「分かっていてもできないとき」



頭では分かってるんだけどなあ・・・なかなかできないなあ・・・。
部屋の掃除から、人生設計まで、私達の日常に潜む、わかっていてもできないこと。

その正体は潜在意識の中にある、それとは反対の意識「したくない」という思いが邪魔しているのです。
だから、したくない自分との対話が、この問題を前に進ませるポイントになります。
いわば、心と向き合うこと。
そして、心との繋がりの中で、心にきちんと理解させてあげること。


でも、その前にしてみたいことが一つ。
分かっていてもできない自分を許してあげること。
そんな自分を責めたり、けなしたり、見下したりしないこと。
がんばってでも、無理やりでもいいから、自分をいじめないこと。

そうすると、心は徐々にあなたのことを受け入れ、味方になってくれます。
つまり、繋がりが生まれ、あなたの言うことを聞いてくれやすくなるんです。

変な話、心との付き合いは幼い子どもと付き合うのと同じこと。
だから、脅しても、責めたりしても、うまくいくことばかりではありません。

“褒めて育てる”
これは育児だけでなく、自分自身と向き合うときにも大切なアプローチだと思っています。

自分を褒めてあげましょう。
偉い偉い、いい子いい子、してあげましょう。
思わず、ニコッとしてしまうくらいまで。

心の処方箋


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