<リクエスト>
コンプレックスなのでしょうか?
頼られたい、リードしたいと言いますが、でも実際は頼りたいときには頼れず(頼りにならず・・・)。
常に理想を高くあげ、強くかっこよくありたいような発言をしますが、関係が上手くいかなくなると、自分がいないとだめな年下の女性に浮気してました。
そのくせ、別れ話になったら離れたくないといいます。
こういう人は、どういう深層心理なのでしょうか?
(soraさん)
<根本からの回答>
自信がないけど、必要とはされたい。でも、必要とされても助けられる自信は無い
そうですね。コンプレックスも強そうです。
男性は一般的に「理想」を掲げる癖があります。よく男性と女性の違いで紹介するのに「女性の発言は“確定”で、男性の発言は“希望”」という話をします。
女性が「もう浮気はしない」というのは、決心、決意のことなのですが、男性にとってのそれは、本人は決意のつもりでも、実際は「期待値」「希望」「理想」だったりするのです。
それが女性から見ると「男って、ほんと口先だけ」と思えるわけですね。
だから、彼は「強くかっこよくありたい」と言うのですが、実際は「ありたい」というのが趣旨であって、実際に「強く、かっこいい」のではないのです。
だから、都合が悪くなったりすると、ちょっと逃げてしまうのかもしれませんね。
(だからこそ、彼は「強く、かっこいい」という目標を掲げたくなるわけです)
そして、逃げだからこそ、別れたくはない、ということではないでしょうか。
ただ、「自分がいないとだめな年下の女性」が浮気相手ということは、少なくても彼はふだん「自分がいないとだめ」とは思っていないのかもしれないですし、よほど「必要とされたい」と言う欲求が強かったのかも知れませんね。
soraさんは、彼をちゃんと必要としてました?いざというとき役に立たん!使えん!と自立しすぎていませんでしたか?
男性の言葉はそういう意味で女性とは使い方、意味が異なるケースがたくさんあります。
「君を助けたいんだ」という発言は、往々にして「僕を助けて欲しいんだ」という意味が含まれていることもあります。
その点から、言葉を鵜呑みにすると痛い目に会うことも少なくないんです。
(逆もまた真なりですけどね)
=今日のミニレッスン=
彼の本音を見てあげよう。彼が言いたいこと、彼の弱さ、ふだん隠して見せない部分に興味を持ってみませんか?