[192]みんながハマってしまうセフレの魅力って何なんですか?


<リクエスト>

こんにちは。
結婚10年目、子供2人、結婚当初からの旦那のレス夫婦です。
このまま性欲が満たされない一生を送りたくないので、離活を始めようと仕事をしながら通信教育で資格を取り転職を考えて勉強をしています。
そんな中、何のしがらみもない主婦とセフレになりたいと望んでいる年下の男性と知り合いました。
彼は自分の欲望の為のセフレが何人もいるようで、面倒くさい彼女はつくらない、結婚なんて考えられないと言っています。
セックスは優しく私も大胆になれて心地いいのですが、さすがセフレだけあってメールの内容・優先順位・都合など思いやりも無く物扱いです。
悲しくもあり、苦しくもあり、時に怒りに燃えてしまう事があるのですが、そのたびに「お願い怒らないで」言われてしまいます。
そう言われてしまうと次はどうすれば楽しく会えるかな? 
どうすれば1人の人を愛せるのかな? 
どうやれば思いやりが持てるのかな? 
母心ではないのですが、そんな事を考えてしまって勉強に集中できなくなって困っています。
反対にセフレ君に出会ってから旦那の優しさを感じ、ありがとうと感謝の気持ちでいっぱいになります。
セックスが無いのは辛いですが、愛の無いセックスも意外と辛いものです。
みんながハマってしまうセフレの魅力って何なんですか?

(ミサさん)


<根本からの回答>

非日常性が自分を解放してくれるんです。でも・・・、

セフレの魅力・・・一言で言うと「非日常」かもしれませんね。
先を考えなくてもいい、というか、そのとき、目の前のセックスに集中すればいいのです。
そして、セフレと一緒にいるときは、日常に雑多なものを忘れることができます(そもそも、忘れたいことがたくさんありますし)。
その分、大胆になれたり、ふだん以上に快感を得られたりします。
余計なものをそぎ落として、ただ、セックスだけに意識を向ければいいからです。
そこに夢中になってしまうんですよね。
特にミサさんの場合には、そこに“不倫”というか“浮気”というエッセンスも入ります。だから、余計、刺激的に感じてしまうんだろうと思うのです。

でも、それはあくまで形だけのことなんですね。
セックスの目的って単に“性欲の捌け口”だけではないわけです。
心のつながり、親密感、愛情表現等々、様々な愛する行為なわけです。
英語で、”make love”と書くように、それは愛を育む行為そのものなんですね。

でも、現実が性的な欲求を吐き出すだけの場になってしまうとすれば、不完全燃焼は免れませんし、心は少しずつ傷ついていきます。だから、寂しさや辛さ、虚しさがひたひたと募ってきたりします。

その寂しさや辛さはミサさんも感じていらっしゃるわけですが、一方の彼、「面倒くさい彼女はつくらない、結婚なんて考えられない」というくらいですから、どれくらいその心が傷つき、絶望しているのか、想像に難くないですよね。
きっと彼にしてみれば、つながりとか愛情というのは、鼻で笑ってしまうほどのものなのでしょう。それくらい辛い過去があったのかなあ、と私は思ってしまうわけです。
それを感じてミサさんも母性が疼いてしまうのかもしれませんね。

でも、ほんとうの問題というのは、そこから始まると思うのです。
ミサさんも、ずっと寂しかったと思うんですよね。セックスレスの不満の影で、女性として、妻としての寂しさをずっと抱えていたと思うのです。
“セックスがない不満”そのものはセフレができて解消されます。
でも、寂しいのはセックスがないからだけなのでしょうか。女性として愛されていない、という精神的な部分は今もまだ残っているのかもしれません。

どちらかというと、現代人は「形」を追いかけることが多いんです。
セフレもその典型的な例で、「セックスを満たすだけの関係」で“契約”を結んでしまうようなもの。

そもそも、セックスレスで何が不満かと言えば、純粋に性的な欲求不満だけでなく、ちゃんと女性として見られていない、愛されていない、という寂しさや不満があって、それが“セックスがない”という“形”で意識されるわけです。
だから、セックスをすれば解消されるだろう・・・と思ってしまいがち。

つまり、お腹の好いた人が「とりあえず、腹さえ満たされればなんでもいい」と思うのと同じなんです。
食事だから、楽しんで食べたい、美味しいものを食べたい、味わってじっくり食べたい、わいわい仲良く食べたい、という精神的な部分が欠落してしまうのです。
確かにお腹は膨れるかもしれません。でも、ちょっと虚しいですよね。

だから、セフレとのセックスは始めのころは女性であることを思い出させてくれたり、その喜びを感じたり、非日常性でふだんの自分では信じられないくらい大胆になれたりするものですけど、その一過性の喜びが過ぎれば、何となしに虚しさや寂しさが心を支配するようになるんです。

でも、それはセフレの彼の態度がそうさせるというよりも、元々あった感情が表出してきたと考える方が妥当だと思うのです。

だから、ご主人の態度に今までは感じられなかった感謝ややさしさを感じられるのだと思うのです。“セックスレス”という表面的な不満が取れたときに、ほんとうに欲しかったものが見えるのかもしれません。
ただ、意識はあまりないかもしれませんが、罪悪感という大きな代償が付いて回りますけれど。

そしてまた、ミサさんの場合は・・・やはり、その彼に少々恋心みたいなものも感じ始めているのかもしれません。
“母心”な部分も当然あろうかと思いますけれど、やはり、一人の女性として愛されることを求め始めているのではないでしょうか。
もし、そうならば、そろそろ潮時なのかもしれないですね。もっと欲しくなってしまいますし、セフレ君からすればそれは望まない“契約”なわけですから。

参考になりましたら幸いです。

=今日のミニレッスン=

「私がセックスに求めているものは何だろう?」と自分に10回続けて問いかけてみてください。

男と女の心理学


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