[8/14]浮気問題の区切りとその後のセックスレスの問題。



カウンセリングの実際「浮気と離婚の危機とセックスレスの向こう側にあったギフト」

[8/14]浮気問題の区切りとその後のセックスレスの問題。

そうして、自分のことに意識を向け、内面を癒して行くうちに、ご主人は浮気相手とはきちんと別れたようなことを匂わしてきます。
そして、以前口にしていた「離婚」「別居」という単語も、気付けばこの頃には聞かれなくなっていました。

この辺ははっきりした言い方や謝罪はなく、日常の態度や言動、または、彼の「もう彼女は過去のことやから」といった表現を通じて察するに留まります。

ご主人もプライドが高い方なので、一度振り上げたこぶしを下ろす場所には苦労したのかもしれません。
一度「離婚」を宣言した奥さんと、改めて「よりを戻す」ということは、彼にとってはちょっと屈辱的な選択だったことも想像に難くありません。

だから、この話をしてくれたときも「それならもっとはっきり言ってくれればいいのに・・・」って感じるものなんですけど、そこは理解してあげて欲しいポイントです。


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他の事例でも、浮気が終わって夫婦が元鞘に戻るとき、明確に線引きができる方はあまりいません。(男も女も)

特に「一度決めたら梃子でも動かない」というポリシーを持ってらっしゃる頑固ちゃんの場合は、一度した決意を翻すのは、とても覚悟がいるんです。
奥さんとしては、謝罪や明確な区切りがあった方が安心感も深まりますし、今後に希望も持ち易くなりますが、なかなかそう言える人は少ないんです。

その理由は、プライドが邪魔したり、恥ずかしかったり、罪悪感から責められるんじゃないかという恐れが強かったり様々ですね。
自分で自分のことが許せない状態では、なかなかパートナーにも謝罪できないのです。

だから、「ちゃんとはっきり言ってよ」と要求するのは禁じ手です。
言えないにも言えない理由がある、と見てあげる方が得策です。

そういう意味では、意気しゃあしゃあと「ごめんな!ほんまにごめん。もうせえへんから!」とすぐに言い出す人の方が“再発”の可能性は高いと言えるかもしれません。

そうした彼の心に配慮できると、ご主人もスムーズに家庭に戻り易くなり、心も入れ替えようという気持ちにさせられます。
そして、そんなまっすぐに受け止めてくれた奥さんのために、しっかりしようと思われる方も少なくないんです。

この気持ちの変化もはっきりとしたコミュニケーションがあるわけではないですから、奥さんとしては非常に分かりにくく、理解しにくいところです。

だから、「もしかして、浮気が終わったのかな?」と感じたときは、決して安心したり、調子に乗ったりせず、じっくりとご主人の様子を見てあげることも大事です。

そもそも浮気相手から「振られた」という場合は、本人の選択とは言い切れませんから、あんがい問題は長引く事もあります。

一方、ご主人が「これではあかん」と思って別れた場合は、こうした奥さんの態度が彼に伝わり「自分は過ちを犯したけれど、妻のところに戻る選択は間違っていなかった」という思いに繋がるのです。

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さて、浮気の問題を乗り越えると、今度はセックスレスの問題やセックスに関する何らかの問題になることが多いようです。

なかなかプロセスは私達を休ませてくれないものですね。
私も数多くこうした問題に関わらせていただいたお陰で分かってきたのですが、この浮気、離婚、セックスレスなどの問題というのは、私達の人生に深く関わるもので、また、男性性、女性性、人間性など人としての様々な要素を磨き上げてくれる、“強制的魅力アッププロジェクト”であり、“人間力アップ集中月間”のようなものなんですね。

だから、一つ一つの出来事がほんとうに自分を磨き、成長させてくれるチャンスになるのです。

浮気は収まっても、そもそも彼が友美恵さんを子ども扱い、ペット扱いし、セックスレスになったことが原因のようなものですから、こちらの問題を考えると彼女にとってはブルーな気分になってしまいます。

セックスレスの状態は、自分がまるで女性として不完全な、認められない存在のように感じさせられることもあるので、心を痛めやすいんですよね。

だから、この時期は特にパートナーシップを重視してカウンセリング並びにセラピーを行っていきます。
例えば、怖れを越えて近付き、彼を許し、受け入れるイメージワークをして、ご主人との心理的な距離を縮めていったり、仕事を頑張って疲れている夫を癒せる女性になるために、女性性の柔らかく、優しい、包容力のあうエネルギーを解放するようなセラピーをしたりしたんですね。

その成果もあって、セックスレスという問題は残るものの、ご主人との関係は徐々に良くなり、日常会話も楽しく交わせるようになってきたんです。

ただ、先ほども書きましたように、とても魅力的な女性に成長してきてますので、改めて彼女に釘を刺しておきました。

「いい女になってきたんですからね。他に男作っちゃ、ダメですよ・・・」と。

「そんなことないですよ。今の仕事先じゃ、出会いもないですから・・・」なんて言ってた彼女だったのですが・・・。

カウンセリングの実際
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