距離のある人からはかわいがられるけど、距離の近い人に無自覚にマウントを取ってしまってるみたいなんです。



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マウントを取ってしまうのは何らかのスイッチが入って競争心が動いたとき。
プライドに触ったり、攻撃されたり、拒絶されたりしたときに発動するものです。
でも、そうなってしまうのも事情があるわけで、そこに心の傷があるみたい。
ただその競争心自体は悪いものではないので、それを直す、というよりも平和利用する、という方向で考えていきたいです。

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根本先生こんにちは。

マウントについて質問です。

私は特定の人に過去「マウントをとる」「上から目線」「周りを執事にする」「お高くとまってる」と言われたことがあります。

その、特定の人とは元彼、元職場の女上司、今は疎遠になった先輩、また母親で全て私よりもうーんと、年上の方です。
母親と元彼に関しては「人のことをバカにして」という言葉も頂戴してました。

自己分析すると、確かに頑固です。納得できないことにYESは言えません。
好き嫌いはハッキリしております。
プライドは高い方だと思います。
ちゃんとしておきたいです。

雑に扱われるのは嫌なので馴れ馴れしく境界線を超えてくる&わざわざネガティブなことを冗談で済まそうとする人とは即座に距離を取ります。

リアクションは薄めです。
私はこう思います。とか違うことは違うとハッキリ言っちゃう方です。我慢はできない方です。

ちゃんとしておきたい。という理由や責任感で物事をやりますが人に尽くす方ではないです。

母親や元彼に関しては「年上or親は敬え」みたいな人でして、不満や愚痴を言うのはいいんですが本人がどうしようもできない部分を詰ったり馬鹿にする部分は嫌いでそういうの好きじゃないから言わないで欲しい。と伝えても性格なのか直らず、その部分ではリスペクトが出来ないのが伝わってたのかもしれません。

執事にする。に関してはなぜか周りの人に良くしてもらう方でして…素直に甘えて受け取ります。お願いも出来ちゃう方です。
(眼力か圧で強制させちゃってるんでしょうか?背は低いけどエネルギーはあると自覚あり(笑))
自分では正直マウントを取ってる自覚はないのです。

つい最近も久しぶりに会った先輩に「上からなところあるよね」ってサラッと言われたんですけど、思いのほか気にしちゃいまして根本先生にメールを送らせて戴きました。

人を不快にしてるなら直したいけど自覚がなく直しようがありません。
経験豊富でアドバイスチックになりやすいのは気づいたんで治してますが、一言多いんでしょうか?逆に喋らなすぎて怖いんでしょうか?
こういう場合はどうしたらいいんでしょうか?
(Aさん)

ふつうマウントを取っちゃう人というのは、いただくご相談文の中にもマウントの気配が漂うものですが、Aさんの文章にはそういうところが見受けられませんよね。

だからそこは

>なぜか周りの人に良くしてもらう方でして…素直に甘えて受け取ります。お願いも出来ちゃう方です。

という部分が発揮されてるんだろうな、とお見受けいたします。

となると、けっこう周りの人からは可愛がられ、甘え上手なんだけど、心の距離が近づくと“何かが出てくる”のかもしれないですね。

>背は低いけどエネルギーはあると自覚あり(笑)

・・・。

ですよねえ。(遠い目)
説教部屋送りにした私のクライアント様の顔が次々浮かびます・・・。
彼女たちとの幾度にも渡る銭湯、あ、いや戦闘の数々が思い出されて胸の傷がチクチク痛みます。
おそらくご本人たちも「あっしこのことですな」とニヤニヤしていると思います・・・。くそーっ。

背が低いと物理的に人から見下ろされる機会が多いじゃないですか。時にはそれをイジられることだってあったと思うんです。
そうすると“自立系武闘派女子”という種族の方々は、「は!?舐めんじゃねえよ!!」と競争心をたぎらせて、相手から舐められぬよう、態度がデカくなり、気がきつくなり、上から目線で対抗するようになるのが「基本形」になります。

これは一種の防衛反応とも生存戦略とも言えます。

そこにAさんのキャラを加えると、頭が良い。仕事がデキる。きっちりしてる。口が立つ。ということで、結果的に正論を振りかざしたり、相手の痛いところを上手に突いたり、圧倒的実績と実力で相手をねじ伏せたりってことが得意になると思うんですけどいかがでしょうか?

要するに「デキる人だから、相手は何も言えなくなる。それが相手のプライドを傷つけ、攻撃される」という状態になるんじゃないかと推測されます。

そう思えば「上からだよね」とか「バカにしてる」等々の発言は“捨て台詞”みたいな雰囲気ではないでしょうか。

口では勝てない、実力では勝てない、という風に相手は感じてしまうんだと思います。

で、そういう言動はAさんが「こいつはわたしを倒しに来てる」と感じる相手にしか発動しないと思うんですね。

だから、距離のある人に対しては要領よく振舞えるのでかわいがられるし、執事のようによく仕えてくれるんです。

それを近い距離の人が見たら「お高くとまってる」とか「生意気」と思うのでしょう。そういうあざとさや計算高さも持ち合わせてるんだと思います。

*

要するに「競争心」というのがカギになってんだろうと思います。

もちろん、これはAさんの身長が低いから起きたことではなく、筋金入りの自立系武闘派女子の皆さんに多く当てはまると思います。

とはいえ、それはAさんの生存戦略だったのでそれは悪いわけではないと思うんです。

そうすると少しルーツをたどればやはり「母との激闘の歴史」が浮かび上がってくると思うのですがいかがでしょうか?

>その、特定の人とは元彼、元職場の女上司、今は疎遠になった先輩、また母親で全て私よりもうーんと、年上の方です。

というわけですから、母親を投影する人々ですよね?
その元カレももしかしたら母親ポジションに入っていた(母親と似たキャラ)のかもしれませんし、非常に心理的に距離が近くなり、母親と同じ距離感でお付き合いされてたのかもしれません。

やはり母親とは「性格が合わない」と感じていたのでしょうか?

一般的に「母親と合わない」場合、娘は母親と逆の方向に道を選びます。

母親が感情的ならば、自分は理性的に。
母親が依存的ならば、自分は自立的に。
母親がネガティブならば、自分はポジティブに。
母親が女性性の塊だったら、自分は男性性優位に。
母親が専業主婦ならば、自分はバリキャリに。

そうじゃないと対抗できないからですね。

元々そういうキャラだった可能性もありますが、たいていは母親との関係の中でそういうポジションを取るようになった、というのが正しいと思います。

だから、こういうパターンでややこしいのは「自分の中にある母親と似た要素」の取り扱いなんですよね。

問題を解決していくにあたって、自分が忌み嫌っていた、避けていた、見ないようにしていた、隠してきた、抑圧してきた「母親の要素」が必要になることってよくあるんです。

だから「こ、これを言ったら、お、怒ると思うんだけど、あ、あ、あんたの中にも母親とそっくりな要素があると思うんだよ・・・。そ、それがこの問題を解決する上でのカギになると思うんだよね。」と恐る恐るビビりながらちびりながらお伝えすることもあります。なんという勇気!とみなさんは根本さんを褒めたたえるといいと思います。

ただ、これについてはAさんや同志のみなさまの話をよーく伺って、確証がないと言えないので(そんなことを思い付きで言われたらつい癖で反撃したくなるでしょう?)、ちゃんと証拠をそろえて反論できない状態にしてからしかお伝えしませんのでご安心ください。

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まあ、実はその母親との戦闘の中でAさん自身もたくさん傷ついているわけです。

分かってもらえなくて悔しく思ったこと。
ちゃんと話を聞いてもらえず一方的な思い込みで否定されたこと。
何度も自分をコントロールしてこようとされたこと。
話が通じずに感情的にキレられたこと。
良かれと思ってやったのに逆効果だったこと。
助けようとして拒絶されたこと。

そういう傷がAさんのプライドを育て、それによってお母さんから身を守ってきたんだと思います。

自武女のみなさまはどこか「攻撃は最大の防御」と捉えているフシがありますから、防戦一方では我慢できず、ついつい相手の痛いところをつんつんしてしまい、「ぎゃー」となって「あんたは何気に上から目線だよね」とか言われちゃうんだと思います。

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じゃあ、だからといってAさんや同志のみなさまが男性性バリバリか?というと案外逆で、むしろ、女性性は豊かであるものです。

だからこそ「執事」を作るのが上手だし、周りから愛される存在にもなれますよね。
それに、相手の痛いところを見つけるのも女性性の直感力ですから、「あんたバカにしてんの?」と言われるのも、女性性が豊かである証拠になります。

ただ、そうするとたいていビジネスはうまく行くことが多いです。
仕事上の付き合いって心理的には距離がありますから。

けど、ビジネスでも「ビジネスパートナー」とか「右腕」とかいう距離になると問題が浮上するかもしれません。

もし、そこでAさんが自分がリーダーシップを取りたいタイプであれば、代表取締役にでもなればいいんですけど、もし、そうでない場合、一匹狼になりやすいでしょう。

そして、もちろんパートナーシップについては「自分の下に入ってくれる忠犬の彼」とはうまくいくと思うんですが、ただ、それはちょっと退屈してしまいますよね。

でも、「相手にとって不足なし」という彼だと激しい戦闘の末、勝利を収めてしまうことになるので、やっぱり不満なんですよね。

そうなるとAさんにとって最大の問題は「孤独」だと思うんです。

ちやほやされたり、頼られたり、かわいがられたりするのは距離のある相手。何なら自分から見て「下」の者ども。

自分が本気で向き合いたい!と思う相手とはつい競争心が疼いて戦ってしまう。

そこに実は「孤独感」がずっとあるんじゃないかと思うんですが・・・。

理解者がいない。
本気で立ち向かえる相手がいない。
自分を受け入れてくれる人がいない。
自分とつながってくれる人は誰?

まあ、そうなると猫とか飼いがちなんですけどね。笑

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ただ、そんなAさんですが、おかんを投影する人々とは戦闘モードになるんですけど、お父さんとの関係はどうだったのでしょうか?

もし、お父さんラインが平和であれば、その方向性で解決策が見いだせることもあります。
そうなると「年上の理解者」が得られると思いますし、そういう方がメンターならばAさんの心は安定し、その孤独感も少し癒されると思います。

しかし、お父さんともいろいろネガティブな問題があったとするとどうでしょう?
Aさんはファザコンの自覚はありますか?それとも母以上に確執を抱えてるのが父なのでしょうか?(その場合は裏ファザコンの可能性がありますが)

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ということで例によって推測と思い込みと決めつけによって話を進めてしまっているので、めちゃくちゃズレてたら申し訳ないんですけど、そういうわけで「マウントを取ってしまうのはそういう傷があるから」という風に言えるわけです。

「言わないようにする」「黙っておく」みたいなテクニックでどうにかなるというよりも、Aさんの醸し出す雰囲気がそういう反応を招いてしまってると思うんですね。

だから、言葉に気を付けたとしても「言葉は丁寧だけど上から目線じゃない?」なんて言われちゃうんじゃないでしょうか?ま、態度がデカいっていうか。

そういうのって雰囲気だし、オーラだし、存在感なので「直す」という発想はあんまりもたないほうがいいと思うんです。だってそれって長所であり、魅力であり、価値でもあるからです。

とんがってるのっていいじゃないですか。(身近な人はたまったもんじゃないかもだけど)

それをどう活かすか?というのも大切な方向性です。

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とはいえ、とりあえず私のお勧めとしては、母との確執を少しずつでも解消していきましょう。それだけで競争心が落ち着いていくはずです。
そうすると「少し丸くなった」「少し落ち着いた」「少し柔らかくなった」みたいな印象を身近な人に与えられるようになると思います。

でも、その競争心、何かに活かしたいですよね。
競争心そのものも悪いものではないんです。
「何くそー!見返してやるー!」と前向きに頑張る気力を与えてくれるものですし、「ちくしょー!次こそは成功したる!!」というモチベーションを上げてくれるものでもあります。
ネガティブに働くと相手を攻撃したり、足を引っ張っちゃったりするんですけど、母との関係を見つめ直していくと、もっと前向きに使えるようになると思います。

何か目指すヴィジョンなどはありますか?
将来手に入れたいものはなんでしょうか?

その強いエネルギーを「平和利用」する方向を考えてみたいと思うんです。

じゃないと何かを抑える方向に行っちゃうと思うんで。

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それと同時に自分のパワー、エネルギー、価値、才能などをちゃんと受け取りたいですね。

自分はそのつもりじゃなくてもマウントを取ってしまうのって「自信のなさ」が原因なんです。上からになっちゃうのも「自信がない」からなんです。

だからもっと自分を認めてあげるプロセスも大事なんじゃないかと思うのです。

そしたら下々のも者どもから反発されることも減っていくでしょう。
母やパートナーとの関係も「苦しゅうない」で済むようになるものです。
つまりは余裕ができるってことです。

だから、それを欠点とか悪いところだと思わずに、むしろ「活かす」という方向でできることからやってみてはいかがかな?と思うのですがいかがでしょうか?

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◎東京:10/12(月祝)自己探求ラボ in 神楽坂#2 価値観編

◎大阪:10/18(日)11:00-18:00 「あのときの私を癒す1DAYヒーリング ~インナーチャイルド・セラピー & トラウマセラピー~」

◎10/25(日)11:00-14:00|東京/オンライン
ワークショップ「ヴィジョン・クエスト」&「ヴィジョン・コンサル」

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◎11/21,22,23 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

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