変化が起こるまで~種を撒いて、芽が出て、花が咲くまで~



問題を解決していくプロセスというのは、けっこう地道なところがありまして、なかなか思うようには進まないことが少なくありません。
そうすると持久戦、体力勝負、忍耐に次ぐ忍耐・・・といった、ちょっと「うえぇー」となってしまう状態になりそうなのですが、実は、そう感じてしまっているときは

「ポジティブな変化に気付いていない、もしくは、受け取れていない」

ということが多いようです。
あるいは結果(形)にこだわりすぎているときも、同じように感じてしまいます。


カウンセリングで何度もお会いしていくと、その表情や雰囲気の変化、言葉の言い回しや考え方の変化などを詳細に見ていきます。
・・・というと非常にかっこいいのですが、実のところ、

「あれ、この方ってこんな前向きな表現言える人だったけな?前はもっとネガティブなところが多かったよな」

とか

「前回に比べると随分と表情や雰囲気がすっきりしたなあ。ダイエットでもしたのかなあ?それとも仕事でも行き始めたのかな?」

といった、おそらく“久しぶりに会った友達ならきっと感じるだろう変化”を見てるわけです。別に前回と今回で写真を見比べて・・・なんて芸当はしていません。
ただ、なんでそんなところに気付きやすいかというと、

「きっと変化は起きてくる。(お客さまは)これだけちゃんと問題に向き合ってるんだから、必ず良きことが起こる」

というような信念(?)を持って見てるからなんですね。
そう、変化って必ず起きてくるんですよ。

今日も
(Aさんに)「何か表情がスッキリして、しゅっとしてきましたよね?明るい感じですね」とか、
(Bさんに)「何か雰囲気変わったよね?ピシッとした感じじゃない?」とか
お話してました。
出鼻をくじくように、カウンセリング開始直後に・・・。

Aさんは「ええ、何となく腹が括れたというか、覚悟ができたような気はします」とお答えになり、
Bさんは「えぇー、太ったんですよー、2kgも!そんなピシッとなんてことないですよぉー」と。
・・・ま、どう僕の言葉を受け取ったかは別として、変わったことは変わったみたいですね(笑)

うーん、でも、太っただけじゃないと思うんだけどなあ・・・(しつこい)・・・。

でも、たぶん、AさんもBさんも、それぞれにちゃんと自分自身と向き合っていらっしゃいます。
もちろん、それは完ぺきなことをしてる、とか、きちんと僕の言ったことを守ってるとか、そんなんとは関係ありません。
色々ミスをしたり、しちゃいけないって分かっていてもやっちゃったり、なかなか執着が手放せなかったり、どうしても・・・ってこだわってしまったり、どうしていいのか分からなかったり・・・。
むしろ、ご自身では「うーん、私はなかなかダメですよね」と思われてるかもしれません。

ただ、そうした中でも何とか良くなろう、いい関係を築きたい、もっと素敵な自分になりたい、という思いがどこかにあれば、強弱はその時々で変わったとしてもそれで良いのです。

あなたが「もっと仕事がうまく行くように!」って撒いた種は1ヶ月とか3ヶ月とか後に芽が出て、やがては花を咲かせていきます。
「もっと彼といい関係になれますように!」って撒いた種も同じ。
明日花が咲くわけではないけれど、見捨てたり、諦めなければ後々花が咲き、実が実ります。

その変化が起こるスパンは人それぞれですが、だいたい3ヶ月を目処にしてみるといいでしょう。
カウンセリングやセラピーは時間を短縮する効果がありますから、それを使われてる場合はだいたい1ヶ月くらいを目安にしてみると、何らかの変化に気付けるかも。

今日したことは1ヶ月後に何かをもたらしてくれる。
最初の1月何とか凌げば、後は毎日変化を味わえる・・・。

現実はそう簡単には行かないかもしれませんし、あなたの期待する変化ではないかもしれませんが、でも、意外なところで、意外な芽が出てるものです。

そうした変化を積み重ねていくと、「嬉しい報告」ができるようになっていきます。
それはほんの少しのものが大事。
「なーんだ、大したことないよな」と思えるものこそ、大事。

そういう小さいものを大切にできるようになると、“大事”を胸張って受け取れるようになります。
あなた自身やあなたの身の回りに起きた小さな変化、何かを見つけてみてはいかがでしょう?

心理学ミニ講座
あわせて読みたい