オープンマリッジという夫婦関係が自分にフィットしているかどうかは「素の自分」を探していくと見えてくる。



やはり人間は「欲」の生物なものですから、結婚したあとも「恋がしてぇぜ!」と思うこともあるでしょう。
それでオープンマリッジな関係になったとしても、それがほんとうに自分に合っている生き方なのかは別途検討が必要なのです。
じゃないと欲に駆られて大けがをしちゃうことも少なくないものですから。

「男性を見る目がない」についてご教授下さい。
結婚12年目の夫、子供と3人暮らしです。夫とは10年以上レスで3年前から話し合いを重ねオープンマリッジとなりました。
女性性が強めで家事力高めな夫、子供も(私より?)懐いてるかもしれません。
「不貞をしても責任追及問われない」と言う恵まれた環境で羨ましいなんて言われますが婚外恋愛が長続きしません。

この人だ!と思っても身体を重ねた後気づく価値観の違い、相手に浮気を疑われお別れ。
オープンマリッジでない男性も多いため私が奥様に罪悪感を感じて別れてしまったり。
何か因縁を感じるぐらい、悲しい結末しかありません。
現在もアプローチされてる男性がおりますが、惚れっぽいところもあるため、SEXは半年お預けぐらいを念頭に、慎重に人柄を見極めつつすすめています。

インナーチャイルドワークのセラピーを始め生後3か月までの記憶で兄に嫉みと嫉妬からいじめられていたことを思い出しました。
父親も支配的な人間でここを癒さないといつまで経っても男性不信が払拭できないと認識しました。ちなみに母とは関係良好で、夫は世話好きや優しい性格なところが母に似ています。
セラピーはあと3回残ってます。穏やかで心から信頼できる相手と恋愛し家庭生活も変わらず円満に、女として妻として生きていきたいのが理想のライフワークです。こんな私に何かアドバイスありますでしょうか。
(Mさん)

オープンマリッジって最近メジャーになりつつある言葉ですよね?
時代の変遷を感じますー。

私はそうした世間の動きに疎いものですから何かとクライアント様から教えていただくことが多く、「なるほどー、そんな世界線があるんだー」と感心することも多いのですね。
とはいえ、人間のすることですから心の世界に降りてみれば、「はー、なるほど」と理解できることが多いものです。

「男を見る目がない」というテーマについては大学の単位で言う「英語I」くらいの必修科目であり、その単位が取れなければ自動的に留年になるほどの重要なものなので私も武闘派女子のみなさまを相手に格闘を繰り返している中で必然的に履修させられてきたものです。

つい数日前も婚活女子から「男を見る目がなくてー」というカウンセリングをさせてもらったところでした。
彼女の場合は「セクシャリティが強すぎて男性から嫌な思いをさせられたトラウマがあり、そんな自分のセクシャリティを嫌って抑圧していることが原因」だと思われました。
なのでセクシャリティ解放路線をまずはご提案申し上げました。

で、その男を見る目がないというのもいろいろな見方があるものでして、「この人だ!」と思っても付き合うにつれて価値観の違いが出てくるのは通常の恋愛でもあるあるじゃないかと思いますし、また、浮気問題については「まあ、相手からみれば既婚者だしねえ」という点を考慮するとビミョーかもしれないと思ってしまうものです。

だから本当にMさんが男を見る目がないのかどうか?については別途検討の余地があるんじゃないかと思います。

他にも騙されたり、ヤリ逃げされたり、金銭問題が付きまとったり、女の影が色濃く出る男だったり、勝手に動画撮られてたり、3Pを求められたり、無理やりSMの世界に引きずり込まれたり、他の男に売られたり、みたいなこともあったのでしょうか?

まあ、見る目がなくてもいい男と巡り合えたらそれでよいわけですけれど。

何年か前に「ポリアモリー」という概念が広がり、オープンマリッジやセカパ(セカンドパートナー)という関係性も出て来たりしたのですけれど、そうしたご相談を頂くとまず私がお聞きするのは「それって自分に向いてると思う?」というものです。

Mさんの場合も、10年以上もレスで、女性性の豊かな夫で、ということで話し合いの上、婚外恋愛を承認されたわけですけれど、それってMさんにとってベストな選択だったのでしょうか?

というのもこうしたお話には「ベストではないけどベターな選択」であることも多いからです。

そうした複数恋愛というのが気質的に可能な方も実際いらっしゃいます。
なんならうちのクライアント様にも当然のようにいらっしゃいます。

しかし、本音のところでは「ほんとうは愛する人と1対1でとことん向き合いたい」とい思いがあり、「だから、複数の人を同時に愛するなんてことは自分には向かない」という方も多いんです。実は。

けれど、1対1で向き合えない事情があり、かつ、離婚できない状況にあるために、仕方なくほかに男性を探す、という場合は「ベストではないけどベターな選択」という風に見るものです。

だから、Mさんがそうした複数恋愛が可能な気質かどうかってけっこう大事なものでして、実はそうじゃないんだよって場合にはなかなか婚外恋愛はうまくいかないものです。

だって本当に欲しいものを狙ってるわけではなく、本当に欲しいものは手に入らないから、二番手に欲しいものを狙ってるってマインドになりますから。

また相手探しもそもそも大変ですね。

ポリアモリーでオープンマリッジなクライアントさんが「あたしの思いに共感してくれる人は多いけれど、きちんとそれを全うできる人はほとんどいない」と嘆いていたことがありました。

自分は夫も含めてオープンな付き合いをしたいと思っているんだけど、相手は「浮気相手」としか自分を見てくれず、当然奥さんに対してはクローズなので、やはり空気感が違ってぎこちない関係になってしまう、と。

「実は俺もポリアモリーなんだ」と告白されて付き合ったのだけど、蓋を開けてみたら全然違うやん!ということが判明したこともけっこうある、と。(奥さまにはそのことを全然言ってなかったり、こそこそ隠れて付き合おうとしたり。)

彼女は昔から複数恋愛がふつうでしたから真正のポリアモリーだと思うのですが、「だからあたしって性的マイノリティだと思うんですよね」と寂しげに語っていらっしゃいました。

自分はOKでも、相手もオープンマリッジじゃないと都合が悪いですから。

それにお互いにオープンマリッジだからと意気投合したところで、その後は男と女、人と人の関係性ですから価値観が合わないことも多いわけで泣く泣く別れざるを得ないってことにもなります。

そういう話を耳にすると、LGBTQの方々と似た葛藤を感じるものです。

Mさんが体感されてることってまさしくこういうことじゃないかと思うんです。

この人だ!と思っても悲しい結末を迎えるのはほんとうに切ないのですけれど、そもそもマーケットが狭い領域を狙っているのだから、すぐにはうまく行かないし、じっくりと腰を据えて構えておかないと傷ついてばかりになっちまうよ?と思うんです。

だから実際のところは「消去法」によるオープンマリッジなことが多いと思うんです。
ベストではないけどベターという。

そうするとやはりどこかに罪悪感が出てくるし、隠れて付き合わざるを得ないって状況になるし、そもそもなかなかお相手が見つからない(不倫希望者はたくさんいるけど、オープンな関係は望んでない男性が多いから)という戦況になるのでは?と思うのです。

そういう意味で、Mさんにとってはこのオープンマリッジが果たしてどれくらい自分にフィットした価値観なのかを改めてチェックしてみられるといいと思うのです。

そうすることで向き合うべき方向も変わってくるものです。

さて、インナーチャイルドの癒しを進められているとのことで、それはとても素晴らしいことですから、今日は別の角度からお話を進めていきましょう。

昨今、自立系武闘派女子が世に急増中なわけでして、そうすると女性性豊かな男性も比例して急増しているものです。

そうすると「まるで男女が入れ替わったような夫婦関係だねえ」という家庭が増えるのも必然で、それをお互いが素で受け入れられていればうまくいくのですが、そうでないとお互いに辛い思いをしなければならないものです。

武闘派女子になるのも実家での修業時代を経てのことですから、それが本質か?というとケースバイケースですね。

このブログで大量に扱っているように、元々は女性性が豊かなんだけど、家庭環境的に自立せざるを得ず、男性性を鍛えまくった結果、立派な自立系武闘派女子になられた方はわんさかいらっしゃるわけです。

そうするとバランスの法則により、男性性強め女子には、女性性強め男子がフィットするものでして、「夫に男を感じねえ」「夫は家庭向きで、恋愛対象にはならねぇ」という話が続出するものですから「旦那(夫)もいるけど彼氏もいる問題」が勃発するのが昨今のトレンドです。

セミナー動画:応用心理学講座「旦那もいるけど彼氏もいる問題~分裂したマインドがもたらす現代社会の問題~」

そこで根っからの男性性優位な女子であれば、「よっしゃわしがお前らを養ったるからな!」と男気を発揮し、昭和のお父さんのような妻・母になるのですが、本来豊かな女性性を持った方が後天的に男性性を纏っている場合、常に心の中には女子がいるものですから、そういう結婚生活では退屈してしまいます。

つまり「恋をしてぇ」わけですし、「とろけるようなセックスがしてぇ」、すなわち、「女を感じたい!!!!」のですが、それは夫には求められないので婚外恋愛に意識を向けるようにならざるを得ないのです。

ところが長年、女性性を抑圧し、男性性を前面に出してきたものですから、女性性を表の社会で出すことが難しく、それでアンダーグラウンドに活路を見出すことになって、めでたく「不倫」という状態になるのです。

最近はそれを夫から承認をもらって行ってる妻もいらっしゃるのですが、そもそもがその男性性と女性性のバランスがルーツですから、婚外恋愛をしてもなかなか心がすっきりしないのです。

とはいえ、そこは思考が発達した自立系な女子なものですし、そもそもが情熱系でいらっしゃるので、思考と情熱で「この状態が自分には合ってるんだ!自分はポリアモリーなんだ!」と思い込もうとします。

そういう方はけっこう頑なにならざるを得ないので、私がこういうお話をすると嫌な顔をされますし、「いやいやあたしは違うんです!」と強く主張してこられるので、場合によっては押し問答になっちゃうこともあるんですよね。

で、やっぱ私の方針としては「素直になろーぜー」というところですから、そうした思考や思い込みを取り除いてできるだけ素の自分を見ていこうとするのですね。

ほんとうに望んでいることは何?
自分が心から幸せを感じられる関係性ってどんなの?

という風に。

その上で、じゃあ、なんでそんなに自立せなあかんかったん?ということになるので、幼少期からの家族関係に目を光らせることになるのですね。

支配的な父とはどんな関係だったのか?
兄とはその後、どういう関係になっていったのか?
母のことをどう思っていたのか?
家族の中でMさんはどんなポジションだったのか?

そして、そうした中でどんな恋愛観を育てていらっしゃったのか?

インナーチャイルドよりももう少しあとの時代ですね。

そうして「女性性を抑圧しなきゃいけなかったのはなんでだろう?」みたいなところを見ていくわけです。

そこでもやはり父との葛藤が出てくるかもしれないし、兄との競争心や嫌悪感が出てくるかもしれませんよね。

そこはインナーチャイルドセラピーの方で扱っていただいているので、たぶん解消されていくと思います。

となると女性性をより解放し、本来のMさんを取り戻していけると思うので、そのあたりをケアしていけばどうかな?と思うのです。

そうして自分の心を整えていくと、どんなパートナーシップが自分にフィットするのかも見えてくるし、どんな相手が自分と合うのかも見えてくるものです。

いくつか実例を紹介すれば、やっぱり自分はやりたいことがやりたい!と気づいてバリバリ仕事を頑張っていくうちに「あら、そう思えば今の夫がちょうどいいじゃん!」と思えるようになったこともあれば、その勢いで長年のレスが解消しちまったって話もひとつやふたつじゃありません。

また、自分はやっぱり1対1できちんと向き合いたいって自分を見つめていった結果、夫はとても良い人だけど自分とは合わないなあ、ということで離婚を選んで、自分らしい恋愛を探求していくことにした方もいます。

ということで、やっぱり「自分を深く見つめる」ということがとても重要なのですけれど、それは「本来の自分ってどんななんだろう?」という疑問に答えを出していくことでもあります。

生後すぐの頃の兄からの嫉妬によってどう自分を変えてきたのか?というのも分かるようになりましたか?

また、父からの支配でどういう自分を作ってきたかも見えてくるんじゃないかと思います。

そうして影響を排除していくと自分の素顔が明らかになるわけです。

その結果、やっぱり自分にはオープンマリッジが合ってる!と確信を持てたなら、より自分にフィットする相手にだって出会えるでしょう。

◎東京:8/9(土)11:00-18:00 1DAYリトリートセミナー~ライフワークやパートナーシップと向き合い、自分を深く知る1日を~
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