じて幸せだったのに、今は・・・」とギャップで苦しむようになるのです。

そんなことをしてくれたら、嬉しくて幸せで泣いてしまう!!と同感の方も多いのではないでしょうか?

私もその話を聞いて、「俺にはできん。すごい!!」とその彼のことを尊敬してしまいました。彼の気持ち、思いは本当に強いものがあるんだよな、と。

だから、彼女に言ったんです。
「彼はそれくらいの思いを持ってあなたを愛してくれてたんですよね。きっとそれだけの大きな愛を持った男ならば、きっと今もその思いは変わらないですよ」と。

でも、実は私、その話を聞いて、もうひとつの思いがむくむくと湧き上がってきました。
ちょっと意地悪な見方かもしれません。

それは「うーん・・・それは難しいなあ。そういう愛し方の彼でしょ?そしたら、なかなか普段は愛情を示してくれないんじゃないかなあ?」ということ。

何かあったとき、彼女の一大事、大きなトラブルが起きたとき、寸暇を惜しみ、その人のために必死に何かをすることこそが、彼の愛情表現なのではないかな?と思ったのです。

つまり、「有事の際には行動をするが、平常時には何もしない」と言えてしまうのではないんだろうか?とね。
だとしたら、普段、何事もないときは、彼からの愛情表現は感じにいですよね。
そして、今回の相談のような疑問は確かに浮かんでしまうんだろうな、と思ったのです。

愛情を示すことは自立的な男性にとっては恥ずかしいことに他なりません。
だから、普段はその愛情を胸のうちにしまっておきます。
そして、いざと言うときに発動させようとするのです。

さて、あなたのパートナーの愛し方はどんなんでしょう?
(今、フリーな方は、元彼などを対象としてみてくださいね)

それが分かったら、その、彼なりの愛を受け取ってみようと思って下さい。
自分のやり方にあわせてもらうのではなく、彼なりの愛を受け取るのです。
それはよりあなたを幸せにしてくれる方法ですし、感度も上がり、幸せも倍増です。

ではさらに、それが分かった方は次の問題です。
あなたのお父さんの愛し方はどうなんでしょうか?
※これは女性の皆さんにとって、パートナーシップを考える上でとても大切な見方です。ぜひ、考えてみてくださいね。

皆さんの恋の参考になりましたら幸いです!

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