カウンセラーがお勧めする「家選び」について。



家を選ぶときって生活全般に影響するものですから、けっこう悩まれることも多いと思います。
なのでカウンセリングでも家選びに関するご相談を頂くことも実は多いんです。
そんな中、私なりに考える「心を大切にする家選び」をご紹介したいと思います。

いつもブログでもセッションでもお世話になっています!

めちゃめちゃ短い話ですが、フランス帰りのリハビリにいかがでしょうか笑

前回のセッションで「家は大事」という話をしていただき、「GW明けくらいに引っ越しちゃいなよ」みたいなことを言われ、いろんな意味で「それは厳しそう…」と思ったのですが、GW明けとはいきませんでしたが、そう遠くないうちに引っ越せそうな状況になってきました。
今「この家良さそう!」と思っている家があるのですが、予算オーバーなのと、家から線路が見えるのが気になっています。
ローン返済がある上での引っ越しなので、次の家も合わないかも…となっても恐らくすぐにまた引っ越し、とはいかない気がするので慎重になってしまいます。
今の家も住む前は「この家良さそう!!」と思っていたので同じ失敗を繰り返してしまいそうです(^^;
でもそうこうしている内に決まってしまってもきっと後悔するなぁと思い、相談させていただきました。
根本さん的に(心理学的に?)、良い家悪い家の基準は何でしょうか?
住んでみないとわからないものでしょうか。。

教えていただけると大変嬉しいです!
良い家に住んで、運気を高めたいです~!
(Fさん)

「家って大事だよね~」というお話はブログでもたまーにしておりますが、カウンセリングやリトリートセミナーではけっこう重きを置いてお話させていただくことも多いものです。

特に「女性性」にとって「家」というのはまさに「拠点」になる場所ですから、家の中身もそうですけれど、立地なども重要な要素になります。

実際カウンセリングでも「引っ越し先」が話題に上ることも多くて、占い師でも風水師でももちろん土地鑑定士でもないのに、目の前のパソコンでGoogle Mapを開いて「ああ、そこいいかもねー」なんて話をしているんです。

まあ、カウンセラーってのは心を扱うものですから、その家、その土地に住む感覚、気分はとても大切なものなんですよね。

せっかく心を整えてきて生きやすくなってきても、家が全然気に入らないとなれば、やっぱり気分は上がりません。

家が気に入っていても「実は駅から家までのルートがちょっと怖くて」みたいな話だと、やっぱり心にもよくありません。

もちろん、女性性が豊かな方々の永遠のテーマである「片付けられない問題」も大切なのですが、そもそも家、場所もとっても大切だと考えてます。

ということで、

>根本さん的に(心理学的に?)、良い家悪い家の基準は何でしょうか?

というお話なんですけれど、心理学的に、というよりも、根本さん的なお話をさせていただくと、すでにちらっと書いてますけれど「気分がよくなる家」というのが最高です。

家に帰るのが楽しみになる。
家の近所が好き。
家から見える景色がすごく気持ちがいい。

そんな感覚・感情的な基準で選ばれるといいものです。

ちなみに「男性性」というのは「機能性」「効率性」を求めるところがありますから、住み心地よりもそちらを優先することが少なくありません。

それで夫婦で揉めることも多いかもしれませんね。
ちなみに、ふたりで住む家を巡る問題をカウンセリングすることも意外に多いんですよ。

で、その基準なんですけれど、そうした「自分が感じる感覚」ですから、場所などはどこでもいいですし、家だって自分が気に入ればどんな家だってかまいません。

都会のど真ん中だけど「なんか気持ちが良くて好き。すごく便利だし、暮らしやすそう」と感じるならばそれでいいし、都心から離れたところでも「交通の便はあんまりよくないけど、とても気分が良くなる家」ならば最高だ!と思います。

要するに自分の感覚を研ぎ澄ませ、その感覚に素直になるってことがすごく重要なのです。

ちなみに先ほどお話したように「女性性は家に付く」と私は考えております。
だから、基本的に私の家族が住む家は妻(や娘)に任せっきりで、とりあえず私としては「仕事部屋があればよい」というリクエストをするくらいです。

そして、妻や娘が「ここがいい!」と思ったところに住むようにしており、今の大阪の家も妻の強い念のおかげで「申し込み順3番目」だったにもかかわらず、居住することができました。

一方、私の東京の家は妻や娘に写真は見てもらいましたが現地は私が見ることになりました。

下手な選択をすれば今後の家族内の立場にかかわるわけですから、これ以上、地位を下げたくない私はカウンセリングやセミナー以上に神経をとがらせて不動屋さんと家を巡りました。(なんせ、ふたりとも東京に来たときは宿泊する家になるわけですから。汗)

条件並びに場所並びに間取りという機能的にとても気に入っていた物件があり、個人的にはそこが第一候補だったマンションがありました。

けれど、実際に内覧してみるとすぐに「ああ、残念・・・。ここは合わない。」と感じてしまい、ちょっとショックを受けました。

ちょっとその感覚が信じられなかったので、一旦、そのマンションを出て、再度、入り直すという行動に出てみたのですが、「ああ、やっぱりここは合わない」という思いを強めるだけでした。

一方、実際にお借りしている今の家はそうした「合わない!」という感覚はありませんでした。

「ここだ!」とピンと来るものも正直なかったんですけれど、部屋番号が昔住んでいた家と同じだったり、セミナールームから至近距離にあったり、また、我が家の冷蔵庫と称するコンビニも徒歩1分だったりと、男性性としても文句のない立地でした。

そして、同じマンション内に空き室が2件あったんですけれど、「呼ばれてる」「歓迎されている」という感覚がより強い、今の部屋を選びました。

もう2年半くらい住んでいるんですけれど、どんどん部屋に愛着がわいてきている今日この頃です。

これはひとつのケースとしてとらえていただきたいのですが、私が「家」についてご相談を頂くと、次のような提案をすることが多いんです。

・その家に入ったときに自分の気分が良くなるかどうか?
・「呼ばれてる」「歓迎されている」という感覚がするかどうか?
・その家の周辺を歩いてみて、そこが好きに慣れそうかどうか?
・不思議なご縁を感じる流れで出会ったか?(呼ばれてるときはそういう感覚がするもの)
・そこでの生活が目に浮かんでくるかどうか?

全部感覚的なものですね。

でも、幸せとか喜びとか楽しいとかわくわくって感覚的なものじゃないですか。

機能性を元々大事にする人であれば、機能的であることが喜びだから、機能性の高い家に出会えたら喜びを感じますよね?

一方、機能性よりも雰囲気を大切にするならば「根拠は全くないけど、この部屋、好き」というのが正解だと思うんです。

そしたら、多少機能性に欠けていても幸福度は上がると思いますし、むしろ、その不便さがかえって愛おしさに変わるかと思うのです。

だから、「まずはその家の最寄りの駅に降りてみて、自分の感覚を感じてみる。そして、家まで歩いてみて、自分の気分がどう変わるかを味わってみる。そして、実際に内覧してみて、自分がどう感じるかをチェックする。」というプロセスをお勧めするのです。

ということでFさんのお話。

確かにローンが残っている持ち家がある場合はものすごく慎重になるのも無理はないと思います。

その上で、

>今「この家良さそう!」と思っている家があるのですが、予算オーバーなのと、家から線路が見えるのが気になっています。

という点について悩まれるのもやっぱり無理はないと思います。

もうこの記事をお読みの頃には決断済みだと思いますし、今日の記事がFさんを後悔させちゃいけないな、と思いますが、そこは大丈夫。どちらを選ばれても結局良い方向に話を持って行くのは得意です!笑

さて、Fさん自身の価値観に意識を向けてみましょう。

・予算オーバーというところにどれくらい価値を置くキャラでしょうか?

家賃(あるいはローン)というのは毎月のことですから、支払いに追われて生活に余裕がなくなって、心にも余裕がなくなっちゃうというのはアンハッピーなことですよね?

でも、「いやー、実は、お金のことはあんまり気にしないタイプで・・・。それよりも気分の良さを重視しちゃうんすよね」という方であれば、多少の予算オーバーは「Go」です。

・住む家の重要度ってけっこう高いですか?

そもそも「家」にどれくらい自分が価値を置いているかを見ていきましょう。
例えば「家って結局寝るところだから、寝るところさえ、ちゃんとしていれば全然OK」という人もいますし、「家は一日の大半を過ごすところだからものすごく大事!」という方もいます。

そうした価値観もちゃんと見てあげたいところですね。

家で過ごす時間を大事にしたいのに、気に入らない家に住むってのは気分を下げる要因になりますからね。

・線路が見える点。

もし、Fさんが鉄オタであれば喜ぶべきできごとであり、日がな、電車の通貨を眺めながら「あれば○○系だな、珍しい。」などと喜べるでしょう。

ただ、私が知る限り、Fさんにそんな鉄分はあまり感じませんので、たぶん、これは関係ないと思われます。

「音」ですよね?

かつて、JR東海道本線のすぐ近くに住んでいるお客様が「昼間だけかと思ったら、夜はバンバン貨物が走るんです!」と嘆いておられましたが、どれくらい音が響いて、それが生活に影響を与えるのかはけっこう重要なポイントです。

だとしたら、しばらく部屋に滞在し、電車の通過音を実際に聴いてみて、それを自分がどう感じるかをチェックしてみることをお勧めしたいと思います。

・でも、結局は「呼ばれてる感覚」「ここに引き寄せられる感覚」というものが大事

そうした気になる条件があっても「ここだ!」という直感がやってくるのであれば、そこに決めたらいいと思います。

ただ、そうして悩んでいる内に他の方に借りられてしまい、後悔しちゃうこともあると思います。

が、こればかりは本当にご縁なので、自分が決める前に他の方が決めちゃったのであれば、「ああ、今回はご縁がなかったのね」と受け入れるのが得策です。

ちょっとスピに寄るかもしれませんが、家って相思相愛なものだと思うんです。

自分も家を選ぶけど、家だって人を選ぶんです。

だから、今回は自分じゃなかったんだな、ということで受け入れる方が、自分を呼んでくれている他の家とも早く巡り合えると思います。

・・・まあ、この心理は「終活」とか「婚活」でも言えることですけどね!

ということで、私なりにお勧めしている家選びのお話でした。
参考になりましたら幸いです。

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