癒せば癒すほどパートナーがいらなくなる!?



癒されると「感じ方・やり方」が変わります。
今までの「ガツガツ行く」というやり方が「受け取る」という風に。
そうするとまるでパートナーがいらなくなったように感じられるのです。

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始めてメールします。
1年半前に奥様と別居中の彼との恋愛に悩んでいたころに根本さんのブログを見つけ、それ以来毎日読んでいます。
先日の公開カウンセリングにも参加させていただきました。

いつも、心のこもった、かつストンと届く回答にブログに釘付けになっております。
本当にありがとうございます。

彼とは、奥さんが病気で別れるまで5年以上かかるといわれ、年齢的なことも考え、縁があればまた会えるということを信じ1年前に別れました。
彼と別れるかと悩んでいたときは、それなりにモテたのに別れてから全く異性から声をかけられなくなりました(笑)

でも、離婚した両親(私が13歳の頃に別居、その後離婚)との関係を見直し、実家に時々帰り、一人で暮らす父と温泉に行ったり、食事を作ってあげたりと過ごすうちに、父が私のことをとても大事に思っていたことを実感し父がとても愛おしく思える今日この頃です。
来年には12年住んだ東京を離れ、父と一緒に住もうと思っております(父がパーキンソン病になったことも関係ありますが)
ちなみに母は過干渉ですが、うまくやっております。

さて、今回うかがいたいのは、私は東京に来てから、まともに結婚に繋がる恋愛はしておらず、外国人だったり借金がある人だったり、前回の彼のような何かしら難有りの彼だったりしておりました。
私はハードワーカーで筋金入りの武闘派情熱の女です。

ただ、自然と自分が癒されていくと、今の自分で日々幸せで、満たされているような気がし「現状満足」という状況です。
もっと癒せば癒すほど、新たにパートナーを欲するという感じがなくなるのではと少し危機感を感じております。

35歳という年齢から、結婚して子供もほしいということもあり、現状満足ではいけない気もしながら、もっと自分にフォーカスしていったほうが人生いいのか、それともガツガツ外に出てハンティングをした方がいいのか。

あまり大きな悩みではありませんが、お時間がある時に目に留まれば幸いです。
(Kさん)
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>もっと癒せば癒すほど、新たにパートナーを欲するという感じがなくなるのではと少し危機感を感じております。

こういうお声をよく頂きます。
「いい年齢になるから結婚しなきゃと思うんだけど、癒されて来たら結婚願望がなくなっちゃった・・・」という方もいらっしゃいます。

私はKさんの今はとてもいい傾向だなあ、幸せな流れだなあ、と思いました。

【癒されると感じ方・やり方が変わる】ってお伝えしています。

以前に比べて自分が女性的な感じが強まっていませんか?
柔らかさ、穏やかさ、やさしさ・・・そんな要素が以前よりも強くなってきたような気がしませんか?
それがお父さんと温泉に行ったり、愛情を感じるようになったり、一緒に住もうと思えるようになってきたんだと思うんです。

これってすごい変化です。

心理学用語を使えば「女性性が解放されてきた」と言えます。
今までは自立系武闘派女子に相応しく、ガツガツやってきたんですよね。
もちろん、今も仕事に関してはそういう面はあろうかと思います。

それは「女性性よりも男性性優位の生き方」だったと思うんです。
だから、目標を達成するときは「ガツガツ自分からハンティング」ってやり方になるんですね。

もちろん、それが悪いってことではなく、ここまで生きてくるためには必要なやり方だったんですね。

バリバリ男性性優位で生きてるときって「幸せは掴むもの」になっていたと思うのです。
ところが、癒されて女性性が優位になってくると「幸せは感じるもの」に変わります。
女性性が解放されると「受け取る」ということができるようになります。

そうすると「今ある幸せ」に目が向くようになり、それを感じ、喜べるようになるんですね。

そうすると以前は「狩りに行くぞー!!おーっ!!」って武器を持ってサバンナに出かけて行ったのが、家の近所の森で木の実を拾ったり、「あ、かわいい」って花に見とれたりして、そこに幸せを感じられるようになるんですね。

以前のKさんでは考えられなかったことかもしれません。

ところが感覚的・思考的には昔の自分のことを覚えています。
つまり、男性性優位だった時代のKさんがもちろん、心の中には今もいるんですね。

そのKさんが言うんです。
「このままだったらヤバいぞ。結婚したいんだろ?それだったら今までみたいにガンガン行かなきゃダメだぞ。前みたいに今はモテないだろ?」
そう、危機感を感じてるのは【昔の私】なわけですね。

だから、女性性が解放されてきたKさんからすればそうは思っても体は動かないんじゃないかと思います。
ガンガン行った方がいいのかなあ、でも、そんな気にはなれないしなあって。

これが【感じ方、やり方が変わる】ということなんですね。

女性性が解放されていくと「受け取るやり方」を学んでいきます。
今ある幸せに喜びを感じられるように、男性も「狩るもの」ではなく、「受け取るもの、感じるもの」に変わっていきます。

出会った男性のいいところが見えるようになり、愛される喜びを感じるようになり、そして、その人に付いていくことに幸せを感じられるようになっていきます。
今、お父さんに感じていらっしゃるのと同じですね・・・。

ってことで、今彼ができないのは「お父さんとロマンスの真っ最中」だからとも言えるわけです。それはヤバい?(笑)
いえいえ、今はお父さんからの愛情を受け取り、お父さんのことを愛し、「娘」を卒業する時期と思えばよいのです。
そんなに時間はかかりません。

そもそも東京に来てからまともな恋愛をしてないのも、すべては「本命お父さん、あとの男はカスよ!」って定義があったからですよね?
だから、歴代の男ども、そして、近づいてくる男どもはみんなカスに相応しいラインナップでしょう?
たぶん、ずっとお父さんのことを見てたんだと思うのです。
お父さんが本命ってことは、できる彼氏は全員「愛人、2号」さんです。

あ、気付いてませんでした?(笑)

それで今、念願かなってお父さんの愛を受け取ることができたんですから、そりゃあ、幸せだと思います。
パーキンソン病に感謝!ですね。ほんとうに。

今、正直結婚したいとかパートナーが欲しいとか切実に感じないのも、そのせいもあります。

だから今はそれでいいんです。
そうして「父」を求めていたマインドが満たされていくと、だんだん「パートナー」を受け取る準備ができていきます。

だから、今は自分自身にフォーカスしていくのでいいんです。
というか、したいように、気分に任せてしていきましょう。

そうしてだんだん女性としての輝きが増していきます。
今までと違う形で。

そうすると「自分からハンティングに行かなくても向こうから来てくれる」とか「自分で狩りをするんじゃなくて、エサを撒いて定置網で引っ掛ける」(エサ=女性的な魅力)とか、「気に入った男がこちらを振り向きたくなるような雰囲気を醸し出す」とか、そういう女性的なアプローチができるようになっていくんですね。

もちろん、魅力的になった分だけアウトソーシングも活用できます。

※アウトソーシングについては下記を参照ください。
どうしても、パートナーが出来て幸せな恋愛→結婚ができる気がしません!!

「ああしなきゃ、こうしなきゃ」は男性性の意識ですから、もうKさん的にそれは古いんですよね。
ぜひ、日々の幸せを感じ続けてみてください。
頭ではなく、心が望む方に生きていきましょう!

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