「自己嫌悪が強いときは、ダメだしする声しか耳に届かない」



*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

何かの拍子につい凹んでしまったとき。
あるいは、普段から何かと自己嫌悪が強いとき。

そういうときには、ダメ出しする声しか耳に届かないものかもしれません。


あるクライアントさんがお話してくれたこと。

「自己嫌悪がひどくて、周りも自分を嫌っているとばかり思い込んでいた。
 でも、あるとき、『わたし、愛されてもいいんだ。幸せになってもいいんだ』と
 ふと思えたときに、『○○ちゃんってほんとかわいいよね』という声が耳に
 飛び込んできた。一瞬えっ!?と思ったが『いつもそう言ってるじゃん』と相手は
 不思議そうな顔。聞こえていなかったんだ、と気付いた瞬間』

聞こえる声も取捨選択してるの?と思われるかもしれませんが・・・。

でも、自己嫌悪に限らず、私達は自分が聞きたい声しか聞いていないものです。
皆さんの周りにもいませんか?自分に都合のいい話だけを上手に聞く人。
それは「自分に都合のいい話」だけではないんです。

だから、よく耳を澄ませてみましょう。
固定観念に縛られず、ありのままの声に耳を傾けてみましょう。

すると違う声が届くかも。

心理学にはこういう格言もあります。

『エゴの声は大きく、真実の声は小さい』

心の処方箋

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