愛するという覚悟について。



うちの読者さんは武闘派だけあって難攻不落な恋に挑む方が好きなのですが、そんな方々への応援のつもりで「愛する覚悟」について書いてみました。
愛は自分自身を解放し、あらゆる壁をぶち抜き、ほんとうの自分に出会わせてくれるものなのです。

根本さんこんにちは。
カウンセリングを受けたり、根本さんのブログやワークライフ本を読んで、少しずつですが自分の変化を感じ始めている今日この頃です。
そして…やっと!自分にピッタリな男性って本当にいたんだ!と思える人に最近出会えたのです、が!!!
例えば私がカウンセラーだとすると、相手はクライアントのような立場の人で…
しかも精神疾患持ちで自死を図ったこともある人で(汗
これはいわゆる逆転移なのだろうか?と悩みつつ、なんとか適切な距離を保っています。

彼はロックマンで最初は人を寄せ付けない雰囲気でしたが、彼の中にかつての自分を垣間見ることが多く、きっとこういう気持ちでいるのかな、と感じたことを素直に伝えると、彼は孤独の闇の中に初めて光が差したような面持ちで、とても素敵な笑顔を見せてくれます。
ロックマンゆえ、おそらく今までの異性関係では心奥は閉ざしながらも、いい獲物と思えばすぐに体の関係に走っていたのだと思いますが、私は温かく接しながらも一定の距離を崩さないため、彼の中の5歳児が孤独や不安に耐えきれず、情緒不安定になりやすい様子です。

初めて5歳児の彼を感じた時は一瞬退きそうになりましたが、彼の中の大人の男も認めながら、孤独の中に長年うずくまっていたのであろう5歳児の彼を癒すことを決めました。

これまで婚活で出会った人の場合、少しでも未来の結婚生活に不安を感じたら即サヨウナラ!と切っていたのですが、彼の場合は不安要素ばかりなのに、何があっても愛すると、自分の中にものすごい覚悟が決まっているのです。

今後彼が私の職場のサービスの利用を終えたら、私は職場を辞めて彼とのお付き合いを始めたい気持ちがあるのですが…
私はとうとう本当に頭がイカれてしまったのでしょうか(苦笑
根本先生に背中を押してもらうか何か助言をいただきたいです(泣
ネタとして使ってもらえたら、ものすごく嬉しくて泣いて喜びます。
(Mさん)

なんか最近「自分にぴったりのパートナーと出会ったってそれで幸せになれるわけじゃないんだよね」という話をどこかでした記憶があるんですけど、みなさん、覚えてます?
Youtubeだったかvoicyだったか講座だったか雑談だったか・・・話したそばから忘れていく私なので覚えてないんですよね。

だから「ヘラクレスオオカブト確保!!」と喜んでいても飼育に失敗して死んじゃったら悲しいじゃないですか。

すなわち、出会うことも確保することも結婚することもゴールなんかじゃないわけです。
なので「関係を育てていく」という気持ちがとっても大事なんです。

気持ちって書きましたけど、実際は「覚悟」と言ってもいいかもしれません。
「コミットメント」「腹を括る」いろんな表現ができます。

そういう風に言うと「じゃあ、誰とでも幸せになれるのか?」という疑問が出てくると思います。

私もよくそう聞かれるんですけど「理屈的にはそうだけど、実際は難しいよね~」というあいまいな回答をすることが多いです。

この人と関係を育てていく!という覚悟をするためには、やっぱり好きじゃないとね。

だから、ヘラクレスオオカブト君でもロックマン氏でも野良猫君でもダメンズでも、自分が好きならスタートとしては十分だと思います。

けど、「好き」ってのは感情で、感情というのは天気のように移り変わるものだからそれだけでは心許ないのですね。

それで「好き」から「愛する」ということにシフトしていくことが求められるのです。

だから、Mさんが「何があっても愛すると覚悟が決まっている」のであれば、「いいじゃん。それがあれば大丈夫じゃん。」と私はお伝えすると思います。

「愛する」ってすごいパワーを持ってるんです。

普段なら絶対やらないことも「愛する」と決めたらやすやすと乗り越えられます。

分かりやすい例として、赤ちゃんを育ててるママをいつも挙げるんですけど、ママが我が子に対する愛ってすごいですよね?(もちろん、すべてのママがそうだとは言えないけれど)

「自分が体調悪くたって子どものためにご飯食べさせるでしょ?それ、旦那にできる?」
「子どもが体調崩したら何が何でも助ける!って病院を駆けずり回るでしょ?それ、旦那にできる?」
「子育てなんて24時間年中無休じゃないですか。そんなにもエネルギーをかけられる相手っていないでしょ?旦那にできる?」

ママたちが当たり前にやっていることは全然当たり前ではなくて「愛する」ということなんですね。

とはいえ、そんなママたちは「あたしは子どもを愛する!」なんて決めた覚えはないと思います。勝手にお腹の中で育ってきて、痛い思いをして産んで、そしたら、自然と「あたしはこいつを愛するんじゃー!」と覚悟が決まっているわけです。

だから気付きにくいのかもね。

でも、パートナーシップにおいても「愛する」ってめちゃくちゃパワフルなんです。

ある奥さんは旦那さんのうつ病を直しましたし、別の奥さんは浮気性の旦那を更生させましたし、ある女子はロックマン氏の鎧を溶かしてメロメロにしちゃいましたし、また別の女子はダメンズを立派なビジネスマンに育て上げましたし、長年この仕事をしていると、そんな“武勇伝”をたくさん聴かせていただいています。

でも、不思議なもので、Mさんのように

>これまで婚活で出会った人の場合、少しでも未来の結婚生活に不安を感じたら即サヨウナラ!と切っていたのですが、彼の場合は不安要素ばかりなのに、何があっても愛すると、自分の中にものすごい覚悟が決まっているのです。

ということがちょくちょく起きるんですよね。

条件だけ見れば他の人の方がいいんだけどなぜかこの人に惹かれる、とか、友達に相談したら絶対やめとけと言われるのにこの人から目が離せない、とか。

「運命の人なんじゃね?」と私は軽々しく言っちゃうんですけど、条件で幸せになれるわけじゃないし、友達が泣いて止めても自分がそうしたければそうすればいいと思うんです。

よく「なんでそんな人を好きになっちゃうんだろうね?」という会話をカウンセリングの中で繰り返しているわけですが、「彼の中にかつての自分を垣間見ることが多く」という部分ってけっこう重要だな、と思うんです。

大原則として「私たちは自分のことが大好き」です。

自己嫌悪が強いとか、自己否定ばかりしているとか、そういう方でも根っこでは「自分のことが大好き」です。

だから、集合写真では真っ先に自分の顔を確認するし、体調を崩したら何とか治そうとするし、困ったことがあればしっかり悩むんです。

自分の嫌いな人の顔なんて見たいですか?
自分の嫌いな人が体調を崩したら治してあげたいと思いますか?
自分の嫌いな人が困っていたら一緒に悩みますか?

自分のことが大好きだから、自分のことをほんとうは愛しているから、自分のことで悩むし、自分が良くなることを望むわけです。

Mさんのように「かつての自分を彼の中に見ているようだ」という理由で恋をする人はとても多いです。

それは彼の気持ちがよく分かるから、というのもあるし、何よりも「かつての自分のことを愛している自分がいる」からです。

だから、そんな彼のことは愛しやすいと思います。

ただ、「かつての自分を見るような彼」とか「自分にそっくりな彼」を好きになると気を付けなきゃいけないのは距離感ですね。

すなわち、自分と一緒、自分と似てる、相手の気持ちがよく分かる、が、ゆえに距離を縮めすぎて癒着しちゃうことがあるんですよね。

だから、自分軸ってすごく大事です。

そういう意味でもMさんの取られてる戦略はとってもいいと思うんです。

「愛する」って時に自分がイカちまったんじゃないか?という行動にも許可を出すものです。

ある意味、アホになんなきゃできないのが愛するってことかもしれません。

子どもがケガをしたら化粧とか服とかお構いなく病院に駆け込んで「この子を何とかしてください!」って叫ぶこと、母親は何の抵抗もなくやっちゃうと思います。

「愛」って自分のエゴ(人目とか世間体とか体裁とか)を軽々と乗り越えさせるのです。

ある武闘派女子は難攻不落のロックマン氏を愛すると決めました。
距離が近づけば彼はシャッターを下ろし、音信不通にしましたし、性欲のはけ口として彼女を利用するばかりで、しかも、ホテル代は彼女持ちなんです。

もちろん愛情や感謝や彼女を褒める言葉なんてひとつもありません。

けれど、彼女は彼の中に絶望や孤独を見ていたし、魅力も感じていたので、何とか彼を救ってあげたい、彼を笑顔にしてあげたい、と愛することにコミットしました。

まあ、毎月泣き言を話して「でも、どうせ嫌いになれないんでしょ?」とカウンセラーから厭味ったらしく言われてムカつきながらも、いつも彼を愛することを選択しました。

彼の心に寄り添い、彼を喜ばせることに喜びを見出し、彼から辛いことばかりされても大丈夫になっていき、そして、彼の表情から彼の気持ちを察する超能力者になっていました。

その間に彼女はめちゃくちゃ変化します。

恥ずかしがり屋で自分を隠し勝ちだったのにオープンで何でも話すキャラになりました。
仕事の人間関係も良好になり、周りといい関係を築けるようになりました。
知らんうちに自信がついてきたようで、堂々とした態度を取るようになりました。
色気とか女っぽさとは無縁と思っていた彼女はとてもセクシーで大人の色香を醸す女子になりました。
スタイルに自信がなかったのにいつの間にか体のラインが出るセクシーな服が日常になりました。
自信のなかったセックスも各方面からの協力により自信が持てるようになりました。

で、超モテ期が到来しました。

仕事場でも飲み会でも男にチヤホヤされるだけでなく、同性から「憧れの姐さん」と言われる存在になっていきました。

真剣に彼女を口説こうとするジェントルマンも現れて、私も正直「うーん、こっちの彼の方がよくね?」と思ったりもしましたが、彼女はやっぱりロックマン氏がいいらしいんですよね。

その間もロックマンとの距離は縮まったり、離れたりしてましたが、ある時、奇跡みたいなことが起こります。

「なんか急に彼が優しくなったんです。正直、めっちゃキモいんですけど。」

ロックマン氏陥落の瞬間を私は幾度となく聞かせていただいていますけど、けっこう「急」なんですよね。

なので、態度が一変して「キモい」となることが少なくないものです。

ちなみに、その後はソッコー結婚が決まり、結婚式を迎える頃には妊娠も分かるという急展開を迎えました。

実は私、彼と会ったことがあります。

カウンセリング終了後に彼女を迎えに来て挨拶がしたいとおっしゃったので少し立ち話をしました。

なんかめちゃくちゃイケメンの好青年だったので、まさか彼があんなことをさせたり、あんな言葉を吐いたりしてるとは思えませんでしたけど。人は見かけによりませんね。

こういうことがあるから「ロックマンを愛すること=いい女養成所」だと思うようになったんですけどね。

というわけでMさんの話からはだいぶ遠のきましたけど、もう「愛する」って覚悟を決められているので応援する気持ちで今日のネタは書かせていただきました。

さて、愛する覚悟はどうしたら決められるのでしょう?

私は「愛するということは男性性と女性性のほど良いバランスが必要だ」と考えます。

女性性だけでもダメだし、男性性だけでもダメで、どっちも必要です。

つまりは「全身全霊で愛する」ということになると思います。

相手をいとおしいと思う気持ち。
救いたい、助けたい、力になりたい、という気持ち。
大好き、かわいい、素敵、という気持ち。
相手の気持ちを察することができること。
相手の思いを受け取ること。

これらは女性性ですね。

愛し続けるという意志の力。
困難なことがあっても向き合い続ける力。
相手を喜ばせようと行動すること。
今の関係を冷静に俯瞰してみること。
これからのことを考えて行動を選択すること。

これらは男性性ですね。

なので、こうした要素のバランスを取っていくことが愛することでもあるなあ、と思います。

そういう意味では「愛する」という所業ってのは大人のすることだし、私たちを大人にしてくれるんだな、と思うのです。

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