自立するとプライドも高くなり、思考的になり、感情を感じないように自分、相手、状況をコントロールしたくなります。
それでコントロールできるものにしか触れないようにするのですが、そうすると恋も仕事も退屈きわまりないものになってしまうのです。
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根本さんこんにちは!
昨年は根本さんのセミナーに1度も参加せず、餌を撒いては釣れる男どもと遊ぶ日々を過ごしておりました!(ごめんなさい笑)
ヘラクレスなんかおらんでー。
好きじゃない男とデートしても、つまんないなー。
婚活も、やーめた!
って事で、ある日何となーくスポーツサークルに入ったところ、その趣味にハマりまして。
えー。お察しの通り、そこの仲間に恋に落ちました。笑
年収?会社名?学歴?
そんな事知らない。知らないのに、私好きになっちゃいました。
彼は、自分のメリットは何もないはずなのに、人の為に必死に走り回ってメンバーのサポートしています。そんな彼の優しさに惚れちゃいました。
根本さん、鼻ほじって読んでるでしょ!?笑
問題はここからですよ!
私好き避けしちゃうんです。ほんとは、もっと話したいのに、恥ずかしくて無理!きっと、若い他の子に取られちゃう。私、嫌われてたらどうしよう。あーやだ。文章混乱しとる。
最初はね、イヤイヤ、これただの暇潰しの感情やわ~。すぐ気分変わるって。 て、思ってたけど、どーやら私、本当の片思いしてるようです。餌を撒くなんて事出来ません。失礼な事したくない。怖いんです。ふられるのが。でも、距離縮めたいんです。
根本さん起きて!!笑 あくびしてないでー!笑 私の恋が成熟するようどうかアドバイスをお願いします!
追伸…Voicyでの根本さんの笑い声が好きです。
(Yさん)
voicy聴いてくださってありがうございます~♪
もうYさんのお話、ガン見してますよー。もちろん、正座しながら読んでますよー。そんな鼻くそほじりながら話聴くカウンセラーなんているんですかー?信じられなーい!!
自立系な人たちにとって婚活やら恋活やらで一番の大敵は「恥ずかしさ」なんです。
武闘派女子のみなさんなら心当たりが大ありでしょうし、実は私のブログに頻繁に登場するロックマン氏や野良猫君たちにも大いに当てはまるものなんですよね。
恥ずかしさ。
シャイ。
だから、その恥ずかしさを感じないようにするために相手や状況や自分自身をコントロールするようになります。
恥ずかしさを感じるような相手には近付かない。
恥ずかしさをほんの少しでも感じたら距離をとる。
恥ずかしさを自覚したくないからpureな恋はしない。
恥ずかしいから愛の告白はするんじゃなくて、させようとする。
餌を蒔いて釣れる男と遊ぶのも「コントロール」のひとつです。
「餌を蒔いて男を釣る」という時点で主導権は自分の手にあります。
そんな男の前で裸になるのは全然恥ずかしくないけど、好きになったら目を見て話すことも恥ずかしい。
目が合った瞬間、きゃっ!です。
自分でも「お前はJCか?」とツッコみたくなるんですけど、実際そうなんだからしょうがないわけです。
昔、あるクライアントさんに「目を瞑って目の前に旦那さんがいると思ってね。好き、って言ってみて」という非常にシンプルなセッションをしました。
すると彼女はパッと目を開いて「そんなこと言うくらいなら、ここで服を脱いだ方がマシです」とおっしゃったのです。
私はものすごく迷いました(笑)
じゃあ、脱いでもらおうか?と言おうかどうかをしばらく懊悩しました。
あ、そういう話じゃなくて・・・でも、Yさん、みなさん、何となく分かりませんか?
もちろん、「好き」という「セリフ」を言うことは簡単にできると思うんです。
台本に書いてあるから。
でも、ほんとうに好きになって、ドキドキしながら「好き」て言うくらいなら、黙って押し倒してコトに及んだ方がはるかに恥ずかしくないわけです。
※もちろん、これは皆さんが追いかけまわたしてるロックマン氏や野良猫君にも言えることです。
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自立するってことは傷つくことを怖れることです。
恥をかくことを嫌います。
感情を感じることもあまり好みません。
相手を好きになるのは負けたような気がするし、嫌な気持ち(不安とか怖れとか)をいっぱい感じるからダメなんです。
だから、自分がコントロールできる距離感を保ちます。
でも、時にその包囲網を破って好きになっちゃう相手が現れたりします。それはとてもラッキーなことなんですけど、本気でヤバい、まずい、と思います。
だから、避けちゃいます。
その気のないフリをします。
自分が好きな以上に相手に自分を好きになってもらえるよう、いろんな策略を企てます。
いわば、ゲリラ的作戦です。
そんな戦略を考えることで「好き」という感情を見ないようにします。
理由は「恥ずかしいから」です。
人によっては「自分から好きになるなんてプライドが許さない」と思っている人だっています。
だから、Yさんも、そうした女性も、女としての一定の自信はあります。
自己肯定感もそんなに低くありません。
だけど、ものすごく恥ずかしいのです。
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かつてバリバリの武闘派女子が「彼の前に出ると恥ずかしい気持ちがいつもあるからそれを何とかしたい」と丸1年、毎回同じテーマを持ってセッションを受けに来られました。
「まだ恥ずかしさがあるんです。それを何とかしたいんです。」
「だいぶマシになってきましたがまだ恥ずかしさが消えません。何とかしたいんです。」
そう言い続けながら毎月セッションしていたんです。
お陰で私はだいぶその手法を考えなければいけなくなり、後半は彼女の予約が入ると気合が入るというより、うわー、どうしよう???と頭を悩ませることが多くなりました。
つまり、それだけ「恥ずかしさ」についてあれやこれやと研究させてもらったわけです。
で、行き着くところは、いかにコントロールを手放すか?であり、すなわち、自立を手放すか?であり、要するに、サレンダーが重要、という今では当たり前な結論に至りました(笑)
つまりは、Yさん、あきらめな、ってことです。
あ、彼を諦めるんじゃなくて、惚れちまったんだからしゃあないわな。もう、ドキドキしっぱなしで少女のように振る舞いなさいな、という話です。
年貢の納め時、覚悟の決め時、ですね。
「私は〇〇くんのことが大好きです。」
って、鏡に映る自分を見ながら10回、言うてみ。
その上で「惚れちまったもんはしゃあないな」って胸を張ってみ。
それで目の前に彼がいることを想像しながら、
「〇〇くんのことが好きです。私と付き合ってください」
って練習しましょ。
これ、練習なんで。準備なんで。仕込みなんで、何度失敗しても良いです。
そのとき、恥ずかしさや抵抗やプライドや自己嫌悪や振られる怖れを抑圧せずにちゃんと感じましょう。←これがすごく大事。
そうするとだんだん腹が括れてきます。覚悟が決まります。不安が消えていきます。
そしたら大丈夫な気がしてくるんです(うまくいくとかそういうことではなくて、自分が大丈夫な気がしてくるんです)。
これは一種の悟りみたいなもんだし、開き直りとも言えるものですね。
そもそも自立から恥ずかしさなどを嫌って見ないようにしても、その感情はなくならないのでいつまでも逃げ続けなきゃいけなくなります。やがて、そんな自分にも疲れてしまい、えいやっ!とピンポンダッシュみたいな告白をして自爆してしまいます。
あるいは、テクニックに走ってあーでもない、こーでもないと策略を練るうちに疲れてしまいます。
まあ、私の心のなかにもまだこんなpureな部分があったのね!というのは素晴らしい発見じゃないっすか!
要するにその正直で素直てpureな気持ちから目をそらさずに向き合えよ!という話なんですけどね。
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