心の声を聞く、本音を聞き分ける、にはどうしたらいいのだろう?



第4週「心の声を聞く、本音を聞き分ける」
これまで「荷物」「感情」「観念」を扱ってきました。
第4週では、それらを手放した先に出てくる 「心の声=本音」 に焦点を当てます。
ただし、特に「いい人」ほどネガティブな感情を否定しがちなので、まずは 感情を受け入れる練習 を行い、そこから心の声を探っていきます。


1週目には自分の抱えている荷物を明確化させ、
2週目にはその荷物の正体である「感情」を手放し、
3週目にはもう一つの荷物である「観念」を手放し、
ここまでで荷物を下ろす方法を体験しながら学びました。

そこで、最終週ではもう二度と抱え込まなくて済むように「荷物を荷物として認識する力」を付けたいと思います。

みなさんは「感情」をどのように取り扱っていらっしゃるでしょうか?
もちろん、良い感情、悪い感情とありますけれど、それぞれどんな扱いをしていますか?

特に悪い感情に対して、自立系なみなさんは「感情と戦う」なんてことをしてしまっていませんか?
「いやいやこんなところで怒る自分はまだまだ未熟だ」
「たぶんあの子に嫉妬してるよね、あたし。全然認めたくない!いやだ!」
「いや、寂しくなんかない!このくらいで寂しくなるなんてありえない!」
「ここで泣いたら負けだ。笑顔で!笑顔で!」
「うわっ。恥ずかしー。けど、みんなにバレないようになるべく平静を装わなきゃ!でも恥ずかしー!」

出てきた感情をコントロールしようとしてしまいませんか?
それを否定したり、何もなかったかのようにしたり、我慢したり、してしまいませんか?

感情ってただただ湧き上がってくるものなんです。
だから、(難しいけれど)ただをれを受け入れることしかできないんです。
「今、自分怒ってるわー」
「わー、あたし嫉妬してるわー」
「うん、わたし、寂しい。今、寂しいの。」
「今のわたしは泣きたい気持ちなんだよね」
「恥ずかしい!めっちゃ恥ずかしい!」

そんな風に認めて、受け入れるのが”正しい”感情の扱い方です。

いまさら?って思われるかもしれませんが、この感情をただ感じて受け入れる、というレッスンをしてみませんか?
できてるようでできてない「感情を受け入れるレッスン」やっておいた方がいいと思いませんか?

そうすると私たちは少しずつ「心の声(感情)」と「頭の声(思考)」を区別できるようになります。
これがでかい!めちゃくちゃでかい!

そうすると感情に振り回されることも減り、思考で感情を抑圧することも減りますし、何より「感情vs思考」が「感情 with 思考」になっていきます。

心の声を聞きわける。
これが心の声なのか?頭で考えたことなのか?を区別できるようにする。

これは「抱え込み症候群」の方が、「抱え込まない習慣」を付けるのにものすごく大事なことなのです。

抱え込む、背負う、というのは「思考」の影響が大きいんです。
「ここは自分が頑張らなきゃいけない」と背負い、「誰かに頼るなんて、周りの人に失望されるわ」と抱え込み、「大人なんだからここは落ち着いて対応すべきだ」と背負う、これ、全部「思考」なんです。

そうして「思考」が「感情」を抑え込んでる(否定している)からこそ、あれだけの荷物を背負うことになっちゃうんです。
もちろん、そうせざるを得ない事情もありましたけど。

そう、観念こそ、思考なんです。

だから、3週目までで荷物を下ろした今、感情と思考の切り分けができるようになっておくと、二度と抱え込み症候群にかからなくなるんです。

そのためにこの「心の声」と「頭の声」を切り分けるシンプルなワークを使っていきましょう。

抱え込み症候群は多くの人、優等生だったり、いい人だったりが抱えやすいものです。
頑張り屋さんで、人のために動くことが好きで、情が厚く、一生懸命与えたい人。
いわば、自立系武闘派女子と言われるみなさん全員に言えることだと思うのです。

そんな皆さんが「荷物を下ろしたり、背負ったり自由に選択できるように」このセミナーを企画しました。

背負いたい時は背負っていいんです。
問題なのは、背負っていることに気づかなかったり、下ろし方を知らなかったりして、それでしんどくなってることです。

だから、この抱え込み症候群を手放す方法を学んでいただき、「ああ、楽だわー」「生きやすくなったわー」「人生が楽しくなってきたわー」と感じられるようになっていただけたら最高だと思ってます!

オンライン:11/3(月祝)夜スタート!ワークショップ「抱え込み症候群を手放す4週間プログラム」


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