自由とは何か？お金と自由の関係とは？～幸せも豊かさも自由も喜びも“感情”なのだ！～

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お金と自由について１本のブログにするにはかなり限定的な（不自由な？笑）書き方になってしまうのですが（だってこのテーマは本にすべきものなのよ）、できるだけ分かりやすくお伝えしようと思います。
感情を感じることがやっぱり大事なんですよね～という話です。

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孫の手まで借りてガシガシやってみても届かないかゆみがあるんですな。それはいけませんなあ。何とかせなあきませんよね。

実は先ほどまでミーティングをしていまして、その内容ってのが「お金は稼いでいるけど孤独で不安な経営者たちがほんとうに豊かさを感じられるようになるセミナー」の企画でした。

私、自立系武闘派女子たちの色恋沙汰ばかりを扱ってるように見えて、ちょくちょく経営者の方からのご相談などを頂いているんですね。
ま、武闘派女子の経営者もそりゃあいらっしゃるわけですし。

で、「けっこうお金は稼げるけれど、なんか孤独で不安で、ほんとうは誰からも必要とされてないし、愛されてもいない」という方々の話を聴いて参りました。

「え？けっこう仲間いるじゃん。友達も多いじゃん。従業員からめっちゃ慕われてるやん」と言う印象を持つ方も“心のドーナツ化現象”が起きていて、実は孤独で不安で、職場にも家庭にも居場所を感じない、というわけです。

参考）親密感への怖れが「心のドーナツ化現象」を作り出す。

で、そういう方々によくお伝えするのは「豊かさも幸せも喜びも自由も全部“感じるもの”なんですよね～」という話です。

男性は特にそうですが、自立系な方々は「思考」に頼ることが多く、なんだかんだ感情を無視しがちです。

頭で考えて「これがいいだろう」と思うことをやってるのですが、心が付いて来なくて、「一瞬は楽しいけど、あとは虚しい」なんてことになります。

なので「感情」に注目していくことが彼らの課題でもあります。

ということで「お金」も「自由」も重要なテーマで、それこそ本一冊分くらいの分量はありますので、今日はお金少々、自由多めでお話していこうと思います。

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さて、Ｓさんのように「お金」が入ると「自由」を手に入れられたように思えます。

確かに欲しいものはたいがい手に入るし、やりたいこともお金を使えばできることが多いし、お金があれば時間に縛られて働く必要もないし、誰かに気を使ったり、犠牲したりしなくて毎日好きなように暮らせると思います。

経済中心の社会では「お金」という制限はとても大きく、お金を稼ぐことでその制限を取っ払うことで「自由」を手に入れられるように思うのも無理はないと思います。

つまり、お金というのはまさに自由の象徴のような存在なのですね。
（あと「時間」というのも象徴になりますが）

だから、「お金がない」ということが「自由じゃない！不自由だ！」と感じる人はとても多いと思うんですね。

それで、みんなそこを打破しようと頑張るわけですし、それでそれなりの成功を収められた方も少なくないわけです。

が、実はこれはまだプロセスの途中でして「お金があって自由な生活」が果たして本当に自由をもたらしてくれるかどうかはまた違う現実があるのです。

つまり「お金は手に入ったけど、自由じゃない」という現実を直視することになります。

これは辛い。なかなかしんどい。お金があれば大丈夫と思ってた！お金が手に入れば自由になれると思ってた！けど、なんで？というわけです。

でも、察しの言い方はもうお気づきかもしれませんが、これはＳさんもおっしゃる通り「お金軸」の生き方にシフトしただけとも言えるんです。

お金があれば○○できるのにー。
お金がないから○○できなーい！
ちょっと高いからやめとこ。

そういうお金に縛られている状態のことを「お金軸」というわけですが、実はそれだけでなく、「お金があることでかえってお金軸が加速してしまい、お金に依存する状態に陥る」ということがよくあるんですね。

その典型的な話と言えば「貯金はたくさんあるけどお金がなくなることが怖くて全然使えない。死に金になってる。」とか「何でもお金で解決しようとするし、お金で物事を測ろうとしてしまってる」とか「自分の価値はお金を持っていることしかない。自分自身には魅力がない」などというところです。

「お金さえあれば」と思って頑張って成功したはいいんだけど、それが逆に「お金」に縛られる結果となり、不自由さを手に入れるわけです。

「お金」が自由の象徴だったはずが、「お金」を手に入れたら今度は「お金」に縛られるようになってしまった・・・というわけです。

＞「お金が自由の象徴」ならば、まさに、僕が感じている不自由さを、お金にバンバン投影しているやん、と。

ということですね。

これってたまに来てくださる経営者の方々と話をしているとよく話題になるんです。

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さて、そうすると「自由」って何なのか？というのを改めて見つめてみる必要があるようです。

自由ってそもそも何なんだ？

これ、実は定義なんてありません。
そりゃあ辞書を引けば、哲学書を読めばそれなりの答えが書いてありますけれど、それは一般論でして、あなた自身に照らし合わせて見ないと分からないんです。

あなたにとって「自由」ってなんなのでしょう？
どういう状態を自由と感じられるのでしょう？

これは人それぞれ違います。

「好きなことを好きな時に好きなようにできること」と思う方も多いと思います。

ここには３つの要素が入っていますね。

「好きなこと」「好きな時」「好きなようにできる」と。

じゃあ、「好きなこと」って何でしょうか？まず、それを知ってますか？それを感じられますか？

私たちは「好きだと思い込んでいること」ってけっこうあるんです。
ほんとうに好きなのか？好きだと思い込んでいるか？

好きなことをしてるときってもれなく「幸せ～嬉しい～楽しい～」という感情が出てきますよね。

そこに罪悪感とか無力感とか虚しさとか寂しさとか怖れとかはないわけです。（むしろ、怖れが喜びに変わることもありますよね？ホラー映画とか）

でも、実際よくよく見てみると「好きなことをやっていて幸せな気持ちもあるけれど、心から喜べていない。なんか引っ掛かりがある。罪悪感か？」みたいなこともあるんです。

一方、頭で考えた「好きなこと」をやってても「なんか違うーこれじゃなーい！」という感覚が起きるのですが、「それがかっこいい」とか「これが好きだとモテる」とか「これを好きだって言うと人気出る」みたいな計算から好きなふりをしている場合もあるんです。

心から「ああ、幸せだなあ～♪嬉しいなあ～♪」と感じることって何でしょう？

そういう意味では「肚を抱えて笑う」とか「涙が出てくるほど幸せ」と感じることがどれくらいあるか？ってのが肝心かもしれません。

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続いて「好きな時」っていうのは「時間的自由」ということですね。
あなたにとっての「時間的な自由」ってどういう状態でしょうか？

「あ、これしたい！と思ったら即実行できる状態」でしょうか？

それって具体的にどんな状態だと思います？？？

けっこうヒマな奴になるってことだと思いません？

例えば、今日の午後に動かせない予定が入っているのに、ふと「豊平峡温泉に浸かって風呂上がりにカレー食いてぇ」と思いついちゃったとします。

そしたらすごくワクワクしてきます。
けど、今日は行けません。
スケジュールを見てみたらしばらく予定が詰まっていて動けません。

それで「じゃあ、来週末はまだ予定入ってないからそこで北海道行くか」なんて計画するんですけど、果たしてそれが自分にとって自由かどうかは人それぞれです。

つまり、けっこうこの「時間的自由」を感じるのって難しいと思うのです。

私のような多動症で落ち着きのない奴はいつも何かしら動いていたいのでヒマを嫌います。
そうすると何かと動く理由を見つけて動いちゃうんですね。
（けど、それが自分だし、そういう自分が好きだったらいいと思うんですが）

なので、Ｓさんや同志のみなさまは「時間との付き合い方」を自分なりに考えてみるのもお勧めです。

もしかしたら、お金の次は時間が自由を感じる妨げになっていることも多いですから。

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さて、そこで３つ目の「好きなようにできる」という話題になるんですが、「好きなようにできる」ってどういうことなのか。

ここにけっこう制限が掛かってるってことが分かりませんか？

例えば人間関係だったり、住んでる場所だったり、移動手段だったり、道具だったり、健康状態だったり、様々な要因が絡んできますよね。

「ふらっと一人旅に出たいし、それができる時間もお金もあるんだけど、けど、家族がいるからままならない」とか「西麻布の寿司屋にふらっと顔を出したいんだけど、住んでるところから遠いしなあ」とか「キャンプしたい！と思ったけど我が家には車がねぇ！」とか。

でも、ふらっと一人旅に出ることが好きじゃなかったり、家族と一緒にいるのが楽しくて幸せだったりって人もいますよね？

だから、この「好きなようにできる」というのも自分なりの尺度があるわけです。

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という風に「自由」を「好きなことを好きな時に好きなようにできること」と定義してみたんですけど、これはあくまで私が出した一例で、皆さんはそれぞれ違う定義があるかもしれません。

で、自立な方々向けにちょいと理屈っぽく書いてみたのですが、結局のところ「感情を感じる」というところに行き着くのですね。

だから、Ｓさんなりに自由を定義し、それを上で紹介したように感情レベルまで落としておくと、より自由が見えてくると思うのです。

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今日はこうした定義づけの話から掘り下げる展開にしましたが、そもそも論として「Ｓさんはなぜ自由になることを自分に許せないのか？」ということで罪悪感あたりを扱っていくことも可能かと思います。

また、お父さんのことやお金のことなどご自身なりに向き合ってきてそれなりに成果があがっているかと思うのですが、それをちゃんと自己肯定感アップにつなげているのかどうか？という点にも着目すべきかと思います。

その辺はたぶん個人セッションとかグループセッションの場になってくると思いますので、良かったらまたご検討くださいませ。
罪悪感とか束縛とかを扱えるお弟子も多いですからそちらもぜひご検討ください。

＞お弟子さん一覧

★お金と向き合う、お金を学ぶ、お金を好きになる！

＊セミナー動画「お金の心理学～お金軸を抜け出して、自分らしくお金と付き合う方法～」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31913

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