いい感じの男性がいるのに、いつも進展がなく、女として見られていない。



女として見られていない、ということは、自分の意識とは別に女をまだまだ出し惜しみしてたり、女として見られることへの抵抗があるのかもしれません。
もちろん、幼少期からの環境に影響を受けるのですが、その辺を掘り下げてみましょう。

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私は来月で30になる独身で、ベンチャー企業勤務女子(ゴリゴリの新規開拓営業)です。このブログでゆうところの情熱女子です(笑)
恋愛面でもそれは発揮されて、肉食で、男のような考えで、いつもターゲットを狙っている状態です(笑)ゲットしてまた次のというような感じです。
結婚の憧れもなく、恋愛を気の向くままに楽しんでいた時に、いままでと違ったタイプの野良猫な男性に出会いました。
彼は一回りも上の、近しい業界の方で、ベンチャーなのに、その謙虚なところなと私と正反対なところに惹かれました。

いつも高いレストランにつれていってくれるのですが、会うペースは良くて月1、ひどいと2ヶ月に1回、なにより、誘うのはいつもわたしです。(これまで5回食事をしました)
おみやげを交換したり、会話は楽しく、趣味もあうし、仕事の考え方もにていて認めてくれたりもします。日曜に午後から夜まであったこともあります。
とっても楽しくてあっとゆうまに時間は過ぎてしまいます。忙しいのに平日午前でも3時間以上時間を共有してくれます。

なのに、いつも、進展がなく、女としてみられていないようです。。。

ちなみに、私は長女で、弟がいて、幼い時から母と三人で、母に迷惑をかけないいいこで我慢強いしっかりものの長女です(ただ、不倫にははまっていませんw)

母とも父とも弟ともこころの中で何度も向き合って涙して許しているのですが、足りないのでしょうか?
(Aさん)
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仕事ってある意味「打てば響く」ところがあって、頑張った分の成果は出やすいと思うんですね。
ところが人の心はなかなか思い通りにいかず、頑張ったからってうまくいくとは限らないんです。

>いつも、進展がなく、女としてみられていないようです。。。

こういう時はすごくシンプルに考えてみるといいんです。

一つ目の見方。
「女として見られていない」→「自分が自分を女として扱ってない」ってこと。

でも、そんなつもりはないでしょう?
女としてちゃんとしてるところはしてるでしょう?

それでも「まだ十分自分を女として扱ってないんだな」って見るんです。
周りと比べるわけでもなく、形だけではなく、Aさん本来の女性性と向き合っていくんです。

もし、自分では女を意識してちゃんとしてるつもり、とするならば、Aさん、もっと女を出していい、女になっていいってことなのですし、それだけすごく女としてのエネルギーが強い人なんです。

例えば、Aさんが持ってる女度を仮に1000ポイントだとします。
周りの女性の女度の平均値は200ポイントだとします。
そうすると300ポイント分の女度を発揮すれば、周りから見ても「Aさんって女っぽいよね」って評価されます。
しかし、本来持ってる女度からすればまだ3割程度の力しか使ってないので、Aさんの内面的には「女であることを十分出してない、遠慮してる、抑圧してる、隠してる」って言えるんです。
もっとガンガンに女を出しちゃってもいいんですよ~(笑)

「なんだ、もっと遠慮せずに日ごろから女をもっと意識して、女らしさをもっと発揮していいんだ」って思ってみてください。
それに抵抗がある場合は「女であることになんか抵抗がある」というわけで、自分を女として扱ってない証拠になりますね。

二つ目は

「女として見られていない」→「女として扱われると困るから女として見られないようにしてる。もちろん潜在意識で!」というパターン。

一つ目とつながるんですけど、「女」であることにどこか抵抗があったり、罪悪感があったり、否定的な思いがあると、どうしても「女として扱われる」ということに対してすごくネガティブな思いが出てしまいます。

そうすると表面的な意識ではそう思っていなくても、潜在意識では女として扱われない努力をしてしまいます。

今日の記事、あえて「女」って書いてます。ふだんなら「女性」と書くところでも。
これだけ女、女、女を連呼されてどんな感情が動きますか?
もし、なんか嫌だなあ、抵抗あるなあ、ってことならば、それが「自分が女であることにどこか否定的感情がある」ってことなんです。

この辺は見た目とかファッションではわかりづらいところですし、逆にAさんのように「肉食で、男のような考えで、いつもターゲットを狙っている状態です(笑)」という男性的な恋愛体質を発揮してても、内面はすごく女!て人もいますから、なかなか自己判断は難しいところかもしれないですね~。

周りの人(一番おすすめなのはオカマちゃんで、次にお勧めなのがクラブのママなんだけど)に「私って女としてどう?」って聞いてみるのもいいかもね。

自分でできる範囲で言えば、Aさんが思う「女」にもっと自分を近づけてみるといいでしょう。見た目はもちろん、内面的にも。

>私は長女で、弟がいて、幼い時から母と三人で、母に迷惑をかけないいいこで我慢強いしっかりものの長女です

という情報はとてもありがたいですね。
幼少期から母・私・弟の関係性で行くと、どうしてもAさんは「お父さんポジ」に入りますよね。
お母さんと「お父さんポジ」を分け合うような形で。
お母さんや弟を守ろうとしてきましたか?
その頃はどんな風に家庭、学校で過ごしてきましたか?

>母とも父とも弟ともこころの中で何度も向き合って涙して許しているのですが、足りないのでしょうか?

あと一人、肝心な人が抜けてませんか?
お父さんがいない環境の中で必死に家族を守ってきた「私」。

かつての自分自身に「ありがとう」を伝えましょう。
「よくやった」「頑張ったね」「えらいよね」「すごいよ」「ほんとうに頑張ったね」って伝えてあげてますか?

「足りない」ってことはないんです。
母、父、弟と向き合ってこられたんなら、何かしら変化が起きてるはず。
いい方向にね。
その変化を受け取ることも大切ですね。

あ、受け取るってのは女性性のエネルギーですね~!
だからやっぱり女性性がカギかな。

本来の自分が持つ女としてのエネルギーと向き合っていきましょう。
機会があればセミナーでもカウンセリングでも受けに来てくださいな。
その辺、じろじろ見て差し上げますから(笑)

あと良かったらよくコラボをしてる真島あみさんのブログも見てください。
自分がどう感じるか?って視点でも。

男と女の心理学
○根本のセミナー情報
○根本のカウンセリング・スケジュール
☆根本本。
根本の著作


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