[37]出会った異性とイコール・パートナーには感じられないんだけど・・・。


<リクエスト>

異性として男性を見るとき、この人にとって私は十分ではないと感じるか、この人では私は物足りないと感じるか、どちらかになっている気がします。(現在海外在住で、言葉を主な理由に「十分でない」と感じます)
このバランス感覚の悪さって、なんなんでしょう?


<根本の回答>

スタート時点では、そのくらいの方が謙虚になれていいのかもしれません。
始めから「あ、この人だ!」と始めてしまうと、あとは“減点法”な付き合いになりやすいんですね。
つまり、期待が大きい分、ちょっとしたことで裏切られたような気がしてしまうんです。

また、人にはそれぞれ個性がありますので、“ちょうどいい”という相手にはなかなかめぐり合えないものかもしれません。
だから、仮にそういう人に出会えたとしたら、それは本当に素晴らしいことになるんです。

とはいえ、これでは全然解説にならないというか、腑に落ちないかと思います(^^)

このテーマは色んな角度から見つめ直すことができます。
なぜかというと、実はパートナーシップでは、非常に多く見受けられるケースだからなんですね。
出会いの当初から、こうしたバランスの悪さを感じる方もいれば、付き合っていくうちにそれを実感する方もいます。

(1)無価値感や罪悪感により、対等なパートナーシップ(イコール・パートナー)を受け入れらない場合

(2)パートナーシップの競争意識により、常に“勝ちと負け”、“正と誤”、“善と悪”を必要としてしまう場合

(3)パートナーは心の鏡としてみれば、内面的なバランス感覚を崩している状態のため、周りに現れるのも、そんな相手が多くなる、という場合

大雑把に見ていきますので、思い当たるものを探してみてください。

(1)多く無価値感(自分は愛される価値など無い、という感情)があると、相手を上に見ようとします。すなわち、この場合だと「私は十分なパートナーではない」と感じます。
また、罪悪感が強くなると、その逆で「相手は私にとって十分ではない」と感じます。

対等性を受け入れるということは、とても勇気が要ることなんですね。

(心理学講座「結婚するとどうしてロマンスがなくなってしまうんだろう?」や「パートナーシップの落とし穴~うまくいかない競争の罠~」も是非参照下さい)

内面的な葛藤もありますが、パートナー(というか人)が自分自身と対等であるように、心を癒したり、向き合ってみることがお勧めです。

(2)自立した者同士が惹かれあうと、どちらが主導権を握るかのパワーストラグルに陥りやすくなります。
その際、自分自身の優位性を証明しようとしたり、相手の否を責めて攻撃したりして、自分が優位に立とうとする心理が動きます。
その典型が「正誤」や「善悪」に厳しくなること。(ケンカしたときに、「じゃあ、俺が間違ってると言うのか!」という台詞に現れやすいですね)

この場合は競争を手放して、相手を受け入れるアプローチがとても大切かつ有効です。

(3)パートナーは心の鏡ですので、自分が魅力的に写る人も、ちょっとした心の鏡と言えるんですね。
だから、相手とのパワーバランスがおかしいな、ということは、すなわち、自分の内面のバランス(例えば、自立と依存のバランス、男性性と女性性のバランス)などが崩れてる場合も少なくありません。

だから、まずは自分の内面と向き合い、きちんとバランスを整えていくと、精神的な安らぎと共に、出会う相手も自然と変わってくることが少なからずあるようです。

もちろん、この3つが全てではありませんし、個人差はあろうかと思いますが、自分を見つめ直すきっかけになれば幸いです。

ポイントとしては、バランスの悪さを受け入れて、それをどう二人で補っていくか?ということがとても大事なことだということ。
パートナーシップは勝手に良くなるわけではなく、それ相応の協力や努力はやはり必要です。

=お勧め!エクササイズ=

【パートナーがいらっしゃる方へ】

パートナーの価値や魅力を改めて見つめ、それを伝え、出会えたことに感謝してみましょう。
そして、さらにどんな関係を目指したいのか?をまずは自分の中で、次にはパートナーと分かち合って見ましょう。

【パートナーがいらっしゃらない方へ】

自分がパートナーができたとしたら、どんなことをしてあげたいか?(何を与えたいか?)を考えてみてください。
「してもらう」のではなく「してあげる」ということがポイントです。

男と女の心理学

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で心理カウンセラー根本裕幸をフォローしよう!

おすすめ関連記事