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占い、スピリチュアル、心理などの目に見えない世界に過剰にハマってしまうのは、そういう奇跡を求めなければいけないほど「現実」が辛いからではないでしょうか?
だとすると、その現実を受け入れるべく、その「辛さ」を解消していくことが大切な手だと思うのです。
「見えない世界」と「見える世界」は相互に影響し合い、循環するものです。
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いつもありがとうございます。
最近の記事が非常に我が事に思えてならず、ご著書の感想とネタを投稿させて頂きたく存じます。
新刊新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学拝読しました。
中でも、嫌いなもの100個出しとライフラインのワークが特に印象的で、予想をはるかに上回る抑圧と我慢の人生を送ってきたのかがよくわかりました。
その一方で、本当にやりたいことが浮かび上がってきました。
完璧主義の私なりに、自分の中の合格ラインを極限まで落として創作を始めています。
とにかく今できることは何なのか、と思えるようになりました。ありがとうございます。
さて、ネタなのですが「奇跡を求めること」をやめるにはどうすればよいでしょうか。
私は7年ぐらい前から、占いやヒーリングや心理学等のカウンセリングやセミナーに結構な額を課金してはのぼせ上がり、打ち砕かれてきました。
いま思えばちゃんと断ればよかったと思いますし、そのお金で習い事やスキルアップをすればよかったと後悔しています。
中には、自己啓発の仮面をかぶったマルチだったこともあり、甘言に乗せられた浅ましい自分が嫌になったこともなりました。
経済的に痛手を負った今、ここから巻き返していくしかねえんじゃ!と思ってはいるのですが、巷の本屋さんやYouTubeに出てくる「引き寄せ」「億越え」「何百万円の臨時収入」といった文字に惑わされ、「奇跡が起こるようなメソッド」をついつい目にしてしまいます(無料の範囲で)。
まともに転職活動しなきゃ…でも何か引き寄せられるかも…
でももう精神世界なんて懲り懲り!…いやでも目に見えないことだってあるかもしれんし…
そもそも臨時収入なんかずるい…という声が頭の中でせめぎあっています。
努力もしないで引き寄せようなんて卑しくて自分が情けないのですが、正直もう頑張りたくないですし、「奇跡」があれば頼りたいです。
思い返せば、引き寄せやスピに関心を持った中学生時代から約20年間、目に見えない世界を慰みにして依存してきた気がします。
しかし、もうこれ以上甘ったれたくないので自分の手で切り拓けるようになりたいです。
いい年こいて面倒なネタでお恥ずかしい限りですが、ご助言頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
(Tさん)
見えない世界に課金していただくのは私たちにとっては大変ありがたく・・・(手もみしながら)・・・経済的に許される範囲で今後とも・・・(激しく手もみしながら)・・・どうぞよろしくお願いいたします。(平身低頭)
さて、7年くらい前に何があったのでしょう?
元々中学生くらいから見えない世界に興味があったとのことですが、それが実際に大量課金をされるようになったきっかけって何か思いつきませんか?
一般的に「奇跡が起こるようなメソッド」に心を惹かれる状況って日常の中で起きた「絶望」がきっかけになることが多いんです。
見たくない“現実”を突き付けられたときに“逃避”したくなって、目の見えない世界にハマってしまうのです。
目を開ければ嫌なものが目に入るから、目を瞑ってしまう、というわけで、それゆえに、盲目的に見えない世界に逃げ込んでしまうのです。
「散々頑張ってきたのに全然報われなくてやる気がなくなってしまった。もう頑張れない。」という“燃え尽き症候群”。
「自分の能力に限界を感じる。これ以上は自分の力ではどうしようもない。」という“無力感”。
「なんでこんな悪いことばかり起こるのだろう?自分が何かしたというのか!?」という“罪悪感” or “被害者意識”。
「手を尽くしたけれど何をやってもうまくいかない。万策尽きた。」という“絶望”。
「人生に何の意味があるんだ?頑張ってもどうにもならないじゃないか!」という“拗ね”や“無意味感”。
そこに至るには、競争に敗れたり、夢が叶わなかったり、大失敗をしたり、愛する人との別離があったり、大きなトラウマを体験していることも少なくないものです。
元々「怠け者」な方は、見えない世界も怠け者らしくテキトーに関わるものですから、そんな深入りはしないし、ダメージも大きくなりません。
むしろ、真面目で頑張り屋さんできちんとしているしっかり者の方が、「奇跡が起こるようなメソッド」にドハマりしてしまいやすいのです。
私のクライアントさんや知り合いにも占いやスピリチュアルにハマってしまった方がいますが、話を伺っていくと「信頼している人に裏切られた」「大好きな母が突然亡くなってしまった」「株の暴落で資産が溶けてしまった」「事業で大きな失敗をした」「婚約破棄をされた」などの大きなトラウマを経験している方が少なくありません。
また、「業績を上げているのに会社に全然評価されない」「めちゃくちゃ頑張って仕事していたのに売り上げが全然伸びない」「人のためにめちゃくちゃ頑張ってたのに、人が離れていく」といった継続的なトラウマが心を締め付け、燃え尽き症候群になってしまっている方にも見受けられます。
カウンセラーとしては、そのトラウマを癒していくことにまずはエネルギーを向けたいのですが、Tさんの場合は何か心当たりはありますでしょうか?
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>努力もしないで引き寄せようなんて卑しくて自分が情けないのですが、正直もう頑張りたくないですし、「奇跡」があれば頼りたいです。
たぶん、こういうところにTさんのキャラがあらわれていると思うんです。
「努力は大事だ!」という思いを強く思っていませんか?
「努力は報われる」という言葉を支持していませんか?
「努力をしない」ということがすごく悪くて、卑しいことのように思っていませんか?
つまり、Tさんは「努力する」ということに強い価値観をお持ちだということです。
よくこんな話をします。
「毎月コツコツ貯めて得た100万円」と「JRAから分捕った100万円」(要するに競馬に勝ったということです。)とどちらが価値があると思いますか?
個人的にはコツコツ貯めた100万円の方が、あぶく銭の100万円よりはるかに価値があると感じるものです。
しかし、社会的に見れば、その価値は「同じ100万円」です。
努力して得たものと、努力せずに得たものと価値が同じ・・・。
残酷とも言える“現実”がそこにあるんです。
※競馬の儲けが「努力なし」としてしまうのはギャンブラーの方にとっては大いに反論したいところだと思います。週末の勝負のためにひたすら研究をしてるんじゃい!!とおっしゃりたい気持ちも分かります。が、ここは話の例えとしてどうぞご理解ください。
だから、受け入れられない、見たくない“現実”がそこにあるんじゃないかな、と思います。
言い換えれば「理不尽」という奴です。
自分より頑張ってない奴が評価されて出世・昇給するのってめちゃくちゃムカつくし、嫌だし、気力が萎えますよね?
でも、それは「努力」「頑張る」「成果を上げる」ということに自分が価値を見ているからこそ、起こる心理現象です。
誰でもそういう気持ちを持っているからこそ、「なんであいつが俺より先に昇給すんねん!」と多くの会社員は感じていると思います。
だから、まず、そういう価値観を自分が持っていることに気づく、ということが一歩目です。
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Tさんが新刊新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学を読んでいただいて、「予想をはるかに上回る抑圧と我慢の人生を送ってきたのか」ということに気づかれたことはものすごく大きなことだと思います。
燃え尽きるなり、無力感に苛まれるなり、自己否定なりが強くなり、見えない世界に誘われてしまうのも無理はないよな、と理解できると思います。
そして、
>そもそも臨時収入なんかずるい…という声が頭の中でせめぎあっています。
ということは、きちんと働いてお金を得るべき、という考えが強いのかな?ということもうかがえますし、
>もうこれ以上甘ったれたくないので自分の手で切り拓けるようになりたい
自分に対して「甘ったれ」と感じていることも分かります。
ほんとうにそうなのでしょうか?
ご自身の文章を客観的に見るとまた感じ方は変わりませんか?(だからこうしたネタ投稿はみなさまにお勧めするところなのです!意外とネタは枯渇しやすいんですっ!宣伝!!)
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繰り返しになりますが、「予想をはるかに上回る抑圧と我慢の人生を送ってきた」Tさんはそんな甘ったれなのでしょうか?
そこに自己評価と客観的評価の乖離があるように思います。
つまり、必要以上に自分に厳しい、と。
自分が思う以上に、相当自分に厳しい、と。
ご自身の努力や頑張りをちゃんと評価されてるでしょうか?
ちなみにこの「努力や頑張り」というのも“目に見えないもの”ですね。
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多くの場合、目に見えない世界に惹かれるのは、目に見える世界が辛いからです。
でも、私たちは目に見える世界にも籍を置き、その中で生きている部分があります。
つまり、目に見えない世界と、目に見える世界の両方で私たちは生きているのです。
スピリチュアルや精神世界、占いや心理などに沼ってしまうのは、目に見える世界を受け入れられない状態にあるからです。
つまり、バランスが崩れてしまってる状態なんですね。
だから、少々きついことを申し上げるのですが、「現実を直視して、それを受け入れましょう」というのがとても大切な一歩目になります。
現実に目を瞑ってしまえば逆に現実に振り回されるようになります。
現実で感じる辛い感情を感じたくないからこそ目を瞑ってしまうのですが、そうしたとて、その辛い現実は消え去るわけではありません。
だからこそ、人の手を借りましょう。
1人でできないことならば、誰かの手を借りて2人で、3人で、現実を受け入れて行きましょう。
それを情けないと断じる必要はないんですが、自分に厳しい人は「これくらい一人で何とかできないなんて・・・」と嘆いてしまいやすいのですが、逆に、そんなに嘆くヒマがあったらさっさと誰かに助けを求めなさい、と言いたいのです。
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現実(見える世界)を受け入れれば受け入れるほど、地に足が着く、グラウンディングができた状態になります。
そうするとメンタルは非常に安定します。
ちなみに「見えない世界」の表現で言えば、「見える世界(現実世界)」は第1~第3チャクラに相当し、「見えない世界」は第5~第7チャクラに相当します。
それを第4チャクラ(ハート)でつないでるわけです。
だから、見えない世界に傾倒している方は地に足が着かず、ふわふわとした言動をするんです。
辛い体験をするとハートが傷つき、第4チャクラが閉じてしまい、「見える世界」と「見えない世界」が分断されてしまうんです。
そして、意識は「見える世界」から「見えない世界」の方にどんどん向かうようになります。(そもそも「意識」は「見えない世界」にあるものですから)
だから、そのハートの傷(トラウマ)を癒し、循環を取り戻す必要があるんですね。
そして、地に足を着けるべく、現実を見て、受け入れましょう、ということをしていくのです。
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>思い返せば、引き寄せやスピに関心を持った中学生時代から約20年間、目に見えない世界を慰みにして依存してきた気がします。
ということは、もう中学生の頃から「辛い」「苦しい」「しんどい」という環境にいらっしゃったようです。家が厳しかったのか、学校が辛かったのか、もうそのときには自分にめちゃくちゃ厳しかったのかは分かりませんけど。
厨二病とか言われるものって、いわゆる「ファンタジー(幻想)」なんですけど、それが強くなるのは、やはり現実が辛いからです。
本来、目に見えない世界と目に見える世界は「循環」するものです。
この3次元の世界に生きている以上、目に見える世界は確実に存在しているわけです。
その「目に見える世界」で得たことを「目に見えない世界」で解釈しなおし、学び、成長し、それを「目に見える世界」に還元していき、そこでの体験をまた「目に見えない世界」にフィードバックします。
そうしてそれぞれの世界が円滑にめぐっているときに人は「生きやすい」「うまくいっている」「幸せ~♪」と感じます。
リアリストになりすぎれば心は枯れて幸せを感じられません。
一方、スピリチャルだけの世界に生きようとすれば、現実社会が苦しくなって、やはり幸せを感じられません。
だからこれもバランスなんですよね。
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Tさんはそろそろ腹を決めて「自分にもっと優しくする」ということが必要なのかもしれません。
ものすごくありきたりな結論ですけれど、ふだんすぐに「自己肯定感をあげよう」とか言っちゃう著者なので、言い方を変えてみました。
さて、件の本を読まれて、
>完璧主義の私なりに、自分の中の合格ラインを極限まで落として創作を始めています。
>とにかく今できることは何なのか、と思えるようになりました。
というのはめちゃくちゃデカい話でして、これを本を読むだけで実践されてしまうと・・・、著者としてはうれしいんですけど、、、そしたら、それ以上、課金とかしないですよね?・・・うーん、、、フクザツですね。笑
「創作」ってめちゃくちゃいいですね。
「今できることは何なのか?」ってものすごくいい意識の持ち方ですね。
その今までの人生で抑圧してきたもののすべてを創作にぶつけてみませんか?
むしろ、その完璧主義をいかんなく発揮して、創作に打ち込んでみませんか?
殻が破れて、一気に自由になれるかもしれません。
つまり、むしろ、現実世界とのバランスが上手く取れるようになるかもしれません。
なんせ、創作なんてクリエイティブな作業こそ、「見えない世界」と「見える世界」をつなぐものですからね!
そこにTさんの才能が隠れていたのかもしれません。
ということで、Tさんの今後のプロセスとしては、
1)創作に打ち込む
2)今の現実を受け入れる
3)中学生の頃までの心のケア
4)7年前くらいにあった何かのケア
というところを意識されてみたら大丈夫かな、と思っております。
そしたら、奇跡を求めるメソッドとも上手に付き合えるようになる、、、つまり、うまく使えるようになると思うんです。
そしたら、今までそこに使ったお金も〝浪費”ではなく〝投資”になりますね!
◎大阪:6/13(土)スタート!自己探求ラボ in 千里山 ~自分自身を様々な角度から深く知ることができる半年間~
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◎新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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